今回、4回目からは、解決策をご一緒に考えていきたいと思います。
「いつも嘘をつく」後輩Bさんについて、質問者さんへのお答えをしてきました。
第1回目は「嘘をつくメリット」、第2、3回目は「嘘を正当化する心理」を考えてきました。
「嘘をつく」には、本人なりの「メリット」があります。
また「嘘を定期的につく」には、本人なりの「考え方」があるのです。
それらを「ある程度」理解しなければ、質問者さんは、良い関わりができないということで、
一緒に考えてきました。
今回、解決策を考える時の「基本方針」は、
一言で言えば、
「正直さ」です。
それは、「事実」を「事実」として受け止める「正直さ」
という意味です。
「Bさんの正直さ」ということではあるのですが、
関わる「質問者さんの正直さ」も重要なのです。(影響を与えますから)
そして「解決のゴール」は、
「小手先でゴマかす」よりも、「事実の積み上げ」の方が、
真実であり、「最終的に信用される」。
つまり「正直」が「一番メリットがある」ことを、
Bさんに理解して貰うことです。
Bさんは「息をするように嘘をつく」と書かれてありましたから、
「嘘が癖」になっています。
きっと質問者さんとのやりとりで、「それは嘘でしょう。こう言った方が良い」と
指摘をしなければならないことが出てくるでしょう。(愛情で、正直に誠実さによってです)
最終的には、質問者さんの人間性で、押し切ることもあり得ます。(説得です)
どちらにせよ、Bさんは、自分自身の意志で「価値観を修正する」必要があるのです。
人間は、損得で動くことが多いのです。
事実を受け止めることが、「得」であり、
逃げたり、嘘を言ってゴマかすことは、「大きな損」だと知性で受け止めるならば、
自分から「修正しよう」とします。
ここで用いられるのが、
「苦しみ」なのです。
詩篇119:71
の二つの訳を載せておきます。
o 口語訳聖書
苦しみにあったことは、わたしに良い事です。
これによってわたしはあなたの「おきて」を学ぶことができました。
o 新改訳聖書
苦しみに会ったことは、私にとってしあわせでした。 私はそれであなたの「おきて」を学びました。
人は「痛い思い」をすると、「道を修正」します。
逆に言えば、「痛い思い」をしなければ、「自分のやり方」を変えないのです。
このことは、「事実」です。
ですから、「嘘が癖」になっているBさんが、「自分のやり方」を変えるためには、
「痛い思い」をしなければなりません。
質問者さんの役割は、
すでに目の前にある「痛い思い」から、「逃げないように」とアドバイスをすることであり、
辛い気持ちでいるBさんを、「精神的にサポート」することです。
人が「自分を変えること」は、辛い作業です。
ですから、誰かの「指摘」と「援助」が必要なのです
それが身近にいる「質問者さんの役割」だと思います。
これらが、「基本的な路線」です。
次回、もう少し具体的に、一緒に考えていきたいと願っています
祝福をお祈りします。
(神様が、助けて下さるという、約束の聖書の言葉です。)
イザヤ41:9(旧約聖書)
わたしはあなたを選んで,捨てなかった。恐れるな。わたしはあなたとともにいる。
たじろぐな。わたしがあなたの神だから。
わたしはあなたを強め,あなたを助け,わたしの義の右の手で,あなたを守る。
ヘブル13:5(新約聖書)
『わたしは決してあなたを離れず,また,あなたを捨てない。』
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
もし気に入って頂けたら、たくさんの方に読んで頂くために、クリックの御協力をして頂けると幸いです。(一日一回カウントされます)
読者登録をして下されば、新しい記事を自動的に知らせてもらえます。(無料ですが、はてなブログの登録が必要です。)
もう一つ別のブログランキングです。(こちらもクリックして頂くと助かります。一日一回カウントされます)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
↑↑↑↑↑↑
こちらをクリックすると記事一覧を見られます。