人生相談〜聖書、イエス様を信じる立場から

世界のベストセラー聖書の価値観から、生きるを考えます!(モノの見方が変わると、とても楽になります)

自殺したユダは、どうしたら良かったのか?

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昨日の続き、後半です。

イエス様のお祈り「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです。」(ルカ23:34)の真意を考えていきます。

また、悪魔の「悪い言葉」、人間を破壊しようとする「誘惑の言葉」を心に入れない秘訣に注目します。(質問者さんのご質問の意図を越えているかもしれませんが、大事なこととして書かせて頂きます。)

 

今回の要点は、ユダは、本当は、、、

①悪魔につけ込まれる材料をなくしていくべきだった。

②イエス様ともっと会話をすべきだった。

③「禍が益となる」イエス様の教えを知っていたら、、、。

 

①悪魔につけ込まれる材料をなくしていくべきだった。

ユダは、イエス様から会計係を任されており、能力も高い人物でした。

理想を持っており、「イエス様について行く」ならば、その理想が実現すると思っていたようです。

彼は、多くの弟子たちが考えていたと同じく、「イエス様は、自分たちの国をローマ帝国から解放してくれる」と思っていたでしょう。ですから、「早く武力蜂起して欲しい」と考えていたに違いないのです。

色々な解釈が考えられますが、私はユダは、イエス様が逮捕されたならば「武力蜂起してくれる」と考え、イエス様を後押しする動機で、イエス様を銀貨30枚で売ったと、思うのです。そうでなければ、イエス様が死刑になると悟った時、後悔して、「自殺してしまった理由」が考えられないのです。

 

彼の課題は、「自分は正しい」と思っていたことです。

そして「イエス様をコントロールしようとした」ことです。

つまり「高ぶり」です。

この「高ぶり」を持っていると悪魔に付け込まれる「隙(スキ)」を作ります。

 

悪魔は、「お前は、正しい。お前は、正しい。お前を認めない奴が悪い。お前を否定する奴は間違っている、、、」と煽ってきます。

そして、悪魔の言葉を受け入れると、「一気に絡めとり、引っ張り」、悪魔の甘い言葉から「離れられなく」させるのです。縛りつけてきます。

(誘惑に乗ってしまうと、恐ろしい結果を生むのです。その闇から「離してくれません」。悪魔は、優しくないのです。悪魔の目的のために「あなたを支配」するのです。)

 

ですから、「悪魔に付け込まれる材料」を無くしていくことが、不可欠です。

 

聖書には、ユダは金入れを預かり、そのお金を誤魔化していた。と書かれています。

ここがポイントです。

彼は、「自分の誤魔化し」を「正直にイエス様」にお話しすべきでした。

そして「赦しを受ける」べきでした。

「自分の弱さや失敗」を、イエス様にオープンにすべきだったのです。

(ユダの裏切りは、計画だった、必要悪だったという考え方、視点もありますが、ここではユダ自身の心に注目しています。)

 

②イエス様ともっと会話をすべきだった。

聖書の中には、トマスという、疑いを正直にイエス様に話す弟子が、出てきます。

しかし、ユダは「建前」は言っても、「本音」はイエス様に話していなかったようです。

もっと明確に言えば「イエス様の言葉を聞いていなかった」のです。

 

頭が良く、プライドの高い人は、「自分の頭の中だけ」で完結する傾向があります。

つまり、「人の意見を耳に入れない」のです。

自分の見ているものの「違う視点」が、受け入れられません。

頑なです。頑固です。

 

よく言われます。

「ユダも、ペテロのように、自分の落ち度を認め、イエス様に『赦して欲しい』と近づいたなら、赦されたに違いない、なぜなら、イエス様は最後の晩餐で、ユダの足も洗われたのだから。」

 

人間は、プライド高く、弱いです。

プライドを守りたいがために、簡単に甘い誘惑に乗ってしまいます。

 

だから、イエス様は私たち人間のために、「とりなし祈られた」のです。

「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです。」(ルカ23:34)

 

この「切なる祈り」を聞くことができたならば、

私たちは、「別の視点」を持つことができます。

それは、「自分で自分は許せない」けれど、

「赦す、と言って下さる方がいる」という視点です。

 

その「優しさ」と「温もり」を感じることができたならば、

イエス様に足を洗ってもらったような「気持ち良さ」が、

「心の中」に湧き上がったならば、

その時、、、私の「頑なな心」が溶けていく体験をするのです。

 

「イエス様の優しい心」を聞いた人は、「悪魔の言葉」を聞かなくなります。

聞く必要がなくなるのです。

 

自殺したユダは、本当はどうしたら良かったのか。

その答えは、

「自分の罪、弱さを正直に認め、

イエス様と親しく会話をして、

イエス様の優しいお考えを受け入れる。」

です。

 

③「禍が益となる」イエス様の教えを知っていたら、、、。

聖書の中には、すべてのことが益となる、とあります。

「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを私たちは知っています。」(ローマ8:28)

 

イエス様の教えは、「逆転の教え」です。

悪魔は、「十字架のイエス様の死」を見て「イエスを破壊した」と喜びました。

しかし、それでは終わりませんでした。

イエス様は「復活」され、弟子たちを再度集め、使命を語り、その後世界中にイエスを信じる者が起こされたのです。

 

「十字架」と「復活」の体験は、信じる一人一人にも起こる、奇跡です。

「これで終わった」ように思えても、次の「復活の道」があるのです。

 

「世にあっては患難があります。しかし、勇敢でありなさい。わたしはすでに世に勝ったのです。」(ヨハネ16:33)

 

イエスは言われた。「わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。 」(ヨハネ11:25)

 

「ユダ」のような体験をした人こそ、イエス様の「復活体験」ができるはずです。

いろいろと書いてみましたが、「悪い攻撃に打ち勝つ」ための参考にして頂ければ、幸いです。

祝福をお祈りしています。

 

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