営業職の者です。後輩に「いつも嘘をつく人」がいます。
本人は、切り抜けているつもりでしょうが、他から聞こえてくる情報を聞いていると、嘘だと分かってしまいます。立場上、本人に確認をしますが、実に上手に言い訳をします。頭の回転が早いのか、息をするように真顔で「嘘を言う」のです。どう対応したら良いのか困っています。アドバイスを宜しくお願いします。
後輩に「嘘をつく人」がいるということですね。
質問者さんの良い対応をしたいと願いつつ、お困りの様子が伝わってきます。
この種の参考本として、「平気で嘘をつく人たち」という古典的名著もありますので、そちらも参考にして頂ければと思います。
まずいつものように、その方のことを一緒に考えていきたいと思います。(Bさんと呼ばせて頂きます)
どうして「嘘をつくか」です。
その原因を探ってみたいと思います。
Bさんが嘘だと「自覚している場合」と「自覚していない場合」を想定しますが、
どちらにせよ、「嘘をつくこと」で「Bさんが得をする」と考えていることが、
嘘をつく最大の理由でしょう。
(「Bさんが」という点が大切です。客観的事実ではないことがポイントです)
「その場しのぎ」であっても、「Bさんは」得をすると考えているのです。
(後に扱う「対策」では、「嘘は損である」と悟って頂く方針を一緒に考えたいと思います)
分析を続けます。
どうして「得をする」と考えるのでしょう。
Bさんの心の中で、「損得バランス」を取っているのです。
選択をしているとも言えます。
「今得すること」と「あとで得すること」どちらがいいかを考えた時に、
「今得すること」を選ぶのです。
(あとでバレた時の大きな不利益のことを考えていません。考えられないのです)
この点が、一番のポイントです。
いつも「今得すること」を求めて、「先の大きな損を考えない」のです。
そういう意味では、Bさんは「論理的な思考」の苦手な人、
「衝動的に生きている」「感情のままに生きている」人ということになります。
「自分に正直」とも言えましょう。
(Bさんは、「そういう自分が好き」と思っている可能性もあります)
質問者さんは、この考え方に共感できますか?
質問者さんの文面から、質問者さんは「先のことを予想するタイプ」だと推測します。
先のことを予想するタイプの人は、この考え方に「共感できない」と思います。
しかし、、、
もしBさんに本気で「良い関わりをしよう」と願う場合、
Bさんの考え方を「知的にだけ」でも理解しなければなりません。
そうでないと、Bさんに「感情的に反発」してしまうからです。
感情的に反発すると、「嫌いになって」しまいます。
嫌いになったら、良い関わりは、難しくなります。
そう言った意味で、私の分析を参考にして頂ければ、幸いです。
次回、もう少し分析をし、具体的な解決策を考えていきます。
質問者さんのお助けになればと思っています。
祝福をお祈りしています。
箴言8:5(旧約聖書)
浅はかな者は熟慮することを覚え
愚か者は反省することを覚えよ。
箴言12:1
訓戒を愛する人は知識を愛する。叱責を憎む者はまぬけ者だ。
箴言26:11
犬が帰って来てその吐いた物を食べるように、愚かな者はその愚かさをくり返す。
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