聖書を読んでいます。イエス様を信じ、信仰を持つと、成長できるように思います。
しかし、自分が自分でなくなるような気もして、少し怖いです。
信仰を持っても、大丈夫でしょうか? 信仰を持つとどうなりますか?
ご質問をありがとうございました。
信仰を持つと、信じたものの影響を、大なり小なり受けます。
ですから、信仰を持つと「良い影響」をたくさん受けます。
しかしながら、自分の手が届かないものの影響を受けることに、「恐れを感じる」というの自然なことだと思います。
ですから「どんな対象」を信じるのかは、しっかりと吟味する必要はあります。
(おかしな宗教、おかしな教えもありますから)
聖書を読んでおられるとのことですから、
聖書の神様が、そしてイエス様が、一体「どのようなお方」であるかを良く知った上で、
信じる決断をされたら良いでしょう。
(聖書の理解は、ピンポイントではなく、前後関係で理解するのが、原則です。)
聖書の神様を知っていかれる中で、
「こんな素晴らしいことがある」というたくさんの事実を知って、判断して欲しいのです。
今回は、旧約聖書のギデオンを取り上げます。
①神様を信じると、「自分のセルフイメージ、を超えることができる」
を見ていきます。
士師記6章12-15
12 主の使いが彼に現れて言った。「勇士よ。主があなたといっしょにおられる。」
13 ギデオンはその御使いに言った。「ああ、主よ。もし主が私たちといっしょにおられるなら、なぜこれらのことがみな、私たちに起こったのでしょうか。私たちの先祖たちが、『主は私たちをエジプトから上らせたではないか』と言って、私たちに話したあの驚くべきみわざはみな、どこにありますか。今、主は私たち捨てて、ミデヤン人の手に渡されました。」
14 すると、主は彼に向かって仰せられた。「あなたのその力で行き、イスラエルをミデヤン人の手から救え。わたしがあなたを遣わすのではないか。」
15 ギデオンは言った。「ああ、主よ。私にどのようにしてイスラエルを救うことができましょう。ご存じのように、私の分団はマナセのうちで最も弱く、私は父の家で一番若いのです。」
ギデオンは、いろいろな意味で、「低いセルフイメージ、コンプレックス」を持っていました。
父親は、それなりの立場の方だったようですが、
(父親が立派だからこそ、自分はできないという感情を持つ人も多いです。)
自分の家柄や、置かれていた環境、自分の能力、、、
全てを見て「自分はできない」と考えていました。
「こんな自分では、どうしようもない」
「何もできない」
彼は、そう感じていたようです。
しかし神様の視点は、違っていました。
神様は、彼を「神様と一緒にいる、勇士」と見ておられたのです。
「勇士」なのです。
しかし、ここでのポイントは「主が共におられる」という点です。
神様はこの後、ギデオンにたくさんの「しるし」を見せて、
「本当に、共におられる」ことを悟らせたのです。
神様は、私たちと違う視点を持っておられます。
それをはっきりと聞く時(悟る時)に、私たちのセルフイメージは、成長します。
変えられるのです。
聖書から、前後関係を通じて、神様が「どういうこと」をして下さるかを、
「理解した」
ならば、後は「素直に」求めていくことが大切です。
「信仰は単純に、思考は複雑に」
これが鉄則です。
真理だと分かったならば、素直に受け取ることができれば最高です。
(しかし絶えず吟味は必要です。このバランスが大切なのです。)
盲目的に信じることがないために、
聖書を理解することは、とても大切なのです。
ギデオンは、納得できるまで、「しるし」を求めて祈り、確認をしました。
その結果、彼は最後に「本当にそうだ」と悟ることができたのです。
【まとめ】です。
「神様を信じる」と、
「セルフイメージが向上」します。
(正確に言えば、神様が計画した「本来の姿に戻る、回復」が適切です。)
愛されていることが分かり、生きる意欲、生きる喜びが増し加わります。
「内なる悪」と戦わなければならない時には、戦う気力が充実します。
そして・・・人に親切な、愛情深い人になっていけるのです。
(自分が「理想とする姿」に近づいていけるのです。)
より「健全なセルフイメージ」に、質問者さんの心がつくり変えられますように。
祝福をお祈りしています。
Ⅱコリント5:17‐18
「だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。
これらのことはすべて、神から出ています。」
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