人生相談〜聖書、イエス様を信じる立場から

世界のベストセラー聖書の価値観から、生きるを考えます!(モノの見方が変わると、とても楽になります)

罪責感をかき立てて、自分の思い通りに進めようという人がいます。どのように対応したら良いでしょうか。

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30代の男性です。私の同僚の男性に、いつも人を責め、罪責感をかき立て、自分の思い通りに物事を進めようとする人がいます。相手の落ち度を主張し、人を見下すような態度を取ります。いつも自分が正しいと言って、自分の意見を通そうとします。チームワークが大事だと思って仕事をしていましたので、以前は「私が謝ることで解決する」と考えて、一歩引いていましたが、最近これでは良くないのではないかと考えるようになりました。最近少し自分の意見を言い批判をすると、その同僚は感情的になり、彼が依頼する仕事以外の会話は「無視」をし始めました。どうしたら良いかのヒントを頂けると幸いです。

 

大変な同僚の方と一緒に仕事をしているのですね。

人を「無視する」ことは「攻撃の一種」ですから、その同僚の方は「質問者さんを攻撃」することで、何かの利益があると考えているのでしょう。

 

今まで、質問者さんは「ご自分が謝ることで解決する」と考えて対応していたと書かれていましたから、とてもやさしい方なのだと想像します。

 

普通の人間関係ならば、一方が譲れば、もう一方もバランスを取って譲ります。

しかし質問の文章を読む限り、同僚の方は、そういう方ではないようです。

(こういう方は、自分の「思い通りになりそうな人」をターゲットにしています。)

 

これから、いくつかのポイントを考えながら、質問者さんの気持ちを整理していければと考えています。しばらくご一緒に、お付き合い下さい。

 

 

まず質問者さんに確認します。

無視をされ続けても、まだしばらく耐えられるでしょうか?

 

「もうこの状況を解決したいので、自分の方から謝ろうと思っている」

もしそのように考えておられるとすれば、

私が以前「クレーマーへの対処方法」で書いた「部分的謝罪」をお読み下さい。

謝るにしても「全部を謝る」ことはタブーです。

「謝る範囲」をはっきり示し、「それ以外は謝らない」ことです。

 

同僚の方が「罪責感をかき立てるため」に質問者さんを批判しているとすれば、

一方的に謝ることは「同僚を喜ばせる」だけです。

同僚は「あなたが100%悪い」と思いたいのです。

あなたが「一部謝った」としても、鬼の首を取ったかのように「自分の正義」をますます主張する可能性が高いのです。

 

そういう方とのお付き合いの仕方は、

「境界線(バウンダリー)」を明確にすることです。

そしてあなたがすべきことまではしっかり行い、

同僚の方がするべきことには「手を出さない」ことなのです。

 

聖書の言葉です。
ロマ(新約聖書)12:17‐18
だれに対してでも、悪に悪を報いることをせず、すべての人が良いと思うことを図りなさい。
あなたがたは、自分に関する限り、すべての人と平和を保ちなさい。

 

自分に関する限り、という点がポイントです。

あなたの領域の、境界線(バウンダリー)内は、平和を保つのです。(あなた自身は平和を作るのです)

 

理想ですが、この様な対応です・・・・

同僚に穏やかな心で、対応します。

意地悪な心ではなく、優しい気持ちで、必要なことはしていきます。

 

そして、

同僚の「意地悪」にも、冷静に対応します。

無視されても、関係なく、あなたの領域内は、穏やかに関わるのです。

 

同僚が感情的になっても、きつい態度で出られてても、

あなたは「自分に関する限り」、「すべての人と平和を保つ」態度で関わり続けるのです。

 

どうしてそんなことができるのでしょうか。

それは蒔いた種と刈り取りの法則を知っているからです。


ガラテヤ(新約聖書)6:7-8
思い違いをしてはいけません。神は侮られるような方ではありません。人は種を蒔けば、その刈り取りもすることになります。
自分の肉のために蒔く者は、肉から滅びを刈り取り、御霊のために蒔く者は、御霊から永遠のいのちを刈り取るのです。

 

 

だから悪い態度であおられても、あなたは「良い種を蒔く」のです。

言っている意味は分かって頂けますでしょうか?

(最後の部分で、悪い種を蒔き続けると起きる精神的な破綻について触れます。)

 

基本的な対応方法は、

①境界線(バウンダリー)を明確にする。

②あなたの領域内は、平和を保つ。

 

そのためには、同僚があなたを無視しても、大丈夫なように

他の方のサポートを頂く(作っておく)ことは保険になります。

 

同僚に依存してますと、

同僚との関係が悪くなると、「不安」になります。(仕事上でも支障をきたします)

その依存関係を「解消すること」です。

「同僚がどんな態度を取っても」、大丈夫と言える環境を作っておくのです。

 

それには時間がかかるかもしれません。

できるまでは、上手に穏便に対応することが得策です。

 

しかし「依存しなくいても良くなった時」には、

冷静に慎重に、あなたの主張を通すのです。

(平和に、愛をもって、良い種を蒔くという態度で関わるなら、ベストです)

 

同僚の心は、当人しか変えられません。

それは同僚の領域内(境界線内、バウンダリー内)だからです。

同僚が自分の問題点に気がつくことも、正直に反省することも、

すべて同僚の領域です。(あなたも含め、第三者が手を出す部分ではありません。)

 

ですから同僚が方向を転換できれば、素晴らしいですが、

できない場合は(ある意味)仕方がないのです。

 

最後に・・・人が人を「無視をする」場合、

「自分が正しい」と思っていないと継続することはできません。

その理由が、第三者が聞いても「正当性があるもの」なら良いのですが、

「独り善がりな理屈」の場合、「自分を正当化」しなければ、

批判を続けることはできません。

そのため質問者さんを批判し、罪責感をかき立てるのだと思われます。

 

「自分を正当化し、無視する」場合、

最終的に「無視をしている当人」が、(悪い種の刈り取りによって)

精神的な負担が大きくなり、精神的に破綻することも起こり得ます。

(心が歪み、人に接する「大切な部分」が壊れるのです。)

ですから、一方的に「無視をし続ける」人は、当人の精神的負担が大きいのです。

悪の種を蒔けば、悪の刈り取りをするのは、この世界の法則です。

それは、悪い種を蒔いている人が「受けなければならない」責務なのです。

 (私は、精神的バランスを欠いてしまった人を、数人知っています。)

 

ですから、頭の中で「上手に割り切る」ことが大切です。

 

①境界線(バウンダリー)を明確にします。

(人をコントロールする傾向の人は、押せばコントロールできそうな人を探しているのです。バウンダリーが歪んでいるのです。)

ですから、質問者さんは、自分の領域を明確にして、自分のすべきことに集中し、同僚のすべきことに手を付けないのです。(愛をもって穏やかに・・・)

 

②あなたの領域内は、平和を保つことです。

質問者さんが、「同僚の悪」にあおられて「悪い種」を蒔くことがないことを祈っています。

「自分に関しては、平和を保つ」言動が取れますように、

守りと祝福をお祈りしています。

 

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