人生相談〜聖書、イエス様を信じる立場から

世界のベストセラー聖書の価値観から、生きるを考えます!(モノの見方が変わると、とても楽になります)

ワンポイント「イエス様の教え」④愛が冷えた時代の生き方

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現代は、「愛が冷えた時代」と言われます。

私の子供の頃は、悪いことをすると近くの大人が「叱ってくれる」ことがありました。

今は、下手に大人が話しかけると不審者と思われます。子供に「注意」をしたら、後から問題が起こることもあるのです。

人が信用できない時代です。

 

イエス様は、世の終わり(終末)には、「不法がはびこるので、多くの人々の愛が冷える」(マタイ24:12)と言われました。

現代が、終末に近づいているならば、これからますます「不法がはびこり」、ますます人が信用できない「愛の冷えた時代」になるでしょう。

 

こんな時代に「優しさ」は意味があるのでしょうか?

「相手のことを考える」ことは、大事なことと言えるのでしょうか?

 

今回の「イエス様の教え」は、「思いやり(あわれみの心)」の大切さです。

こんな「不法に満ちた時代」だからこそ、考えていきたいのです。

 

マタイ5章、山上の説教での「イエス様の言葉」です
「5:7 あわれみ深い者は幸いです。その人たちはあわれみを受けるからです。
5:8 心のきよい者は幸いです。その人たちは神を見るからです。」

 

「あわれみ深い人」は、あわれみを受けるとイエス様は言われます。

みなさんも実感すると思います。

いつも親切なAさんがいて、Aさんが困っているのを見たら「助けてあげよう」と思われるでしょう。

反対に、いつも意地悪で身勝手なBさんが、困っていたら、あなたは助けるかもしれませんが、「気が乗らない」はずです。

 

イエス様は、「人に対する量りで、量り返される」と言われました。

ルカ6:38 「与えなさい。そうすれば、自分も与えられます。人々は量りをよくして、押しつけ、揺すり入れ、あふれるまでにして、ふところに入れてくれるでしょう。あなたがたは、人を量る量りで、自分も量り返してもらうからです。」

 

「優しい人」は、優しくされるのです。

 

ただし、一つ気をつけないといけないことがあります。

優しくされることを期待して、優しくする人は「上手くいきません」。

優しさを受けたくて、優しくする人は、続かないのです。

なぜなら、期待通りにならないと、文句を言い、恨みになってしまうからです。

そして人は、意外と「その本音(動機)」を見ています。

「この人は、そういうつもりで優しくしていたのか」と思われると、「その偽善の量り」で量り返されるのです。

そういう人は、「これだけやっているのに、誰も報いてくれない」と泣き言を言いますが、

その人の「本当の量り」で、量り返されているだけなのです。

 

優しくするなら、「本気で優しくする」ことが一番なのです。

 

愛されたい、認められたいと願って、愛することは「上手くいきません」

愛されているから、認められているから、愛することが「重要」です。

(では、どうしたら「愛されている、認められている」という生き方ができるのでしょうか。それをこれから見ていきます。)

 

本題に戻ります。

マタイ5章、山上の説教での「イエス様の言葉」。
「5:7 あわれみ深い者は幸いです。その人たちはあわれみを受けるからです。
5:8 心のきよい者は幸いです。その人たちは神を見るからです。」

 

文脈から、「あわれみ深い人」は、「神様からあわれみを受ける」ことが分かります。

人ではなく、「神様から」のあわれみです。

 

本当に「あわれみ深い人」は、人からのあわれみ(優しさ)を感じ取る能力に長けています。

それは、見えない「神様からのあわれみ」に対しても、同じなのです。

 

イエス様の十字架は、「いのちをかけた愛」です。

自分のことしか考えられない人は、「いのちをかけた愛」が理解できません。

 

「神様のあわれみ」も同じです。とても大きく広いものです。

あなたが「本当にあわれみ深い人」ならば、「神様のあわれみ」を理解し、感じ取ることができるのです。(もちろん、人間は一人よがりで、自己中心です。完璧ではありません。しかし、それでもあわれみ深い人は、聖霊の助け(神様の恵み)によって、大きなあわれみの一部を感じ取れるのです。)

 

ここに、「愛が冷えた時代」の生き方の「答え」があります。

世の中の愛が冷えていても、「あわれみの心」を持つことは重要です。

あなたが「本気であわれみの心」を持つならば、

「神様のあわれみ」を体験できるのです。

 

「神様の愛とあわれみ」を体験した人は、

ますます「あわれみの人」となります。

そのような人は、他人からも「同じ量り(あわれみの心)」で量り返してもらえます。(好循環が起こるのです。)

 

繰り返しますが、こんな時代だからこそ、「あわれみの心」が大切なのです。

「相手を思いやる心」「愛する心」が大切です。

(そして神様に、あわれみの心が増し加わるように、祈り願うことも大切なのです。)

 

最後に、イエス様は「知恵が必要だ」と言われている箇所に触れて終わります。

マタイ10:16-17

「16 いいですか。わたしが、あなたがたを遣わすのは、狼の中に羊を送り出すようなものです。ですから、蛇のようにさとく、鳩のようにすなおでありなさい。

17 人々には用心しなさい。彼らはあなたがたを議会に引き渡し、会堂でむち打ちますから。」

 

あなたが「あわれみ深く、素直」であっても、「知恵」が必要です。

このような悪の世の中に、「無為無策」で飛び込むことは「愚か」です。

 

「愛が冷えた時代」は、悪が暗躍する時代です。

このような時代は、「あわれみの心」を大切にしながらも、状況をしっかりと見て「知恵深い判断」が必要なのです。

この点は、押さえておかなければなりません。

(聖書の知恵と神様の助けを頂いて、洞察力を高める必要があるのです。)

 

祝福をお祈りしています。

マタイ5:7 「あわれみ深い者は幸いです。その人たちはあわれみを受けるからです。」

 

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