人生相談〜聖書、イエス様を信じる立場から

世界のベストセラー聖書の価値観から、生きるを考えます!(モノの見方が変わると、とても楽になります)

口先だけで、やるやると言っている人がいます。どの様に対応したら良いでしょうか。

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私の会社に「口先では」協力すると言っていますが、いつも「実際には」動かない人がいます。期待した分、疲れてしまうので、「最初からできない」と言って欲しいのですが、いつも「口先では」良いことを言い続けます。そう言う人に、どのように対応したら良いでしょうか。

 

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ご質問をありがとうございました。

「口先だけ」で、実際は協力しない人がいると言うことですが、困りましたね。

質問者さんの困惑が伝わってきます。

「期待した分、疲れてしまう」と書かれてありましたが、本当にそうだと思います。

多分質問者さんは、この会社の方(Gさんとお呼びします)を、何度も信じようとしたのだと思います。そして何度も裏切られたのだと思います。

こんなことが「繰り返された」なら、疲れてしまうでしょう。

いくら忍耐深い人でも、「どこか」で、「もういい」と思ってしまいます。

今後「どのように考えたら良いか」ご一緒に考えていきましょう。

 

まずGさんは、はっきりと言って「自分のこと」しか考えていません。

もし相手のことを考えていたならば、「できない時」はできないと言いますし、「出来ると言った」ならば、(約束ですから、約束を守るために)、自分のことを犠牲にしてでも行動するはずです。

「約束は最大限の努力をする」これが大人としての対応だからです。

この積み重ねによって、大人として「信用を勝ち取る」ことができます。

 

すでにGさんは、質問者さんにとっては、「狼少年」になっているのでしょう。

ちなみに、狼少年が「狼が来たぞ」とウソをつくのは、

「成功体験」を忘れられないからです。

人々の注目、賞賛、それをすることで、一時的「利益(報酬)」があるのです。

 

きっとGさんが、「やります」と言葉を出すのは、それを言うことで、Gさんに「メリット」があるためでしょう。

人々の賞賛の獲得、断ることの衝突の回避、、、しかしすべて「自己中心」なものです。

「相手の失望や迷惑」を考えていません。(考えられないのです。思いつかないと言った方が正確でしょう。又は気がついても無視できてしまうのです。)

ですから、このようなGさんに、対応するには、現実的な「いくつかの知恵」が必要です。

 

4つのポイントを考えていきます。

①言葉ではなく、行動で判断すること。

②目標を明確にすること。

③自分の課題(すべき責任)を明確にすること。

④励ましを受けること。

それでは、ご一緒に考えていきましょう。

 

①言葉ではなく、行動で判断すること。

すでに質問者さんがしていることです。

Gさんの言葉ではなく、行動を注目し、その行動で「Gさんの本心」を判断するのです。

これは、現実的な対応です。

その行動で「信じるか」「信じない(別な手を打つ)」かを決めていくことです。

 

質問者さんの精神衛生上、基本的には「人を信じる」方が、良い関わり方ができます。

「人を信じる人」は、「人からも信じて頂ける」からです。

ですから、「人を信じること」は、続けて欲しいのです。

しかし、信じてはいけない「チェックリスト」を作ることも、必要です。

 

基本的には、信じても「その行動チェックリスト」にパスしないものは、信じることを「保留にしておく」のです。

 

②目標を明確にすること。

Gさんに対して「チェックリスト」を作り、「ここまで行動が確認ができたなら、『信じる』」と、

質問者さん自身が、「自分の基準(目標)」を明確にしておくことは重要です。

それを「作っておけ」ば、精神的にかなり楽になります。

 

繰り返しになりますが、

「人を信じること」は、生きていく上で必要です。

誰も「自分を信じてくれない人」とは、「付き合いたくない」からです。

ですから、基本的には、素直に信じましょう。

しかし知恵が必要です。

 

イエス様の言葉です。

マタイ(新約聖書)

10:16「いいですか。わたしは狼の中に羊を送り出すようにして、あなたがたを遣わします。ですから、蛇のように賢く、鳩のように素直でありなさい」

(イエス様の優しくも厳しい言葉です。)

 

狼のような人間関係上は、「蛇のように賢く」あるべきです。

 

Gさんの「言葉」ではなく「行動」に集中して考えていけば、自然と距離感や対処する方法(知恵)が明らかになると思います。

その知恵で「蛇のように」賢く行動をするのです。

 

③自分の課題(すべき責任)を明確にすること。

しかしGさんの「狼少年の悪い癖」は、変わらないかもしれません。

それは厳密に考えれば「Gさんの責任」です。(誰の課題なのか、課題を分離するのです。)

質問者さんが「責任を取る必要」も、「変えようと過剰に圧力をかける必要」もありません。

被害を受けたなら、「冷静に」被害状況を報告し、対処を求めるだけです。

(質問者さんは、振り回されてはいけません)

Gさんの人生は「自分で考え、悟り、変えるべき」ものだからです。

狼少年Gさんの「悪い種蒔き」の結果、「悪い刈取り」をするのは、

「Gさん自身」だからです。

 

そう考えれば、気持ちが楽になります。

質問者さんの課題をコツコツとすれば良いのです。

 

そこで質問者さんの課題として、一点注目することは、.......「許し」です。

穏やかに対応するためには、質問者さんが、「Gさんを許している」必要があります。

「許さない」と負の感情に縛られます。冷静で居れなくなります。

その負の感情のこだわりに「振り回され」ます。

(これは、必ず起きます。)

 

ですから、イエス様は弟子に許すことを教えました。

弟子のペテロがイエス様にこう尋ねました。「“先生、誰かが私に罪を犯した時、私は何度まで赦せばよいでしょう。七度まで赦せば十分でしょうか。”するとイエス様は言われました。「七度まで、などとはわたしは言いません。七度を七十倍するまでと言います。」(マタイの福音書18:22)

 

イエス様は「許し続けなさい」と言われたのです。

それは、「許した者が、許される(感情の束縛から解放される)」ことをイエス様は「知っておられた」からです。

(どういうプロセスでこの難しい決断ができるのかは、別の場所で説明します。)

 

質問者さんの「心の健康」のため、

「許しの決断」は実行してみて下さい。(やるだけの価値があります。)

 

④励ましを受けること。

「励まし」は、人間には必要です。

「やってられない」と思うことは、生きていれば「山のように」起きるからです。

もしまた問題が起きたなら、ご質問下さい。

私の知恵の限りで、考えさせて頂きます。

 

良い対応ができますように、

祝福をお祈りしています。

 

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