一緒に働く同僚のことで悩んでいます。その同僚は、語気が強く私はとても苦手です。色々な問題点をズバズバと指摘をし、人の顔色を見ません。正義を剣のように振りかざし、相手が傷ついても平気です。その人と話していると、攻撃されているようで、とても居心地が悪いです。一体どう対応したら良いのか、アドバイスをお願いします。
ご質問をありがとうございます。
同僚の方との人間関係のご相談ですね。
「語気が強い方」ということですが、
質問者さんは、その方に苦手意識を持っておられるようですね。
解決のヒントを求めて、
いくつかの可能性を、分析をしたいと思います。
まず最初に、その方に「悪意があるか、ないか」について考えてみたいと思います。
(この点は、非常に重要です。)
①悪意がない方の場合。
「悪意なく、問題点だけを指摘するタイプ」の方は、確かに一定数おられます。
そういう方は、問題点を指摘することは、「親切なこと」と考えています。
言わなければ、気がつかないし、解決しない、と考えているのです。
ですから、指摘は「正しいこと」と考えます。
しかし、言い方が悪かったり、相手の状況をよく考えないで指摘すると、トラブルの元となるのです。
「正しいこと、正論」は、実はとても厄介です。
なぜなら、「反論できないから」です。
「切れる包丁」は、料理に役立ちますが、使い方を間違えると「大怪我」をします。
本人に悪意がなくても、振り回されると、近くで触れた人が傷つき、血を見るのです。
「切れる包丁」が問題なのではありません。
「使い方が悪い」「使うスキルがない」ことが問題なのです。
解決は、一般論では解決しません。
まずはその人との「関係」を更に良いものにしましょう。
人は、「自分が好意を持つ人」には、「配慮するもの」ですから。
「あなたのことが好き」になるなら、確実に語気は変わってくるはずです。
その同僚のことを考えましょう。
その方の「ニーズ」を考えるのです。
小さな事で良いのです。ついでにコーヒーを淹れるとか、ちょっとしたお菓子を差し入れるとか。
あなたがその方に好意をあらわせば、その方も好意を持つはずです。
そしてどこかで話すのです。
「その言い方だと私、傷つくんです」と。
そういうタイプの方は、人は近づきにくいので、
「意外と孤独」だったりするものです。
(その方が、悪意を持っていない方で、その方と良い関係を作れそうなら)、
お友達になるつもりで、戦略を立てましょう。
悪意なく、真実を語る人は、「心はとても純粋」な人が多いです。
「良いお友達」になれる可能性があります。
そして質問者さんの「率直な意見」を、
「有難いアドバイス」と受け取る可能性が高いのです。
(実際には、そこまで行かないかもしれませんが、それを目標として対処するなら、問題は確実に改善するはずです。)
箴言(旧約聖書)12:18
軽率に話して人を剣で刺すような者がいる。 しかし知恵のある人の舌は人をいやす。
言葉を発するには、「知恵が必要」です。
同僚の方が、知恵深くなれることをお祈りしています。
また、質問者さんが(もしか可能なら)良いサポートをできることも併せてお祈りしています。
②悪意はないが、イライラしている場合。
人はイライラすると語気が強くなります。
その原因は、会社の場合もありますが、プライベートの場合もあるのです。
質問者さんの知らないところで、その方には大きなストレスがかかっているかもしれないのです。
(家族、病気、介護etc)
そうであれば、そっとしておくしかありません。
唯一できることは、質問者さんの「感じ方」を修正することだけです。
(このことは、①の場合も当てはまります。)
では、どうやって「感じ方」を変えていくかというと、
「理性を使う」方法があります。
次回、その方法を一緒に考察します。(理性と理性だけでは難しい場合を考えます。)
また、③悪意のある場合、の対応にも
次回触れていきます。
悪意がある方は、どんなに取り繕っても、悪は悪です。
箴言(旧約聖書)26:18-19
気違いは、燃え木を死の矢として投げるが、隣人を欺きながら、「ただ、戯れただけではないか。」と言う者も、それと同じだ。
祝福をお祈りしています。
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