私はいわゆる敏感なタイプで、昔から「人混み」がとても苦手でした。人混みに行くと「圧迫感」を感じ気分が悪くなることもありました。特に感情的に怒ったり、悲しんでいる人の近くに行くと、「影響を受けて」しまいます。一旦影響を受けると身体まで重くなり、なかなか晴れません。
ブログを拝読していて、「創造主(神様)が心を守って下さる」「心の砦となって下さる」と知り、とても興味を持っています。もう少し詳しく教えて頂けますでしょうか。
ご質問をありがとうございました。
最近注目されているものに、HSPと言う概念があります。
HSP(ハイリーセンシティブパーソン)とは、生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質を持った人」という意味です。
日本人では、約5人に1人はHSPの傾向があると言われています。
特に「場の空気を読む」ことを求められる日本人には、この気質が強化される傾向があるとも言われています。
きっと質問者さんは、この気質によって、メリットも経験されているでしょうが、デメリットも経験されていることでしょう。
HSPの方々は、例えるならば、「心の壁」が薄く、「他人の感情」をいつも「感じて」しまいます。
多くの人が、「無意識に遮断」している情報を、HSPの方々は、「意識的に遮断」しなければなりません。それが上手にできれば良いのですが、できないと「あふれる情報」によって、身体や心に「悪い影響」を受けてしまいます。
ご質問は、「創造主(神様)が心を守って下さる」「心の砦となって下さる」ことを詳しく知りたいと言うことですから、出来るだけ簡潔にまとめてみます。
「心の壁」が「薄い」ために情報が遮断できないならば、
解決の方法は、「簡単」です。
「心の壁」を「厚く」すれば良いのです。
具体的には、「厚い心の壁」を、「自分でつくる」か「誰かにつくって」もらうことになります。
最も簡単な方法は、「誰か」につくってもらい、それを「プレゼント」してもらえば良いのです。
(考え方は、とてもシンプルです。)
今回は、厚い壁を「①誰がつくって」くれるのか。
それは「②どういう効果」を得られるのか。
それを「③どのように受け取れば良い」のか、をまとめていきます。
しばらくお付き合い下さい。
①誰がつくってくれるのか。
あなたが「厚い壁」を自分でつくろうと思っても、なかなか難しいと思います。
それができていれば、現在、苦労はしていないからです。
では、あなたの家族や友人がそれをできるかと言うと、更に難しいでしょう。
(あなたができない、あなたの心の内面のことを、あなた以外の人ができるわけないのです。)
では、「誰が」あなたのために、厚い壁を「つくって」くれるのでしょうか。
詩篇の中の、ダビデ王の言葉です。
詩篇18:1-3
「彼はこう言った。主、わが力。私は、あなたを慕います。
主はわが巌、わがとりで、わが救い主、身を避けるわが岩、わが神。わが盾、わが救いの角、わがやぐら。
ほめたたえられる方、この主を呼び求めると、私は、敵から救われる。」
ダビデ王は、非常に感受性の豊かな人物でした。音楽を愛好し、詩歌を多く作りました。
しかし彼は何度も殺されそうになりました。ところが彼は冷静に主に従い続けました。
殺される「恐怖」と「圧迫感」の中で、「平静」を保てたのは、
主からの絶対的な「心の守り」を経験していたからです。
「主はわが巌、わがとりで、わが救い主・・・」と彼は告白しています。
創造主が、彼の心の周りを「砦(とりで)」として、
「巌(いわお)」のような堅く頑丈な壁を作って下さり、
彼の心をしっかりと「守って」下さったのです。
「創造主」私たちに対しても、同じく「守って」下さるのです。
なぜでしょうか?
それは「創造主」は、「あなたを造られた」お方だから、です。
あなたのことを「あなた以上に、知って」おられるお方だから、です。
それは「あなたの髪の毛一本」も数えておれるほどです。
そのお方が、オーダーメイドで、あなたのために「特注の壁」を作って下さいます。
その「強力な壁」によって、360度(東西南北のすべてに)敵からあなたは守られるのです。
②その壁(砦)はどんな効果があるのか。
では、この「砦」を作って頂いたダビデは、どんな「守り」を体験したのでしょうか。
(詩篇18篇から見てみます)
「主は身を避ける者の盾」30節、「御救いの盾」35節
「助け出す」43節、48節
「救い(出す)」46節、48節
ダビデはこれらを体験したことにより、
「創造主を褒め讃えて」います。
あなたの心を「360度」覆って下さる「力強い砦(厚い壁)」が、
「主によってつくられ」ると、
あなたをそれを「盾(たて)」のように活用することができるのです。
それは、あなたをプレッシャーから「助け出し」「救い出し」て下さるものです。
③どのように受け取れば良い のか。
「創造主が準備して下さった砦(厚い壁)」を受け取るためには、
まずはその砦があることを、「知る」必要があります。
知ったならば、自分にも「与えられれていると、信じる」ことが大切なのです。
「信じる(信仰)」とは、非常に大切です。
「信じる」とは、知識だけでは、ありません。
それを「確認」できた時に、「確信」となる(本当にそうだったと思える)のです。
「スイカ割り」を例に挙げます。
あなたは「目隠し」をします。
そして「前にスイカがある」と言われます。
あなたは「信じて」前に歩き出すのです。
何回かの失敗の後に、スイカに棒が当たった時、
「本当にスイカがあった」と確認できるのです。
へブル11:1(口語訳)
「信仰とは、望んでいる事がらを確信し、まだ見ていない事実を確認することである。」
ぜひ「創造主の砦(厚い壁)」を体験してみて下さい。
この砦は「360度あなたを包んでくれるもの」です。
信じるなら、
欲しいと願い「受け取るだけ」で、
「あなたのもの」になるのです。
私は、あるキリスト教の集会で「講師がこの話(砦の話)をした時」に、
「信じたいです」と神様に祈りました。
そして「信じます。受け取ります」と祈ったのです。
その時、不思議な感覚でしたが、、、「私の周りに、厚い砦が出来上がった」と感じたのです。
今も、その「砦の感覚」は消えていません。
私もダビデと同じように、「主はわが巌、わがとりで、わが救い主・・・」と告白することができるのです。
今回は「創造主(神様)が心を守って下さる」「心の砦となって下さる」ことを説明させて頂きました。
ご参考にして頂ければ、幸いです。
祝福をお祈りしています。
詩篇18:2-3「主はわが巌、わがとりで、わが救い主、身を避けるわが岩、わが神。わが盾、わが救いの角、わがやぐら。ほめたたえられる方、この主を呼び求めると、私は、敵から救われる。」
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