クリスチャンからの質問です。
「頭の中に、否定的な思いが湧き上がってきます。腹が立ったり、悲しくなったり、ある特定の話題や状況になると、急に否定的でおかしな感情になります。何か『外からの悪い力』に攻撃されているかのようです。一旦その感情になってしまうと、なかなか抜け出せません。どうしたら良いでしょうか。」
ご質問をありがとうございました。
クリスチャンであっても、否定的な思いになることは普通にあります。
しかし、ご質問のように、「特定の状況」で「急におかしな感情」 になる場合、注意が必要です。
今回はクリスチャンの「悪い力との戦い方」についてまとめてみます。
聖書の中に、心の中の「要塞」という表現があります。(聖書の言葉は、後で記します。)
(英語では、要塞stronghold
【名】〔戦いの〕要塞、とりで、牙城。〔活動などの〕拠点、本拠地。)
ある悲しみや痛みによって、心の中に「苦い固まり」ができてしまうことがあります。
その「固まり」を悪い力（敵）が支配すると、
攻撃を受けると、「その要塞」を通じて、心が簡単にやられてしまうのです。
（敵とは、悪魔、悪霊、暗闇の勢力のことです。)
「ある特定の状況」で、「自分の意に反する感情」になるとしたら、
「悪の勢力の攻撃」を疑ってみる必要があります。
よく「魔が差してしまった」という言葉を聞きます。
自殺の名所で「呼ばれて、飛び込みそうになった」という話のように、
本人の外側から「悪の勢力の攻撃」を受けることは、あるのです。
しかしクリスチャンには「戦いの方法」が教えられています。
(防御や、追い出す完璧な方法です。)
それを今回は書いていくつもりです。
最初に聖書の言葉です。
ヨハネ1:4-5
「この方（イエス・キリスト)にいのちがあった。このいのちは人の光であった。
光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった。」
第2コリント10:4
「私たちの戦いの武器は、肉の物ではなく、神の御前で、要塞をも破るほどに力のあるものです。」
どれほど、「闇の勢力」が執念深く攻撃をしてきても、
イエス様（光）のところに助けを求めれば、闇は追い出されます。(消えていきます。)
むしろ、その攻撃によって、「敵の要塞」が「何なのか」はっきりします。
それを告白し、十字架につけることによって、悪の進入路「要塞」を破壊できるのです。
(ラッキーです。)
神様は、悪魔の攻撃を「許容される」時には、目的を持っています。
悪の攻撃によって「要塞の正体」をはっきりさせて、「要塞を破壊」し「悪魔の策略」が根本から壊そうと考えておられるのです。
ちょうど、真っ暗な「深夜」には、何も見えない状態でも、
「太陽が昇る」ならば、全てが明るくなり、はっきりと見えます。
「闇の力」は、カケラも残っていません。消えてしまうのです。
もし「闇の夜」にいたならば、ジタバタしても解決しないのです。
「太陽を待つ」しかないのです。
しかし、一旦「太陽（イエス様)」の下に行くことができたならば、
闇は追い出され、消えてしまうのです。
もし闇の攻撃を受け、
闇の勢力に侵入されてしまったならば、一旦全てをリセットしましょう。
そして「光の下」に行くには、どうしたら良いかを考えましょう。
聖書を読んだり、クリスチャンミュージックを聴いたりすることも力になります。
しかしそれでも難しい場合は、
「信仰のしっかりとした人」に、話を聞いてもらい、祈ってもらいましょう。
とにかく「闇から離れる」ことです。
「闇の中」に 居続けることは、危険であり、解決が遅れるだけです。
クリスチャンでない方や、祈ってくれる人が、近くにいない場合、
気分転換で外に出て、自然に触れてみましょう。
自然は堕落していないので、堕落した私たち人間が、大自然の神秘に触れる時に、
「創造主の力」の一部を体験することができます。
それによって「暗闇から抜け出す」きっかけになるはずです。
(繰り返しになりますが、一番良いのは、「イエス様の権威で悪を追い出すことができる」ことを知っているクリスチャンに、「祈ってもらうこと」です。)
「光の下」に行くことさえできれば、全てが解決します。
「悪魔の策略」に騙されないように、気をつけて下さい。
悪魔は「お前は抜け出すことができない」と囁きかけてきます。
「お前の居場所は、この闇の中だ」と訴えてきます。
しかしそれは「全部嘘」です。
悪魔は「嘘しか」言いません。それが「彼の性質」だからです。
ですから、「悪魔の策略」に絶対に騙されてはいけません。
エペソ6:10-12
「終わりに言います。主にあって、その大能の力によって強められなさい。
悪魔の策略に対して立ち向かうことができるために、神のすべての武具を身に着けなさい。
私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。」
あなたは、「神様に造られた」存在であり、
「価値がある」存在として造られたのです。（神の武具については別の機会に触れる予定です。)
悪魔はあなたに「お前は価値がない」「お前は生きていても仕方がない」「お前はどうせこんなもんだ」「お前が上手く行くはずがない」「お前は頑張っても変わらない」「誰もお前を助けてくれない」「神様だってお前を助けられない」「お前は見捨てられている」「お前は、、、」「お前は、、、」と、、、「様々な否定的な感情」を吹き込んできます。
あなたが「光の下」に行こうと考えた瞬間から、悪魔は「行かせまい」として「総攻撃をかけて」くるのです。
その時、あなたはこう考えたら良いのです。
「悪魔が総攻撃するということは、光の下に行くことは、正解なのだ」と。
悪魔に攻撃されている方に、聖書の言葉を贈ります。
ヤコブ4:7-8
「ですから、神に従いなさい。そして、悪魔に立ち向かいなさい。そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げ去ります。
神に近づきなさい。そうすれば、神はあなたがたに近づいてくださいます。罪ある人たち。手を洗いきよめなさい。二心ある人たち。心を清くしなさい。」
光に近づけば、必ず「闇の勢力」は追い出せます。（一瞬で消えます。)
あなたが「正しい知識」を知って、その知識を「身につける」ことができれば、
悪は「恐れる必要はない」のです。
「あなたの心」が、悪の雑念から、守られますように、
悪の攻撃を受けることがあったとしても、
ますます逆らって「光に近づく」ことができますように、
祝福をお祈りしています。
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