15歳の学生です。何とか高校に入ったのですが、悩んでいます。
昔から、ものごとが長続きしません。すぐにやる気がなくなってしまいます。
始めた時には、ガンバろうと思うのですが、数日するとやめてしまいます。友だちで毎日コツコツしている人を見ると、うらやましく思います。
高校では、今までのようではついていけないのではないかと不安になっています。
どうしたら良いでしょうか?
ご質問をありがとうございました。
ものごとが長続きしなくて困っているのですね。
一緒に考えていきましょう。
脳には、大きく分けて「報酬脳」と「損得脳」の二つの傾向があると言われています。
(正確には「左線条体・前頭皮質腹内側部」という快楽を感じる報酬系部位が強く反応するタイプと、「島皮質」という損得勘定を計算する部位が強く働くタイプ)
「報酬脳」の人は、目標を設定して、それに達成すると快感を感じる脳をよく使うのです、「できた。ヤッター」という快感を原動力にして、目標を達成しやすくなります。
一方「損得脳」の人は、損得を考えて「やめた方がよい、NO」と考えて、すぐにやめてしまう傾向があるのです。(努力ができない、続かないのです。)
これは生まれながらの傾向ですから、変えることはできません。
「じゃーどうしたらよいのですか」という声が聞こえてきそうです。
偏差値30台から東大に合格した西岡壱誠さんの文章によると、東大生でも「努力ができない脳」を持っている人は約半数いるということです。
しかし、自分の特性を考えて、勉強した結果(結局、勉強はするのですが)、
実力をつけて「目標を達成した」ということなのです。
脳科学者の中村信子さんの「あなたの脳のしつけ方」の中には、
「努力のしつけ方」という項目があります。
中村さんご自身も「努力ができない脳」タイプだったようです。
彼女は長続きできないため、
ゲーム感覚で勉強をするようにしたそうです。
また大学入試には、合格最低限のラインを定めて、それ以外の無駄なことは一切しないと考えて、集中して勉強したそうです。
(損得の部分を「最大限に発揮」させて、モチベーションを保ったそうです。)
質問者さんが、「努力ができない脳」タイプならば、
自分にあったやり方を考えてみる必要があります。
友だちと一緒に、目標に向かうことも、「良い動機付け」になります。
特に自分と違ったタイプ、特に「報酬脳」の人と一緒に勉強すると、自分だけがやれなくなると「恥ずかしい思い」をしますので、その恥ずかしさが「損得」になって「がんばろう」という動機付けにも、なるのです。
質問者さんが、友人を見て「うらやましい」と感じるということは、
「向上したい」「今よりも良くなりたい」という強い気持ちがあるからだと思います。
その気持ちを持っているならば、確実に一歩前に進んでいけることを信じています。
祝福をお祈りしています。
【友だちを大切にしましょう。】
伝道者の書(旧約聖書)4:9-10
「ふたりはひとりよりもまさっている。ふたりが労苦すれば、良い報いがあるからだ。
どちらかが倒れるとき、ひとりがその仲間を起こす。倒れても起こす者のいないひとりぼっちの人はかわいそうだ。」
【自分の個性をしっかり確認しましょう。】
箴言(旧約聖書) 4:23
「力の限り、見張って、あなたの心を見守れ。いのちの泉はこれからわく。」
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