人生相談〜聖書、イエス様を信じる立場から

世界のベストセラー聖書の価値観から、生きるを考えます!(モノの見方が変わると、とても楽になります)

【コラム、パイオニア精神へのエール、その1】川を上れ、海を渡れ

f:id:jesuslovesmeus:20210414152122j:plain

会社や団体、個人でも「責任」を持つ方々は、いつも「道を切り開いて」生きておられます。

「現状」だけではなく、「将来」のことを考えなければならない「立場」であれば、

「事前の備え」が必要になります。

そうすると、他の人から「理解されない」ことが起こり得ます。

 

そんな方々に、エールを送るべく、今回は文章を書いていきたいと思います。

しばらくお付き合い下さい。

 

色々な可能性を考え、見えない「先のこと」を考えていると、

どうしても「心配」が多くなります。

「情報が多く」なるほどに、「心配のタネも多く」なります。

できれば考えたくない、と思うことも起きるでしょう。

しかし責任を持つと、「逃げるわけ」にはいかなくなります。

ですから、「責任を持つ人」は、辛いことが多いのです。

そして、「孤独」です。

誰も代わってくれない道を、「一人でも」進んでいかなければならないことがあるからです。

 

そんな時、どうやって「信念を持って」進んだら良いのかを、

「川を上れ」(歴史と背景を考え)、

「海を渡れ」(勇気を持って、行くべき地に前進する)

という観点で、ご一緒に考えたいと思うのです。

 

旧約聖書の創世記12章に、

信仰の父と呼ばれる「アブラハム」という人物が、描かれています。

 

創世記12:1〜4

主はアブラムに仰せられた。「あなたは、あなたの生まれ故郷、あなたの父の家を出て、わたしが示す地へ行きなさい。

そうすれば、わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとしよう。あなたの名は祝福となる。

あなたを祝福する者をわたしは祝福し、あなたをのろう者をわたしはのろう。地上のすべての民族は、あなたによって祝福されます。

アブラムは主がお告げになったとおりに出かけた。ロトも彼といっしょに出かけた。アブラムがハランを出たときは、七十五歳であった。

 

彼は、75歳で、慣れ親しんだ地ハランを離れ、「信仰によって」前進したのです。

 

私はここで「理想論」を語りたい訳ではありません。

「まったく先が見えない」状況で、

「不安をつぶやく人」が、きっと近くにいるだろう状況で、

「家族と財産」という大きな責任を持った状況で、

75歳の高齢の彼は、前進したのです。

 

そんな「プレッシャー」を感じる状況で、どうして「前進し続ける信念」を持つことができたのか。(年齢は言い訳にはなりません。)

その信念は、「どのようなもの」なのか、を考えていきたいのです。

 

①川を遡る(過去に遡って、背景を考える)

 

イザヤ(旧約聖書)50:1

「義を追い求める者、主を尋ね求める者よ。わたしに聞け。あなたがたの切り出された岩、掘り出された穴を見よ。」

 

現状と未来を考える時、「過去の背景を考えること」は、有益です。

それは「自分が今ここにいる意味」を知ることができるからです。

 

アブラハムがどうして「厳しい状況」でも前進できたのかを考えると、

実は父親と一緒に「すでに神様に従う道」を歩んでいた事実を見るのです。

(11章後半を見れば分かります。)

「彼は、神様に従うように」運命づけられ、そのことを受け止め、既に舵を切っていたのです。

 

「自分の背景」を考えると

「川の流れ」のように、「進むべき道」が見えてきます。

思いつきではない、「確信的な覚悟」で進むことができるのです。

そういう「自覚(覚悟)」を持っているならば、

少々の「問題や妨害」があっても、「前に進むこと」ができます。

反対に、「自分はこの道を進まなければならない」という確信がなければ、

「問題や妨害」が起きると、前に進めなくなるのです。

 

川を遡る(歴史と背景を見る)と、今ここにいる「自分の意味」が見えてきます。

そして「使命感」を持つことができるのです。

 

あなたが会社で仕事をしているならば、

その会社の創立を調べてみることをお勧めします。

又は何かのプロジェクトを担っているならば、

そのプロジェクトが始まった経緯を調べてみることです。

 

そうすると、自分が「何の為」にこの仕事をしているのか、

その「意義」が見えてくるのです。

そして、その「意義に沿った」ことをしていくならば、

個人の気力を越えた、「大きな力」が湧き上がるのです。

(このために生きているという、充実感が湧きます。)

 

「現在」を考える時、

その「現在の点」をつなぐ、いくつかの「過去の点」を確認するのです。

そうすると、「点」が「線」につながって、「進む方向性」が明確になります。

 

イザヤ50:1

「あなたがたの切り出された岩、掘り出された穴を見よ。」

 

ピリピ人への手紙 2章13~14節

「神は、みこころのままに、
あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、
事を行わせてくださるのです。

すべてのことを、つぶやかず、
疑わずに行いなさい。」

 

神様は、「過去・現在・未来」の時間軸の中で、働きを進めておられます。

その「計画と力」を「感じること」ができたならば、

「人知を越えた働き」ができるのです。

 

厳しい中で、「パイオニアの道」を歩んでおられる、すべての方々の上に、

豊かな祝福がありますように、お祈りをしています。

 

次回は、

海を渡る(チャレンジする。海の外をリサーチする等)を考え、

更なるパイオニア精神を、応援したいと願っています。

 

にほんブログ村 その他生活ブログへ

にほんブログ村

↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

もし気に入って頂けたら、たくさんの方に読んで頂くために、クリックの御協力をして頂けると幸いです。(一日一回カウントされます)

人生相談〜聖書、イエス様を信じる立場から - にほんブログ村

読者登録をして下されば、新しい記事を自動的に知らせてもらえます。(無料ですが、はてなブログの登録が必要です。)

 

もう一つ別のブログランキングです。(こちらもクリックして頂くと助かります。一日一回カウントされます)

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 


人気ブログランキング

 

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

↑↑↑↑↑↑

こちらをクリックすると記事一覧を見られます。