人生相談〜聖書、イエス様を信じる立場から

世界のベストセラー聖書の価値観から、生きるを考えます!(モノの見方が変わると、とても楽になります)

【解決策5】職場に「思い込みの強い」同僚がいます。***お答えその12

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今回は、③ーb「自分中心のプライド」について考えます。

「自分のことばかり」を考えている人は、ある種の盲目になっています。

「見えている」はずなのに、「見えていない」状態です。そういう人への対応と解決策を考えていきます。

***********************************

「質問者さんの文章」(再掲)

職場に「思い込みの強い」同僚(女性)がいます。

感情の上がり下がりが激しく、時々「思い込み」で感情的になることがあります。

「自分はいつも正しい」と思い込んでおられるようで、

周りが「それはこう言う事情で」と説明しても、「自分なりの正論」を言い続けて聞こうとしません。

特に「自分の利益」に関わることには、執着が激しく、主張を譲りません。

そして他を陰で徹底的に批判するので、職場ではかなり問題になっています

どう対応したら宜しいでしょうか。

***********************************

分析③ーb「自分中心のプライド」(以前の、お答えその6の分析)

「不健康なプライド」を持っている人は、自分の意に反することは無視をします。

自分の主張ばかりを考えて、他人の気に入らないことは無視できるのです。

そういうプライドを持っている人は、「自分を正しく」しないと生きていけません。正しくなければならないのです。

 

この偏った「正義のものさし」は実は自分自身にも当てはまります。

すなわち「自分の気に入った部分」は受け入れることができますが、

「自分の中の気に入らない部分」は瞬殺します。無視します。

 

これは自分自身を苦しめることになるのです。

それは、「自分の強い部分」は受け入れられても、「弱い部分」は受け入れられないからです。

そうするととても不安定になり、ますます自分の正しさに執着するようになります。

(「偽りの自分だけ」を注目していくのです)

 

***********************************

(ここから、今回の内容です)

ではこのように苦しんでいる人をどうしたら、解決へと手助けすることができるのでしょうか。

自分の中の「弱い部分」を受け入れるには、どうしたらよいのでしょうか。

 

今回もABCで考え考えます。(A「目的論」、B「課題の分離」、c「励まし」)

 

A「目的論」

今回の目的(目標)は、

「自分と他人へのものさしは、同じである、と自覚して頂く」ことです。

 

人を厳しく批判し、受け入れない人は、

自分を厳しく批判し、受け入れていないのです。(同じものさし、です)

しかし、この簡単な理屈に「気がついていない人」が意外と多いのです。

 

ルカの福音書 6:37
さばいてはいけません。そうすれば、自分もさばかれません。人を罪に定めてはいけません。そうすれば、自分も罪に定められません。赦しなさい。そうすれば、自分も赦されます。

 

「自分のものさし」と「他人へのものさし」は、一つなのです。

 

世の中は、良くしたもので、「人を裁く人」は「同じような人」とぶつかります。

先日、Cさんと「よく似たタイプ」の方とお話をしました。

その方は、真面目な方なのですが、人を辛辣にいつも批判していました。

 

その方からこんな話を聞いたのです。

「ある人から批判をされたのだが、理解できない。人間は完璧でないのに、どうして私のミスをそこまで指摘しないといけないのか!」

かなり憤慨された様子でした。

私はこんな風に応じました。

「そうですよね。そんな風に批判をすると、実は本人も辛くなりますよね。自分へのものさしと人へのものさしは、実は同じですから、そんな風に人を批判すると言うことは、自分自身を同じように裁くでしょうから、苦しくなりますよね。本当はそんな風に批判しない方が、ご本人のためにも、いいんでしょうけどね」

 

「人間は、完璧ではないのに、人を批判することは、おかしいですよね」

(怒りが収まらない様子でした)

 

「本当は、ものさしは一つですから、許すことが大事なんですけどね。自分も許して、人も許せたら、かなり(心が)楽になるんでしょうけどね」

 

笑いながら立ち話をしましたが、その方は「いろいろ『思い巡らして』おられたよう」でした。

 

実は、以前から「その方」のことは「考えて」(祈って)いたのです。

「人を辛辣に批判すると言うことは、自分を批判することになるから、お辛いだろうな」と。

「良い関わりができたらいいな」と。

 

(祈って、思い巡らしている中で)、

「その方」に、このタイミングで、第三者の話をしながら、「その方の心」に向けてお話ができたのです。

(私の考え方をはっきりとお伝えしたことで、今後は「同じ視点」で話ができますから、今後の成り行きを見守るつもり、です。)

 

「目標」を持っていると、

意外と自然に「語るチャンス」がやってくるものです。

「語るチャンス」に語れば、無理がありません。

自然に「目的」を伝えることができるのです。

 

聖書は、口を開くのに時があると語ります(伝3:7)。

ソロモンは、「時宜にかなって語られる言葉は銀細工に付けられた金のりんご」(箴25:11)と語りました。 

 

語るべき「タイミング」があります。

そのチャンスを逃がさないことです。

 

B「課題の分離」

今回も「課題の分離」を考えます。

私が上記の方とお話しした時、

「許したほうが、本人も楽になる」とお話ししました。

しかしその方は「よく分かっていないようでした」(あまりピンときていないようでした)

 

「人を許す」のは、「自分の許し」のためなのですが、

このことに気づくには、時間がかかることがあります。

 

ですから「課題の分離」です。

相手が分からなくても「イライラしない」ことです。

分かるにはタイミングがありますから。

 

あなたは、許そう、受け入れよう、と努め続けていれば、

(あなたの課題に集中していれば)

「ご相手の課題」がはっきりする時に、「良い関わり」ができるのです。

 

Cさんが、「人を受け入れ、許す」ことが出来るようになれば、

Cさん自身も「自分を裁く癖」から解放され、楽になりますし、

人の言葉を聞き入れない「思い込みの強さ」からも、

段々と自由になっていくのです。

 

今回も、C「励まし」は上記の内容に含まれていると思いますので、割愛いたします。

 

次回は、③-c「正しさ(正義)に執着する心」への解決策を、一緒に考えていきます。

祝福をお祈りしています。

 

ルカの福音書 6:36-37
36 あなたがたの天の父があわれみ深いように、あなたがたも、あわれみ深くしなさい。
37 さばいてはいけません。そうすれば、自分もさばかれません。人を罪に定めてはいけません。そうすれば、自分も罪に定められません。赦しなさい。そうすれば、自分も赦されます。

コロサイ人への手紙 3:13
互いに忍び合い、だれかがほかの人に不満を抱くことがあっても、互いに赦し合いなさい。主があなたがたを赦してくださったように、あなたがたもそうしなさい。

 

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【解決策4】職場に「思い込みの強い」同僚がいます。***お答えその11

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今回は、③「利益を得ようとする人」の心理、の中で、

a「自分の打算で生きる人」の解決策を考えていきます。

***********************************

「質問者さんの文章」(再掲)

職場に「思い込みの強い」同僚(女性)がいます。

感情の上がり下がりが激しく、時々「思い込み」で感情的になることがあります。

「自分はいつも正しい」と思い込んでおられるようで、

周りが「それはこう言う事情で」と説明しても、「自分なりの正論」を言い続けて聞こうとしません。

特に「自分の利益」に関わることには、執着が激しく、主張を譲りません。

そして他を陰で徹底的に批判するので、職場ではかなり問題になっています

どう対応したら宜しいでしょうか。

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分析③ーa「自分の打算(利益)で生きる人」は、

「他の人の利益」を無視しています。

見えていても「見ようとしない」ので、

びっくりするような「自己中心的な発言」ができるのです。

***********************************

(ここから、今回の内容です)

人間は、基本「自己中心」です。

自分のことばかりを考えて生きています。

 

人間は、体裁や対面を剝がしたならば、かなり醜い心が出てきます。

人はそれを隠しながら生きているのです。

余裕のある時には、人のことを考えることができても、

自分の命が危うくなるような状況に置かれると、

恥も外聞もない態度をとることが多いのです。

(今回のコロナ騒ぎで、多くの人が、自分や他人の醜さを体験したのではないかと思います)

 

ある意味、Cさんは素直とも言えるでしょう。

しかし、Cさんは「知恵がありません」

本当に利益を得ようと思うならば、

「他人と協力」しなければ「最大の利益」を得ることができないからです。

 

つまり、Cさんは「周りが見えていない」のです。

 

今回も、ABCで考えていきます。(A「目的論」、B「課題の分離」、c「励まし」)

A「目的論」

今回の目的(目標)は、

Cさんに「協力することが、最大限の利益を生む」

ことを知って頂くことです。

 

どうしてCさんが「自己中心的になってしまったか」の「原因論」は問いません。

そこを議論しても解決に向かわないですから。

Cさんに「私は◯◯だから出来ない」と言わせてはいけないのです。

(ただし、背景を理解するために、Cさんの考え方を知る上では重要です。)

 

このことを知識ではなく、体験で理解して頂くためには、

中学や高校の体育の時間に経験した、バレーボールを思い出して貰えば、

分かり易いと思います。

 

同じぐらいのレベルならば、そのチームが勝つかどうかのポイントは、

そのチームの「結束力」で決まります。

相手を批判しあっていたら、ボールが来ても上手く対処できません。

「私は知らない。関係ない」という態度をとっていたら、

試合に負けてしまうのです。

試合中はいつでも、仲間がボールを打った時は、

「フォローする気持ち」でいることが大切なのです。

少々技術的に下手でも、周りが補えば、戦いに勝利する可能性が高まるのです。

 

聖書の言葉です。

ピリピ(新約聖書)

2:2-4どうか同じ思いとなり、同じ愛の心を持ち、心を合わせ、一つ思いになって、わたしの喜びを満たしてほしい。
何事も党派心や虚栄からするのでなく、へりくだった心をもって互に人を自分よりすぐれた者としなさい。おのおの、自分のことばかりでなく、他人のことも考えなさい。

 

この聖書の言葉は、「正論すぎる」とか「きれいごと」に思えるかもしれません。

しかしバレーボールの試合と通じるものがあります。

 

はやりCさんが、「協力するメリット」を学ぶのは、

Cさんが「失敗した時」でしょう。

Cさんの失敗を、周りが「一致団結して」フォローをしていけば、

Cさんも「チームワークの力」を体験できます。

 

質問者さんは、「良い雰囲気」を作り出すことに尽力してみて下さい。

繰り返しになりますが、

「目的(目標)」は、「協力すること」が「最大限の利益を生む」。

そのことをCさんに「理解して貰う」ことです。

 

実はカギとなるのは、

「日常会話」なのです。(日常の価値観です)

具体的には、「問題の共有」と「声かけ」となります。

 

バレーボールに戻って説明します。

ボールが飛んできます。敵は弱いところにボールを打ってきます。

「そこボール、くるよ」

「フォローするよ」

「気合いを入れていこう」

同じボールに注目して、みんなで対応していくことが大事です

ボールに触れない人も、必ず「問題を共有」しています。

 

その時の個々人の「姿勢」が重要なのです。

つまり「どう考えるか」です。

 

バレーボールに戻ります。

「いける、いけるよ」

「大丈夫、ドンマイ。次はしっかりいこう」

味方がミスをしても、常に「前向き」に発言するのです。

それは「試合に勝つため」です。

前向きな雰囲気の中で「最大限の能力」が発揮できるからです。

 

ムードメーカーが重要です。

そのためには、その問題をどう見るかという「価値観」が大切になります。

 

ピリピ(新約聖書)4:4-7

いつも主にあって喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい。
あなたがたの寛容な心を、すべての人に知らせなさい。主は近いのです。
何も思い煩わないで、あらゆるばあいに、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。
そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。

 

ものごとを前向きに、感謝しつつ捉えていくのです。

そのようなムードメーカーが、チームの雰囲気に強烈な影響を与え、

Cさんにも良い影響を与えることができると、信じるのです。

 

最後に、B「課題の分離」を考えていきます。

上記のように、質問者さんは、「前向きな発言」を繰り返して下さい。

Cさんが、否定的でも問題はありません。

「私はこう思う」と、

「協力することが、最大限の利益を生む」ことを主張し続けるのです。

 

「質問者さんの課題」「Cさんの課題」を分けて考え、

「質問者さんの課題」に集中するのです。

Cさんが、仮に応答しなかったとしても、職場は必ず良い方向へと向かいます。

 

ですから、バレーボールの試合のように、

質問者さんは「前向きな発言」を繰り返します。

ただしこれを嫌味なく実行するためには、

「本気でそう思っている」ことが重要です。

 

問題が起きた時、「数人」の中核の前向きな考え方が、

実は「チーム全体」に浸透していくのです。

これはチャレンジです。しかしぜひ、実行してみて下さい。

 

c「励まし」は、すでに触れていると思いますので、今回は割愛します。

 

次回は、③-b「自分中心のプライド」についての解決策を考えていきます。

祝福をお祈りしています。

 

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【解決策3】職場に「思い込みの強い」同僚がいます。***お答えその10

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今回は、Cさんの「不健康な感情主義」にフォーカスをして、「思い込み」の解決策を考えていきます。

***********************************

「質問者さんの文章」(再掲)

職場に「思い込みの強い」同僚(女性)がいます。

感情の上がり下がりが激しく、時々「思い込み」で感情的になることがあります。

「自分はいつも正しい」と思い込んでおられるようで、

周りが「それはこう言う事情で」と説明しても、「自分なりの正論」を言い続けて聞こうとしません。

特に「自分の利益」に関わることには、執着が激しく、主張を譲りません。

そして他を陰で徹底的に批判するので、職場ではかなり問題になっています

どう対応したら宜しいでしょうか。

***********************************

分析②「感情的になる人」の心理。(お答えその2、のまとめ)

「感情主義」人間の精神の中で、感覚・感情・情緒の働きを(知性・理性や意志よりも)重視する考え方。

不健康な「感情主義」は、正しいことでも「気が乗らなければ」しない。

聞きたくないし、したくもない。

「人の忠告」も、無視し、聞かなくて良いと思い込んでしまう。

***********************************

(ここからが、今回の内容です。)

 

人間は、「感情」の生きものです。

理性的のようで、実は感情で行動していることが多くあります。

何年も前のことを覚えていて、「気に入らないから」「嫌いだから」、

または逆に「好きだから」という感情によって、判断することが実は多くあるのです。

 

感情はビデオカメラの映像ようでもあります。

再生されると、必ず「ある結論」に向かいます。

「止めることができない」ことが多いのです。

 

ビデオが再生されている時、ビデオの外の世界は、中に入ることができません。(無視できてしまいます)

「感情的になっている人」の心理は、そのような状態だと言えるでしょう。

 

それでは、解決策を考えていきます。

今回も、A「目的論」とB「課題の分離」で考えます。

またC「励まし」にも触れていきます。

 

何度も書きますが、問題の解決は、原因を追求しても解決には至りません。

「◯◯◯」だから難しい、となるのが自然です。ですから目的を考えていきます。

 

A「目的論」

今回注目するのは、理性です。

人間は理性を持っています。

例えば駅に行く場合、T字道があって、右に駅があるならば、

気分は左に行きたくても、右に曲がります。

右に行きべきだ、と「理性」で判断するからです。

 

理性は、どちらが「得をする」か、「利益を得られる」のかを判断します。

「感情の流れ」を止めて、

「理性的に判断」するのです。

ビデオの例で考えるならば、「映像を止めて」現実世界に戻ることができるのです。

(痛みが用いられることが多いのです)

 

つまり質問者さんの「目的(目標)」として、

Cさんに「自分の感情」を横に置いて「理性的に判断」できるように促すのです。

 

これができるチャンスは、

Cさんが「失敗した時」です。

思い込みが強ければ、今まで何度か業務上でトラブルが起きたことがあるはずです。

 

以前、顧客からクレームが来た例で考えましたが、今回も同じシチュエーションで考えてみます。


発注ミスをした場合、

Cさんの上司は、その原因を確認させるはずです。

「思い込みが強い」Cさんは、きっと「自分なりの方法」で確認していることでしょう。

もしかすると、きっちりと確認していないこともあり得ます。

 

こういう時が正念場です。

Cさんに適当に処理させてはいけません。(ここで根を断つ覚悟を持って貰うのです)

「原因」をはっきりさせます。

その上で、解決のための「目的」を明確にするのです。

(あくまで「目的」を重視していきます)

 

これは顧客のクレームが、酷ければ酷いほど、有益なのです。

(その分その批判から逃れたいと必死になりますので)

 

B「課題の分離」を考えます。

Cさんに「自分の責任」を明確にして貰います。

言い訳を言っていたとしたら、

「自分の課題」と「顧客の課題」を明確にするのです。

そして「自分の課題」には責任を持って貰うのです。

そこには「言い訳」はあり得ません。

顧客のクレームを最大限に活用して、Cさん自身に「自分を変えて」貰うのです。

 

C「励まし」を考えます。

上記のような状況に置かれたなら、とても不安になるはずです。

質問者さんは、Cさんを精神的にサポートしてあげて下さい。

仲間として、Cさんの立場に立って、発言をしていきます。

 

顧客から厳しく叱責されたとしたら、

「そこまで、言わなくてもいいわよね。」

「まあしょうがないわよね。ここできっちり対応して挽回するしかないわよ」

「私たちにも落ち度があるんだから、そこは反省して変えていけば、次回は文句言われなくなるから、頑張りましょうね。」

 

そんな風に、Cさんに「寄り添い」ながら発言し、一緒に問題を解決する姿勢を見せるのです。

きっとCさんは「心強い」と思います。


そしてそれらの経験(訓練)を通じて、

Cさんは、「自分の感情」だけではなく、「理性」によって考え、

「自分の行動を変えていく」ことを少しずつ身につけていける、と信じます。(長い目で見る必要はありますが、、、)

 

次回、③「利益を得ようとする人の心理」を考えつつ、解決策を模索します。

解決のヒントになれば、幸いです。

祝福をお祈りしています。

 

詩篇(旧約聖書)

119:71苦しみにあったことは(卑しめられたのは)

わたしのために良いことでした。わたしはあなたの掟を学ぶようになりました。

 

ヨハネによる福音書(新約聖書)

15:12-14

わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい。これがわたしの掟である。
友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない。
わたしの命じることを行うならば、あなたがたはわたしの友である。

 

箴言(旧約聖書)

27:17鉄は鉄によってとがれ、人はその友によってとがれる。

 

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【解決策2】職場に「思い込みの強い」同僚がいます。***お答えその9

f:id:jesuslovesmeus:20210315151945j:plain

今回は、Cさんの「自己中心性」にフォーカスしてお答え(解決策)を考えていきます。

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「質問者さんの文章」(再掲)

職場に「思い込みの強い」同僚(女性)がいます。

感情の上がり下がりが激しく、時々「思い込み」で感情的になることがあります。

「自分はいつも正しい」と思い込んでおられるようで、

周りが「それはこう言う事情で」と説明しても、「自分なりの正論」を言い続けて聞こうとしません。

特に「自分の利益」に関わることには、執着が激しく、主張を譲りません。

そして他を陰で徹底的に批判するので、職場ではかなり問題になっています

どう対応したら宜しいでしょうか。

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分析①「自分が正しいと思い込む人」の心理。(お答えその1、分析の再掲)

質問者さんの文章から、Cさんは「プライドが高い」ように思われます。

「健在なプライド」は、「自分を支える力」になります。

しかし「不健全なプライド」は、「執着心」となります。

つまり「自分の意見が否定」されると、「自分自身が否定」された様に感じてしまうのです。

***********************************

(ここかが、今回の内容です。)

上記のような「プライドが高く」「自己中心性の強い」Cさんへの対応です。

 

◯「原因論」ではなく「目的論」で考えていきます。(基本理念は、お答え8をご覧下さい)

Cさんが「思い込みが強い」ことの原因をいくら追求し考えても、解決には向かいません。

「目的論」で考えることが解決の近道です。

 

a「共通の目的」を確認する。

Cさんとの仕事での「共通の目的」は、何でしょうか。

職場での売上目標、顧客への対応、クレームの処理、、、

どんなことでも構いません。Cさんと「共通の目的」を見つけ出して下さい。

 

b「共通の話題」を作る

天気の話、暑い寒い、、、同じ場所で長く過ごしていれば、会話をするチャンスはあるはずです。

そして共感できる話題もあるはずです。

できるだけ、Cさんと同じものを見たり体験した時に、「感情を共有」しましょう。

 

a,bを意識していると「一緒に仕事をしている仲間」という共通認識を、持つようになります。(すでにある程度出来上がっているかもしれません)

チームでミーティングをすることができれば、課題を出し合いましょう。

そして「協力して解決していこう」という雰囲気を造り出すのです。

 

人は「自分に関すること」は、目に留まります。

反対に「自分には関係がない」と考えたなら、「無視」できるのです。

 

「思い込みが強い」Cさんが「他の人の意見」を聞くためには、

「いくつかの議題」を「自分に関係がある」と思って頂くことが重要です。

 (すでに質問者さんがしておられることであれば、聞き流して下さい)

 

「自分と意見が違って」も「受け入れる」ためには、

「受け入れた方が得である」と思って貰うことが、近道なのです。

 

質問者さんは、Cさんとの会話の中で

「共通の目的」を造り出すことを意識しましょう。

そのためのテクニックをして、

「話題を選ぶ」のです。

「対立する話題」を避けるのです。

もし「対立する話題」があるならば、

それ以上の「共通の目的(利益)」を前面に出して、

話題を組立てるのです。

 

Cさんが「共感できる話題」にフォーカスしていきましょう。

「同じ議題」でも「Cさんの立場」に立って考えた話題なら、

Cさんは聞きやすくなります。

 

顧客からクレームがあったとします。

Cさんの立場で、多少の言い訳を含めて会話を組立てるのです。

(嫌味にならない程度にです)

「忙しい時は、ミスもある得ますよね。それをいかにフォローすることが大事ですよね。」

「こういう発注のされ方をしたら、ミスは起こっても仕方がないですよねー」

「Cさんのこの問題で、これからの対策が立てられる。Cさんは生贄みたいなものですよ」

等々です。

 

そのような姿勢で話をしていると、

Cさんは「あなたの話題」を「自分が得をする話題」(自分のことを考えた上での話題)だと、

考えるようになるのです。

 

「耳が痛い話」でも

「自分のためになる話」と理解してくれるのです。

 

会話は、種蒔きです。

良い種を蒔けば、良い実を刈り取るのです。

 

【種まきと刈り取りの法則】ガラテヤ(新約聖書)6:7-9

「思い違いをしてはいけません。神は.人から侮られることはありません。人は,自分の蒔いたものを,また刈り取ることになるのです。自分の肉に蒔く者は,肉から滅びを刈り取り,霊に蒔く者は,霊から永遠の命を刈り取ります。たゆまず善を行いましょう。飽きずに励んでいれば,時が来て,実を刈り取ることになります。」

 

大切なことは、「諦めず」に良い種を「蒔き続けること」なのです。

 

◯「課題の分離」

しかし質問者さんが、「良い種を蒔いて」も、

Cさんの反応がない場合もあります。

 

その場合、質問者さんのできること「課題」だけを実行していきましょう。

嫌味にならない程度に、Cさんと関わっていくのです。

 

質問者さんは、「自分の課題」だけに集中しましょう。

「課題の分離」(自分の課題と他人の課題を分けて考えること)

が大切です。

 

間違っても、「これだけのことをしているのだから、Cさんは聞きべきだ」と思ってはいけません。

 

Cさんには、Cさんの「課題」があるのです。

Cさんの反応に過剰に期待(依存)してはいけません。

 

良い結果を信じつつも、質問者さんのできること「課題」をコツコツとしていくのです。

もしCさんが最後まで反応がなかったならば、

それも仕方がないと諦めて(受け入れて)

人事や他の方法を考えていくのです。

 

繰り返しになりますが、

質問者さんは、「自分の課題」だけに集中すのです。

「課題の分離」(自分の課題と他人の課題を分けて考えること)

が大切です。

(相手の反応に依存したり、執着することは「不健康」なのです。)

(依存しないと「心に決める」ことも益となります。)

 

次回は、分析②「感情的になる人」の心理、についての解決策を考えていきます。

良い関わりの「ヒント」を得られることを願っています。

祝福をお祈りしています。

 

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【解決策1】職場に「思い込みの強い」同僚がいます。***お答えその8

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今回から解決策です。

今まで、かなり「分析」を広げてきましたので、

少し整理する意味で「この後の方向性」を書きたいと思います。

 

3つの観点で「解決策」を考えていきます。

 

【解決の方向性、その1】

「原因」ではなく、「目標」を意識して考えます。

Cさんの「思い込みが強い」考え方は、一朝一夕で出来上がったものではないでしょう。

そのため質問者さんたちが「良い関わり」をしたとしても、

解決まで「時間がかかる」可能性があります。

 

多くの人は、「難しい原因」を考えて、「問題解決」も難しいと考えます。

しかし聖書の教えは違います。


ヨハネによる福音書(新約聖書)
9:1 またイエスは道の途中で、生まれつきの盲人を見られた。
9:2 弟子たちは彼についてイエスに質問して言った。「先生。彼が盲目に生まれついたのは、だれが罪を犯したからですか。この人ですか。その両親ですか。」
9:3 イエスは答えられた。「この人が罪を犯したのでもなく、両親でもありません。神のわざがこの人に現れるためです。

 

周りの弟子たちが、因果応報(原因)によって「生まれつき目の見えない」男性のことを考えました。

しかしイエス様は「その考え(原因)」を否定され、

「神のわざ(目標)」が現れるためと言われたのです。

 

つまり、「過去の問題」ことは「重視しない」(考えないように)と言われたのです。

その人が、「目標に向かって進む」ならば、「過去の影響」は次第に消えていきます。

(原因を掘り返すことは、解決にために何の役にも立ちません)

 

イエス様は「神のわざ」(目標)を、いつも見て考えておられました。

そして弟子たちにも「そのように見るように」と訓練をしました。

 

ですから、Cさんにどれだけ「負の歴史」があったとしても、

「神のわざ(目標)」が現れると信じて、考えていきます。

それが基本理念です。

 

【解決の方向性、その2】

「課題の分離」です。

「質問者さんの課題」と「Cさんの課題」を分けて考えます。

質問者さんが、どれだけ熱心に関わったとしても、Cさんが変わるかどうかは実は分かりません。

 

「馬を水飲み場に連れていくことはできても、馬に水を飲ませることはできない」

という言葉があります。

「質問者さん」ができることは、水飲み場まで連れていくこと「だけ」(まで)です。

飲むか飲まないかは、「Cさん」にかかっています。

 

その点を考えて行動するのです。

人は行動(努力)した分「結果」を求めます。(無意識にでも)

「これだけやったんだから・・・」とCさんに期待することもあるとは思います。

しかし過剰な期待(承認欲求)は避けるべきです。

 

「自分のすべきことだけ」に集中しましょう。

「自分な課題」だけに集中するのです。(Cさんの課題が上手くいかないから落ち込むことは厳禁です。)

「課題を分離する」のです。

 

イエス様の教えです。

ヨハネによる福音書(新約聖書)
21:21 ペテロは彼(ヨハネ)を見て、イエスに言った。「主よ。この人はどうですか。」
21:22 イエスはペテロに言われた。「わたしの来るまで彼が生きながらえるのをわたしが望むとしても、それがあなたに何のかかわりがありますか。あなたは、わたしに従いなさい。」

 

イエス様は、「課題を分離」されました。

ペテロにはペテロの課題があると言われて、「自分の課題」に集中するようにと言われたのです。

 

【解決の方向性、その3】

人が解決をしていくためには、励ましを必要とします。

イエス様は、何度も弟子たちに励ましの言葉を語られました。

そして今も信じる者たちは、「イエス様の励まし」を頂けるのです。


マタイによる福音書(新約聖書)
28:20 また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。

(イエス様は、共にいて「いつも助けて下さる」との約束です)

 

私たちも、Cさんと関わる場合、その人を励ますように関わるのです。

間違っても「高いところから」批判するような態度をとってはいけません。

質問者さんの「愛情」が問われます。

「人間性の成長」だと考えて、Cさんとの良い関わりにチャレンジしてみてください。

 

今後、上記の3点を意識しつつ、Cさんの課題と解決策を一緒に考えていきます。

祝福をお祈りしています。

 

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職場に「思い込みの強い」同僚がいます。***お答えその7

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今回で、分析は最後です。

何度も指摘をしていますが、「人は見たいもの」を見ます。

 

誰もに共通することですが、自分が写っている集合写真を見る時を考えて下さい。

多くの人は「自分」を最初に見ます。

目をつぶっていないか、髪の毛はセットされているか、

自分自身をチェックします。

隣の人が誰だったのか、見ていても「見ていない」ことが多いのです。

 

「自己中心性のバイアス(偏り)」です。

人間は、そのように「興味のあるもの」を意識的に「選んで」見ているのです。

 

今回は、「自己正義(自己義)」によってバイヤスを強化する話です。

「自分が正しい」と考えると、

「間違っている」と本人が思うものを、無視できる心理について考えます。

 

今までので分類で整理すると、

③「利益を得ようとする人」の心理のうち、

c「正しさ(正義)に執着する心」についてです。

 

それでは、しばらくお付き合い下さい。

 

昨年、コロナ禍の中で「自警警察」という言葉が流行りました。

営業している店舗を批判したり、SNSにアップして休業に追い込んだり、

人によっては匿名で過激な行動に出たケースもありました。

その方々の理屈は、「自分は正しいことをしている」というものでした。

 

実は人間の世界では、正しさは「相対的」です。(聖書の言葉は別格ですが、、、)

誰かの「正しさ」は、他の人には「間違い」ということも多くあるのです。

自警警察を自負して「営業店舗を攻撃する」人には「正しく」ても、

ルールの中で営業していた「店舗側」にとっては「大変な迷惑」なのです。

 

ですから、「自分の正しさ」を正当化するために、

人は何をするかというと、、、「他者への攻撃」です。

相手は「間違っている」と言い続けるのです。

それによって「自分の正しさ」を主張します。

 

ここに先回指摘をした、

自己中心の人が使う「自分用」と「他人用」の

「2つのものさし(基準)」が加わると、致命的です。

 

人を徹底的に攻撃をして「悪だと決め付け」、

自分は「正義の座」に居続けようとするのです。

 

そして恐ろしいことに、自分には「自分用」の甘いものさしを使うので、

内省は起こらないのです。

 

これが「自己中心性のバイアス(偏り)」です。

これによって、「内省の欠如」と「他者への共感不全」

が起こります。

「自分のことは棚」に置いて、

「他者を徹底的に攻撃」できるのです。

 

先程の「自警警察」を自称するた方々も、

すべてルール通りに、生きている訳ではないはずです。

しかしそう言う「不完全な自分」が、完全のように振舞って「他者を攻撃」できるのです。

 

「二つのものさし」で、相手が悪だと考えたなら、

「どんな攻撃をしても良い」とは、

「歪んだ考え」です。(相手への指摘も、本来モラルやルールがあるのです。)

このことは、しっかりと覚えておいて下さい。

 

なぜなら、多くの「反モラルの攻撃者」は、

相手を「悪と決めつけて」

徹底的に攻撃をするからです。

(この表面的な自己正義の論理に、ごまかされないことが重要です)

 

実はこのような事例は、どの国でも起きているのです。

2021年2月アメリカ前大統領の上院の弾劾裁判の決議前日に、

ある大手のテレビ局が、「自局で取り上げたニュースは誤報であった」と発表しました。

どのようなニュースかというと、

「ホワイトハウスの暴動で、一人の警察官が暴徒に襲われて殉職した」というものでした。

誤報内容は具体的で「消化器で殴られて、撲殺され、前大統領の信奉者が殺人を犯した」という内容で、しかし実際は、その方は後日、「持病で亡くなった」のであり、死因は暴動とは全く関係のないものでした。

しかし、この誤報を伝えたキャスターの言葉が問題になりました。

トランプ氏を罪に定めるためならば、「多少の誤報は問題ではない」と言い切ったのです。

 

「憎い相手」なら、

法律に合っていても、いなくても、

「攻撃しても良い」

これは、問題発言です。

 

こういう「二つのものさし」の攻撃は、

無意識であっても、現実にはよく見ることです。

 

しかし、これを「当たり前」と思ってはいけません。

「二つのものさし」は、ごまかしであり、邪悪なのです。

 

「相手を攻撃」して、

「自分を正義」に置くことも、

実は、ごまかしであり、邪悪なのです。

 

箴言(旧約聖書)
11:1 欺きのはかりは【主】に忌みきらわれる。正しいおもりは主に喜ばれる。
20:23 異なる二種類のおもりは【主】に忌みきらわれる。欺きのはかりはよくない。

 

次回から、質問者さんと解決策を考えていきたいと思います。

祝福をお祈りしています。

 

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職場に「思い込みの強い」同僚がいます。***お答えその6

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今回は第6回目です。

質問者さんの職場に「思い込みの強い」同僚がおられます。

今まで、そのCさん(仮称)の考え方を、可能性として分析をしてきました。

それは一緒に「対策を考える」ためです。

先回は、③「利益を得ようとする人」の心理のうち、a「自分の打算」について考えました。

今回は、b「自分中心のプライド」について考えていきます。

 

誰もがプライド(自尊感情)を持っています。

人間が生きていくためには、「健全な」自尊心は、大切です。

それによって、「自分の尊厳」を保ち、「相手を尊重する」気持ちを持つことができます。

ですから、「健全」な自尊感情は必要なのです。

 

しかし、「不健全」な自尊感情(プライド)は、人間関係を破壊します。

 

「自分のことばかり」を考えている人は、ある種「盲目」になります。

「見えている」はずなのに「見えていない」状態になるのです。

心理学で言う「自己中心性のバイアス(偏り)」の状態です。

「自分だけ」を大切にすることで、考え方が歪む(偏る)のです。

 

自分を「不健康」に大切にすることによって、

「他人の考えが分からなく」なります。(他者への共感不全)

また「自分を振り返ること」ができなくなります。(内省の欠如)

(この偏りの説明は先回行いました)

 

「不健康なプライドを持つ人」は、

「自分を正しく」しないと生きていけません。

(耐えられないのです)

 

ですから、気に入らない相手のことは、「無視」します。

気に入らない情報は「シャットアウト」します。

結果「正確な情報」を入れないので、「思い込みが強く」なるのです。

 

それは「自分のプライド」を守るためです。

 

しかし、これは恐ろしいことが起こります。

つまり「自分自身」においても、同じ基準が適応されるのです。

すなわち、自分の中の「気に入った部分」は受け入れても、

「気に入らない部分」は、受け入れないのです。(深層心理、無意識であっても)

つまり、自分の弱さや失敗は「無視」してしまうのです。

たまに思い出しても、「考えない」ようにします。

 

これをしてしまうと、

「自分を受け入れていません」ので、

心が、とても「不安定」になります。

 

するとますます「自分の正しさ」に執着し、自己保身をするようになるのです。

(悪循環です)

 

そういう人の「ものさし(基準)」は、2つです。

自分用と他人用です。

いわゆる「自分には甘く」「人には厳しく」なるのです。

「自分はできていなく」ても、「人には厳しい」のです。

 

そして「自分はできていない」のに「人を批判する人」の言葉を、

第三者は信用しません。

 

イエス様は、他人の「おが屑のような問題」(小さな問題)を批判する人に対して

「まず自分の目から『大きな丸太』を取り除くように」と言われました。

 

ルカによる福音書(新約聖書)

6:41 なぜ、兄弟の目にある塵(おが屑)を見ながら、自分の目にある梁(丸太)を認めないのか。
6:42 自分の目にある梁は見ないでいて、どうして兄弟に向かって、兄弟よ、あなたの目にある塵を取らせてください、と言えようか。偽善者よ、先ず自分の目から梁を取り除けるるがよい、そうすれば、はっきり見えるようになって、兄弟の目にある塵を取り除ける事ができるだろう。

 

「ものさしを1つ」にしなければいけません。

そして、「1つの基準」を「自分自身」に当てはめ、「他者」にも当てはめるのです。

内省をし「自分の丸太」を引き抜くと、「相手のおが屑」が上手に取れるのです。

 

繰り返しになりますが、

「プライド高く」不健康な自尊心を持っている人は、

2つのものさしを持っています。

自分には「甘いものさし」を使い、

他人には「厳しいものさし」を使います。

 

その非合理性と、非論理な考えを持つために、

「自分」と「相手」の考えを無視してしまい、

「思い込みが強く」なってしまうのです。

 

ですから解決策は、「1つのものさし(基準)」で考えるようにすることです。

(言うは易く、行うは難し…ですが)

 

次回は、「正しさ(正義)に執着する心」に触れて、

分析を終えたいと思います。

 

祝福をお祈りしています。

 

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