今回は、世界情勢に関わる内容です。
「民主主義の根本は、神信仰である」ことを考えます。
ロシアがウクライナに侵攻してから、一ヶ月が過ぎました。
ウクライナでは、自国を守る為に武器を取って戦うという人たちが、現在男性で7割、女性で3割いるそうです。降伏し虐殺された経験を持つ彼らは、命がけで戦っているのです。
そして、世界では「次は中国の台湾侵攻」と危険視されています。
なぜなら中国では「核心利益」という、国の方針があるからです。
領土の保全として、2013年4月、習近平氏は、チベット・新疆ウイグル自治区、台湾・東シナ海、だけでなく沖縄県石垣市の尖閣諸島も、中国の核心利益と、中国外務省報道官に言わせています。
核心利益とは、どんな代償を払ってでも守らなければならない決心、を表す中国の外交用語です。
ですから、台湾侵攻、併せて尖閣侵攻は、「あるかないか」ではなく、
「いつあるか」なのです。(ウクライナ侵攻によって、日本の国防意識も高まっているのが現状です)
第二次大戦後、そして中ソ冷戦後も、アメリカは中国を支援してきました。
そして彼らは考えていました。
「中国に支援をすれば、彼らも共産主義を捨てて、民主主義に変わるだろう」
しかし実際には、中国は力がつくまで「自分たちの野望」を隠していただけでした。
中国では、朱子学が思想の根本にあります。
彼らは、「宗教はまやかしであり、宗教を信じるのは愚かである。一部のエリートが、愚民を支配するのが理想である」と昔から考えていたのです。
ですから科挙という制度がありました。
神を否定する共産主義思想が入る前から、彼らはエリートの支配制度を持っていました。
その構造が、そのまま一部の共産党員が民を支配する、共産党体制に移行しただけです。
中華思想と共産主義の「中国」は、
民主主義の「アメリカ」を、
心の中では「下」に見ているのです。
彼らの中心は、民ではありません。
国家なのです。
国家を守る為には、民は犠牲になっても構わない、というのが彼らの根本的な考えです。
(彼らは支配体制が変わる度に、前の一族を虐殺してきました。ですから、虐殺は日常なのです)
ウイグル自治区の「ジェノサイド(民族大虐殺)」も正当化します。
それは共産主義体制を守るための、核心利益だからです。
彼らは、私たち民主主義の立場では無いのです。
人権も平等もありません。
あるのは、「自分たち一族の利益追及」であり、
「それを保証する共産主義体制の維持」なのです。
自由平等、公共の利益という概念がないのです。(本当です)
この壁を破るには、唯一「神の前の平等」しかありません。
それも「生きた信仰」が必要です。
実はアメリカにも、「信仰」ではなく、「自分たちの打算」で動く、
エスタブリッシュと呼ばれる、支配者階級が現実にあります。
彼らもまた、「一部のエリートが民衆を管理支配するのが理想」と考えています。
共産主義思想と、とても似ています。
彼らは、世論操作をしても、
不正選挙をしたとしても、
「自分たちの体制を守ることが善である」と(本気で)考えています。
本来、「神信仰」が土台であり、その上で法の下で平等が、基本理念の筈なのに、
現実には、そうなっていないのです。
自分たちの利益と野望が一番になっているのです。
純粋な「神信仰」がないならば、民主主義を打算で利用します。
しかしそれは、「本来の思想」では無いのです。
神を打算で利用する「邪な心」ではなく、「純粋な心」が必要なのです。
本題に戻します。
本来、「平等や人権」には、健全な「神信仰」が必要です。
健全に、神(創造主)を信じるので、「神の下での平等」が成立するのです。
ウイグル自治区のジェノサイドの虐殺を否定するにも、
領土を武力で変えようとする、ウクライナ侵攻を否定するにも、
根本的な考えに「神信仰」が必要なのです。
最後に「まとめ」です。
中国の虐殺、武力侵攻を止めるには、
「軍事バランス」や「軍事同盟」という具体的方策、
攻めたくても攻められない環境を作ることが緊急の課題です。
(ウクライナがなぜ攻められたかを考えれば、自然に対策は見えてきます。核のアンバランス、NATO非加盟が致命傷でした。)
平和」と叫んでいても、狂信的な指導者の前では無力です。
しかしもっと根本的には、国民の考え方が必要です。哲学や思想です。
「神信仰」が必要です。
日本にはキリスト教徒は少ないですが、
「お天道様が見ている」という、感覚を多くの日本人は持っています。
これはキリスト教の「神信仰」に通じるものです。
(また天皇制の影響によって、大きな家族という感覚を持っています。これも諸外国にはない考え方です。)
神信仰があるので、「自由平等」が成立します。
「虐殺も略奪もしてはいけない」法律の根拠となります。
それは、日本人的に言えば
「お天道様が見ている。だから悪いことをしてはいけない」
という感覚です。(日本人に暴動略奪がない、大きな理由です)
ウクライナ侵攻と虐殺を「悪い」と言えるのも、
中国の台湾武力侵攻を「絶対にダメ」と言えるのも、
ウイグル自治区ジェノサイドを、「犯罪」と断罪できるのも、
根本には、「神信仰」が無いと成立しません。
薄っぺらいヒューマニズム(人道主義)では、
人間同士の弱肉強食を止められないのです。
ここまで読まれて、いかが思われましたか?
神様やイエス様を信じる純粋な信仰が、個人のものだけ、ではなく、
国や民族の「尊厳と自由の根本」になることをまとめさせて頂きました。
平和を、イエス様に祈っています。
マタイ5章7-10 (イエス様のお言葉)
7 あわれみ深い者は幸いです。その人たちはあわれみを受けるから。
8 心のきよい者は幸いです。その人たちは神を見るから。
9 平和をつくる者は幸いです。その人たちは神の子どもと呼ばれるから。
10 義のために迫害されている者は幸いです。天の御国はその人たちのものだから。
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