先回に引き続き、「クリスチャンの方の質問」の補足を記します。
先回は、思考の中での戦いでの「戦うための準備」を書きました。
今回は、「具体的な武具」の活用についてまとめます。
聖書の箇所は、エペソ6章です。
エペソ6:17「救いのかぶとをかぶり、また御霊の与える剣である、神のことばを受け取りなさい。」
武具(armor)には、「防御用と攻撃用」がありますが、
エペソ書には、記されている武具は、ほとんど「防御用」です。
今回のポイントです。
①基本的には、外からのものを入れないこと。
②様々な武具で身を守ること。
③「信仰の大盾」を活用すること。
(ポイントだけ記しています。)
①基本的には、外からのものを入れないこと。
霊的戦いの武具の目的は、「邪悪に対抗できるため」と「堅く立つため」と書かれています。
エペソ6:13 「ですから、邪悪な日に際して対抗できるように、また、いっさいを成し遂げて、堅く立つことができるように、神のすべての武具をとりなさい。」
外からは、「味方」も来ますが、「敵」もやってきます。始末に悪いのは「味方のフリをした敵」もやって来るのです。
ですから「思考の中での戦い」の最中では、基本的には「壁を作る」ことです。
「外からのもの」は、一切入れないのです。
実は、日本人にはこれが難しいのです。
日本人は、以心伝心、思いやりという「良い文化」があります。
いつも「相手のことを気遣い」ながら生活しています。
「空気を読む」ことを強調し、互いに「やんわりとつながり合って」います。
ですから、「強い力」でやって来られると「まず受け入れて」しまうのです。
特に「邪悪な力」は、執念深く攻撃を仕掛けてきます。
「気を抜いて」いると、入れてしまいます。
意識的に「拒否する」のです。
意図的に「壁を作る」のです。
「どんなものも、入れない」と固く決心することです。
これをするだけで、ある方々は「とても楽になる」はずです。
特にHSPの傾向があって、敏感な感性をお持ちの方々は、「心が軽く」なるはずです。
せひ、やってみて下さい。
やってみるだけの価値はあります。
(参考までに)
神様が「砦」となって、360度全方位から「あなたを守って」下さるという聖書箇所があります。
あなたが「上手くできなく」ても、神様が覆って下さり、「あなたを包んで下さる」ことが、約束されている聖書箇所です。(詩篇18篇ですが、焦点を縛るため、これは別の機会にまとめます。)
②様々な武具で身を守ること。
エペソ6章には、様々な武具が書かれています。
◯救いのかぶと、、、邪念から頭を完全に守ってくれる武具
◯真理の帯、、、良い悪いを見極める力を与えてくれるもの。
◯正義の胸当、、、上半身を前後から守ってくれる武具。
これらは象徴的な表現ではありますが、外からの攻撃から「身を守る武具」なのです。
しかし壁を作っていても、会話をしなければならない時があります。
その時は、お相手の「祝福を祈りながら」対応します。
◯足には平和の福音の備え、、、平和のイエス様の言葉を意識して会話をする。
相手が「ネガティブ」な会話をしても、祝福を祈りながら「ポジティブ」な言葉を返すと、悪いものは入りません。
水は「高い所」から「低い所」に流れます。あなたが「ポジティブ」で「高い精神」に立っていれば、「汚い泥水」は、上がってこないのです。(会話しなければならない時は、自分の精神的立ち位置を「高地」に定めましょう。)
③「信仰の大盾」を活用すること。
エペソ6:16「これらすべてのものの上に、信仰の大盾を取りなさい。それによって、悪い者が放つ火矢を、みな消すことができます。」
悪しき力は、それでも人間の「隙をついて」、汚い火の矢を射ようとします。
心の中に「汚い火を投げ込んで」炎上させ、陥れようとするのです。
ですから「信仰の大盾」を用いて、全てブロックするのです。
上手に「矢を止める」には、それなりの修練が必要です。
何度も失敗しながら、段々と上手になるのです。
最後に、、、
「思考の中での戦い」では「目を覚まして」戦う必要があります。
それは「聖霊の助け」が不可欠です。
また「真理の言葉」 によって敵に反撃しなければならない時があります。
そのための武具として、「祈りの力」、「御言葉の剣の力」がありますが、
これは別の機会にまとめたいと考えています。
「あなたの心」が守られますように、
「思考の中での戦い」に、勝利することができますように、
「神の武具」を上手に活用するスキルを身につけられますように、、、
祝福をお祈りしています。
エペソ6:13-18
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