【クリスマスにはどういう意味があるのですか。またクリスマスイブ(12月24日)、クリスマス(12月25日)はどういう違いがあるのですか。どうしてイエス・キリストの誕生を、世界中でお祝いするのでしょうか。不思議な気がします。】
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クリスマスが近づき、コロナ禍の中にあったとしても、街にはイルミネーションが輝いています。
今回、クリスマスのことを書くにあたり、世界のクリスマスの様子をリサーチしました。すると、写真を見るだけで、心がワクワクしてきました。
プレゼントを交換し、家族で食事をする・・・いろいろなクリスマスの過ごし方があるとは思います。
今回、2つのポイントで書かせて頂きます。
①【クリスマスの意味】について
②【イエス・キリストが何をされたのか】について
①【クリスマスの意味】について
クリスマスは、英語でChristmas、キリストのミサ(礼拝・祭儀)という意味です。
Xmasと表記されるXは、ギリシャ語のキリスト(ΧΡΙΣΤΟΣ)の頭文字です。
ちなみに、イエス様の誕生の地のユダヤ歴では、日没から一日が始まりました。ですからそれを継承した教会歴でも、日没(クリスマス・イブ)からクリスマス(25日)が始まるのです。
また、イエスキリストの誕生日は、実は聖書の記述がないのです。(ご存知でしたか)
ですから12月25日は「誕生日」ではなく、誕生を「お祝いする日」です。
ちなみに西方教会(カトリック・プロテスタント)では、ユリウス暦を使用するため12月25日。東方教会(正教会)では、グレゴリオ暦を使用するため1月7日にお祝いをしています。
上の写真は、ドバイ(アラブ首長国連邦)のクリスマスツリーです。
(イスラム教の国ですが、豪華なクリスマスツリーが街中で見られます)
クリスマスのお祝いは、一部のイスラム教の国を除き、世界中で行われているのです。
キリスト教のお祝いであるクリスマスが、世界中でお祝いされるのは、確かに不思議な気がします。(たとえ商業ベースだとしても、世界中でお祝いされるお祭りは、他にはありませんので)
この後で②で、その意味について深めていきます。
②【イエス・キリストが何をされたのか】について
クリスマスが、イエス様の誕生をお祝いする日だと知っていても、イエス様が何のために生まれたのかは、一般にあまり知られていないかもしれません。
ちなみに「キリスト」とは、姓ではなく「救い主」という意味です。
「救い主」とは、「何から」の救いなのでしょうか。
聖書から見ていきます。
ヨハネによる福音書(新約聖書)
3:16「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠の命を持つためである」
(この「神の御子」がイエス様です。)
私のブログを読んでくださる方は、気がついている方もおられるとは思いますが、あるテーマが流れています。
それは、聖書に書かれている「罪とは何か」と「罪への対処の仕方」です。
(「煩悩(ぼんのう)」への対処の仕方とも言うことができると思います)(見えない「心の中」でのことです)
いろいろな「問題」や「罪の行動」を取り上げることを通じて、
上記のテーマを掘り下げようとしています。
ですから、記事を読んでいると「心がザワザワする」と感じる方もおられるのではないでしょうか。(それは心の中にある、「醜い部分」が共鳴するためです)(私も書きながら、度々感じます)
人間が生きる上での、様々な「醜いもの」・・・自己中心からくるエゴや傲慢、強欲、正しさに反発する心(神や真理などない、自分の正しさがすべてという思い込み)・・・それらの聖書の言う「罪の性質」によって、人は、自動的に「不幸」を呼び寄せてしまいます。
(人を憎む思い、裁く思い、比較して見下す思い、お金や地位やモノを貪(むさぼ)る思い・・・これらはすべて「人間の醜さ(罪)」です)
この観点では、人間はすべて「罪人」と言えます。
そしてその「罪人」が死ぬと、「永遠の滅び」(=永遠の死、地獄)を「免れることはできない」と聖書に書かれています。
「神の子」であるイエス様が、「十字架で釘付け」にされたのは、「人間の罪」を身代わりとなって償う(罰金を支払う)ため、人間が「永遠の滅び」に堕ちるべきところを救い上げ、「永遠の命」へと変えるためだったのです。(天国に入れる特権です)
これが、イエス・キリストが「救い主」と呼ばれる理由です。
とても有難いものです。
ですから「この救い」は、現在の「クリスチャン」だけに限ったものではなく、「すべての人間」に必要なものなのです。
そう言う意味では、クリスチャンに限らず、世界中の人が「クリスマスをお祝いする」(クリスマスのお祝いを見る)ことも納得がいくような気がします。
クリスマスの有名な聖書箇所です。
(ヨセフに天使が、救い主の誕生を語ったところです)
マタイによる福音書(新約聖書)
1:20彼がこのことを思い巡らしていたとき、主の使いが夢に現われて言った。「ダビデの子ヨセフ。恐れないであなたの妻マリヤを迎えなさい。その胎に宿っているものは聖霊によるのです。 1:21マリヤは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。この方こそ、ご自分の民をその【罪】から救ってくださる方です。」 1:22このすべての出来事は、主が預言者を通して言われた事が成就するためであった。
イエス様は、約2000年前に、この地上に誕生して下さいました。
その目的は、【人々の罪】からの救いのためでした。
それは、「私のため」、「あなたのため」だったのです。
今年も、12月24日クリスマスイブ、25日クリスマスが近づいてきています。
コロナ禍にあっても、いやコロナ禍だからこそ、
一人一人が、「真理」と「救い」を知ることができますように。
そして、人々が罪や煩悩の苦しみから解放されて、少しづつでも(人間は罪深いですから)
自由を体験できますように。
地上に平和と希望が与えられますように。
世界中で蔓延しているコロナの問題が、できるだけ早く収束しますように。
死にたくなるほどつらい経験をしている方の、苦しみが少しでも軽減されますように。
心よりお祈りをしています。
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