昨日のクリスチャンの方の質問「頭の中に、否定的な雑念が湧き上がって困っています。」の補足です。
「戦いの武器」を聖書から明らかにしていきます。
今回は、武器を使う「前提条件」を考えていきます。
①「自分の思い」と、外からの「邪悪な思い」をきっちりと区別をすること。
②大きな力(権威)の「傘の下」に留まること。
③悪に立ち向かうこと。
しばらくお付き合い下さい。(「邪悪な雑念」に困っている方の助けになれば、と願っています。)
①「自分の思い」と、外からの「邪悪な思い」をきっちりと区別をすること。
「敵」と戦うためには、しっかりと「相手を認識」しないといけません。
しかし「思考の中での戦い」の「敵」は、見分け難いことが多いのです。
敵は、敵だと分からないように、こっそりとやってきます。
「突然浮かんだ考え」なのに、
まるで「昔からいた」ような、
「あなた自身の考え」のようなフリをするのです。
そして「堂々と入ろう」とするのです。
多くの人は、ここで「騙され」ます。「これは自分の考えだ」と。
そのため「心の扉を開いて」しまいます。そして「心の中に入れて」しまうのです。
一度中に入ると、なかなか出ていきません。
私たちが抵抗しようとすると、
「お前も同じ考えだろう」と囁くのです。(非常に厄介です。)
一通りの悪さをして、ダメージを与えた後に、いつのまにか出て行くのです。
(又は、隠れているのです。)
ですから「混乱と破滅」を与える「邪悪な考え」を、
できれば「入れる前に」、しっかりと区別しなければならないのです。
聖書の言葉です。エペソ5:11-14
「実を結ばない暗やみのわざに仲間入りしないで、むしろ、それを明るみに出しなさい。
なぜなら、彼らがひそかに行っていることは、口にするのも恥ずかしいことだからです。
けれども、明るみに引き出されるものは、みな、光によって明らかにされます。
明らかにされたものはみな、光だからです。」
聖書は、あなたの心を「明るみに出す」ようにと命じています。
「明るみ」に出せば、「暗闇」が明らかになるのです。
しかし、ここで大事なことを書きます。
「明るみ」に出た時に、あなたの心が「どちら側」にいるのか、が重要です。
「光の側」にいるのか、「闇の側」にいるのか、です。
人間は、創造主によって造られていますから、本来は「光の側」にいるはずなのです。
しかし生きている中で、様々な汚れ(罪)に触れて行く時に、
闇を許容してしまい、「闇の側」 に立ってしまうことがあるのです。
「光の下」に行く時に、「あなたの闇」が明らかになります。
「自分の中の闇」を認めることは、恥ずかしいことです。
その「恥ずかしさ」に、耐えられるためには、
「赦し」を体験する必要があります。
「汚れがあっても、大丈夫。私は創造主(イエス様)に愛され、赦されているのだから。」この実感が重要です。
実は、クリスチャンになるということは、この「十字架の赦し」を知り、受け入れることなのです。
そして、誰もが受け取ることができるのです。
私の願いは、キリスト教会に行っている、行っていないにかかわらず、
この「汚れからの赦し」(罪の赦し)を体験して、
「光の下で憩う」素晴らしさを味わって頂くことです。
本題に戻ります。
「光の下」 に行ったならば、「闇が明らか」になり、
「邪悪な心」を、自分のものではない「異物」(敵)と認識することができます。
これができたならば、あとは簡単です。
②「光の傘の下」に留まり続け、
③悪に立ち向かう。
ことです。
これらによって「邪悪な思い」を撃退することができます。
昨日取り上げた聖書の言葉です。
ヤコブ4:7-8
「ですから、神に従いなさい。そして、悪魔に立ち向かいなさい。そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げ去ります。
神に近づきなさい。そうすれば、神はあなたがたに近づいてくださいます。罪ある人たち。手を洗いきよめなさい。二心ある人たち。心を清くしなさい。」
②「光の傘の下」に留まり続けるためには、
「神様に近づく気持ち」、「従おうとする気持ち」が大切です。
(実は、ここにも「真理」と「肉の欲との戦い」があります。しかし、ここでは触れません。人間はしみじみ罪深いのです。)
「神様を味方」につけたならば(光の傘の下に立ち続けるならば)、
一番大事なことがあります。
それは③「悪魔に立ち向かう」ことです。
悪魔からは、「逃げる」のではありません。
「立ち向かう」のです。
また悪魔とは「議論する」のでもありません。
(議論は、無意味です。「嘘」しかつけない相手と議論も交渉もしてはいけません。)
「立ち向かう」だけなのです。
「悪魔に立ち向かうことなど、できるのですか?」
そんな声が聞こえてきそうです。
「大丈夫、立ち向かえます。」
あなたのバックにおられるイエス様は、悪魔に完全に勝利されたお方なので、その権威の下で、あなたは立ち向かえるのです。
この時、悪魔は必ずあなたを煽ってきます。
恐怖感を植え付けようとします。
逆風と圧迫感をぶつけてきます。
しかし負けてはいけないのです。(逆風と圧迫感を跳ね飛ばすのです。)
そのための「最大の防御」が、「立ち向かうこと」です。
「悪魔よ去れ!」と言ってやりましょう。
イエス様の「霊の世界の権威」を知っている悪魔は、「イエス様に属する者の言葉」に従うしかないのです。
今回、3つのことを確認しました。
①「自分の思い」と、外からの「邪悪な思い」をきっちりと区別をすること。
②「光の傘の下」に留まること。
③「悪に立ち向かう」こと。
これらは、「戦いの武器」を使うための「前提条件」です。
次回は、エペソ6章等から、具体的な「戦いの武器」について学んでいきます。
祝福をお祈りしています。
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