今回は、「感謝すること」を取り上げたいと思います。
皆さんの身近な人が、「あなたの為」に、流し場の食器を洗ってくれたとします。
しかし、ゴミが残っていました。
その時「あなたの心」は、どう「感じる」でしょうか。
(「あなたの心」は、自然にどう動くでしょうか)
考えてみてください。
「洗ってくれてありがとう」と思うか。
それとも「ゴミも捨てておいたら良いのに」と思うか、です。
きっちりしている人は、洗い方にも「流儀」があります。
その「流儀」から外れた仕事を見た時、どう「感じる」かです。
「感じる」ことは、理屈ではありません。
「感じる」時には、自然にそうなります。
正直、私自身、自分のやり方でない方法をされた時、「イラッ」とすることがあります。
先日もこんなことがありました。
夕食に生麺でラーメンを作りました。
麺は市販のものを買いましたが、スープは天理スタミナラーメンのような、豚肉と白菜ベースのニンニクの効いたスープを自作しました。
ガスのレンジには、左に麺を煮る用の大鍋、右にスープの入った鍋を置き、どちらも弱火で温めて置きました。
味は好評でした。
用事があったので、子どもに「お代わりは、生麺がテーブルにあるので、鍋で茹でて食べてね」と言って席を離れ、10数分後に戻ってくると、生麺が全部鍋に入っていました。それも、苦労して作った「スープの鍋」にです。正直、イラっとしました。
理屈は、分かります。美味しかったので、たくさんお代わりをしたい、ということだったのでしょう。よく冷凍うどんや冷凍蕎麦を食べさせていたので、生麺というものがどういうものか、分からなかったようです。(後でそう主張していました) 悪気はなかったのは分かります。
しかし正直、イラっとした感情は、否定できませんでした。
(おいおい。生麺は沸騰したお湯で茹でるのは、常識だろう)(スープの味がまずくなるじゃないか)
言葉を選んで、「左のお湯の鍋で茹でて欲しかった。 これは生麺だから」と冷静に言いました。
そして苛立ちを抑えて、麺をお湯の鍋に移しました。(まだほとんど生だったことが幸いでした)
結果、美味しい美味しいと言って、全部食べてくれました。
自分と相手の「考え」は、違います。
しかし、それぞれが「その考え」によって「自分の感情を持っています。(感情は否定できません)
「自分の感情を持つ」ことは、自然なことですが、「相手を攻撃する言葉を出す」のは注意が必要です。(相手の気持ちや状況が分からずに、負の反応をすると、意図せず人を傷つけ、人間関係を損なうことがありますから)
私は、「感謝のメガネ」で、周りを見ると、自分の感情は持ちつつも、ワンクッションを持つことができるような気がします。相手の考えや感情を見る「ゆとり(余裕)」ができるのです。
喜んで食べてくれて感謝。
一緒に食べることができて感謝。
その様な「感謝の心」で接すると、
私が一番大切にしていることは、「家族とのつながり(楽しい交わり)」であって、
自分の考え(料理)を押し付けることではないことが、分かってきます。
そして意識して「感謝のメガネ」で見る時に、そのことが結果として実現するのです。
(最初は、練習が必要ですが、慣れると無意識となります)
冒頭の質問に戻ります。
あなたは、身近な人が、食器を洗ってくれた時、しかし「あなたの意に反して」ゴミが残っていた場合、どんな気持ちになりますか?
「感謝のメガネ」で周りを見ると、「感謝できること」が見えてきます。そして「相手の事情や気持ち」を受け取る余裕ができるのです。
しかし「不満のメガネ」「自己義のメガネ」で周りを見ると、人の欠点やアラが見えて、「人を攻撃したく」なります。
自分の心がけ、(つけるメガネ次第で)、最初の感情は止められませんが、その後の感情や、語る言葉や行動も、コントロールすることができるのです。
人は「一人」では生きていません。「周りの人との協力」で生きています。
「感謝のメガネ」を使って周りを見ることが、人間関係の「潤滑油」になると信じています。
一年の始め、「感謝のメガネ」を使って生きていくことを、心がけてみませんか。
きっとあなたの人間関係の良いスキルになると信じます。
聖書の言葉です。
1テサロニケ(新約聖書)
5:16いつも喜んでいなさい。17絶えず祈りなさい。18すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・ イエスにあって、神があなたがたに求めておられることである。
「感謝のメガネ」で、周りを見ることは、スローガンや掛け声ではありません。
(スローガンでは、実際には使えません)
いつもそのように見て、考えて、生きることです。
生活化するには、少しの練習が必要ですが、その方法については、次回以降にまとめたいと考えています。
一年の始めの、祝福をお祈りしています。
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