多くの反対者がいても、「本当に自分を理解してくれる人」がいれば、人は耐えられます。
ドラマで、失敗をした主人公が、同僚から「失敗なんて誰もがすることさ。これで終わった訳ではないんだから、次頑張ろう!」と慰められている場面を見ます。
「当たり前の言葉」であっても、落ち込んだ時にかけられると、その「優しさ」で慰められるのです。そして「立ち上がること」ができるのです。
今回は、山上の説教から、「神様からの慰め」について考えていきます。
マタイ5:3-4
5:3 「心の貧しい者は幸いです。天の御国はその人たちのものだからです。
5:4 悲しむ者は幸いです。その人たちは慰められるからです。、、、」
イエス様は、山上の説教の2番目に「神様からの慰め」を語っています。
先ほど、「人からの慰め」について書きましたが、本当に孤独を経験した人は、「人からの慰め」には限界があることを知っています。
寄り添ってくれる人がいても、あなたの苦しみの全ては「理解できない」からです。
聖書の中で、最も苦痛を経験した人物の一人に、ヨブがいました。(旧約聖書、ヨブ記)
彼は正しい人物で恵まれた人生を送っていましたが、サタンが彼を打ったことにより、
財産も家族も無くし、自分も重い皮膚病になり、痒さと皮膚のただれで、見るも無残な姿になりました。
友人たちが彼を慰めに来ますが、最初は余りの悲惨さに言葉が出ませんでした。
そして彼のためを思ったのでしょうが、、、「こんな悲劇には理由があるはずだ」と彼を責め始めたのです。
ヨブはうめきます。身体だけでなく、精神的にも追い詰められて、ボロボロになりました。
そしてこう訴えたのです。
ヨブ記16章
「1 ヨブは答えて言った。
2 そのようなことを、私は何度も聞いた。あなたがたはみな、煩わしい慰め手だ。
3 むなしいことばに終わりがあろうか。あなたは何に興奮して答えるのか。
4 私もまた、あなたがたのように語ることができる。もし、あなたがたが私の立場にあったなら、私はことばを連ねてあなたがたを攻撃し、あなたがたに向かって、頭を振ったことだろう。
5 私は口先だけであなたがたを強くし、私のくちびるでの慰めをやめなかったことだろう。
6 たとい、私が語っても、私の痛みは押さえられない。たとい、私が忍んでも、どれだけ私からそれが去るだろう。」
そして、「人間の慰め」に限界を感じ、こう叫んだのです。
「19 今でも天には、私の証人がおられます。私を保証してくださる方は高い所におられます。
20 私の友は私をあざけります。しかし、私の目は神に向かって涙を流します。
21 その方が、人のために神にとりなしをしてくださいますように。」
その方とは、「イエス様」のことです。
イエス様は、「私のこと」を「私以上に理解」して下さり、正しい裁きが起きるように、天の父なる創造主に「執り成し祈って」下さるお方なのです。
この方は、「人間の創造の産物」ではありません。
「こういう方がいたら良い」という化身でもないのです。
祈れば答えて下さる「リアルな存在」です。
単なる思想や哲学では、
「死の恐怖」を体験する限界状態では「役に立ちません」。
あなたは「死の恐怖」を経験したことがありますか?
「誰も自分を支えてくれない」という、追い詰められた状況を通ったことはありますか?
「もう死ぬしかないかもしれない」と呟いたことはありますか?
その時には、人間の力は「役に立たなく」なるのです。
「役に立たない」のです。
そしてその時、人は「生き残るため」に、神に叫ぶのだと思います。
「脱出の道はどこにあるのか」と、助けを求めるのです。
イエス様はこう言われました。
マタイ5:4 「悲しむ者は幸いです。その人たちは慰められるからです。、、、」
この約束が「真実である」ことを証しできる人は、「慰めを体験」した人です。
あなたも「その慰め」を体験したいと思いませんか?
パウロの言葉です。(彼も死を覚悟する体験を何度も通過した人物です。)
第二コリント1:4-5
「4 神は、どのような苦しみのときにも、私たちを慰めてくださいます。こうして、私たちも、自分自身が神から受ける慰めによって、どのような苦しみの中にいる人をも慰めることができるのです。
5 それは、私たちにキリストの苦難があふれているように、慰めもまたキリストによってあふれているからです。」
「イエス様の慰め」は、求める人には「必ず与えられる」のです。
もう一度繰り返します、、、「求める人には与えられる」のです。
「主の祝福」をお祈りしています。
詩篇139:23-24
「神よ。私を探り、私の心を知ってください。私を調べ、私の思い煩いを知ってください。
私のうちに傷のついた道があるか、ないかを見て、私をとこしえの道に導いてください。」
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