クラスメイトの友人のことで相談です。
彼女は、遅刻常習犯で、自由な性格の人です。とても明るいのですが、すぐに気が変わってしまい、一緒にいると、振り回されてしまいます。自分の話しかしません。「自分は良い人です」アピールが凄いです。
昨日、1つの頼みごとを断ると、「いいのよ〜」と笑っていたのですが、陰で「〇〇ちゃんって心が狭いよね」と話しているのを聞いて、ショックを受けました。
私と話している時も、よく人の悪口を言っているのを思い出しました。
あと、少し前に、彼女のことを意見(アドバイス)をしたことがありましたが、もの凄い勢いで「自分は正しい」と反論してきました。しばらく私を無視していましたが、最近また私に頼みごとを「普通に」してきました。
前に「親は何でも自分の言うことを聞いてくれる」と自慢をしていたことを、思い出しました。わがままなのでは、と考えています。
最近彼女と話しをすることも、つらくなってきましたが、陰で何をいわれるかと考えると、どんな風に関わったら良いか悩んでいます。アドバイスよろしくお願いします。
ご友人の相談ですね。
ご質問をありがとうございました。
質問者さんの文章を読んでいると、とても「傷つかれた様子」が伝わってきました。
ご友人の性格が「自己中心」で、質問者さんを振り回しているようですね。
質問者さんは、このあとどう対応したら良いかを、悩んでおられるとのことですから、
しばらく、ご友人のことを一緒に考えていきたいと思います。
その上で、お二人の関係を近づけていくのか、距離を保っていくのかの、
判断をしていかれたらと願っています。
人は基本的には「自己中心」ですが、付き合うには許容範囲があります。
「ここまでは付き合える」と言う範囲と限界があるのです。
本題に入る前に、1つ気になったことがありました。
ご友人の特徴をお聞きすると、もしかすると、ご友人は「多動傾向」があるのかもしれません。
元アナウンサーで、エッセイストの小島慶子さんと言う方がおられます。
40歳を過ぎてから、軽度のADHD(注意欠如、多動症)と診断された方です。
小さい頃から同じことの反復が苦手で、アナウンサーの研修時に、退屈でいつも寝てしまったと言います。(凄い話ですが、、)
彼女は、いつも頭の中では物凄いスピードで思考が回転しており、興味が次から次へと移ってしまい、上書きされると前のことは忘れてしまうそうなのです。
アナウンサーの職場が、自由な社風だったので続けられたようですが、厳しい社風だったら一年も持たなかったと、ご自分で言われています。
もし、ご友人がADHD傾向があるとすれば、悪意なく「前のことは忘れてしまい」、
「自分の話だけしかしない」タイプです。(そういう脳の作りの方です。)
そう言う方の中には、優れた才能を持っている方もおられますので、
質問者さんが、ご友人の特徴を受け入れられる範囲でお付き合いされたら宜しいとは思います。
ただし質問者さんの文章を読んでいると、
ご友人は、
「自分は良い人アピール」が強く、
「人の批判」が好きで、
「自分は正しい」と思い込んでおり、
「親からワガママ」に育てられた可能性が高い、
ということですから、仮にADHDだったとしても、人格的に未成熟な可能性があります。
(まだ学生でお若いですから、どれだけでも成長していかれるでしょうし、そのことを期待しています。)
3つの観点で考察していきます。
①「自己愛が強い人」の特徴。
②自分を正しいと思い込んでいる人は「現実を直視できない」。
③わがままな人は、自分の「思い込みの世界を守る」ために、逃げたり人のせいにする。
その上で、質問者さんが「どのような距離感でお付き合い」をしたら良いかを、
考察していきます。
今回は、①「自己愛が強い人」の特徴、だけ触れていきます。
以前も書いたことがありますが、自己愛が強い人には、あるバイアス(偏り)がかかっています。
自分を大切にするあまりに、自分の都合の悪いものは、無視したり排除したりするのです。
その認知のバランスが悪いのですが、本人はそのことに気がついていません。
(簡単に言えば、そういう人は、他人からは「どうしようもない」となります。)
ご友人は「人を無視すること」がありますか。
「あなたの言葉や意見」を無視するように感じることがありますか。
もしそのように感じることが多いならば、
説得しようとしても難しい可能性が高いです。
ご本人が「見たくない」と無意識にあっても、結論を出しているからです。
「食事」を 無理やり食べさせようとしても無理なように、
「客観的な事実」であっても、受け入れたくないと考えている「矮小な心」には、
「受け入れること自体」が難しいのです。
人の心は変えられませんから、(相手の可能性を信じつつも)
その事実を土台(前提)として、対処していかなければなりません。
「こちらが良いことをすれば応えてくれる」とか、
「話し合えば、必ず分かってくれる」という、
相手の善意を前提とした考えは、「通用しない」ことがあるのです。
そうでないことを願いますが、「通用しない人もいる」ということも視野に入れて、対応することが必要なのです。
(参考にしてみて下さい。)
箴言(旧約聖書)4:23
「力の限り、見張って、あなたの心を見守れ。いのちの泉はこれからわく。」
(別訳)「どの宝にもまさって、あなたの心を守れ。それは、あらゆる命の源だから。」
次回は、②と③に触れていきます。
祝福をお祈りしています。
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