ご質問ありがとうございます。
生きる気力がわかないとは、とてもお辛い状況だと思います。
すべきことが見つからないのか、またはすべきことが分かっていながらも、それをするだけの力がわかないのか。
どちらにしても、あなたは「先」を見通して「今」を考えておられるのだと思います。
「本来こうすべきだ」ということを「おぼろげながら」でも「感じて」おられ、「理想に近づけない自分」に苛立ちを感じておられるのかもしれません。
あなたにとっての「理想や目標」は一体何であるか。少し一緒に考えてみたいと思うのです。
あなたは「何がしたい」のですか。(それがわからないから悩んでいるんだよ)と突っ込みを受けそうな気がしますが・・・、
でもよく考えて下さい。
「あなたは何がしたいのですか」
「それは実現可能なことですか」
実現可能か、不可能かを見極めることは、非常に大切です。
「このゲームをクリヤーしたい」「この仕事を仕上げたい」「資格を取りたい」
それが実現可能なものならば、自分で締め切りを作ったら良いとは思います。
(ただしあまりきっちりしすぎないことです。できないならもう一度改めて作ればよいというぐらいの方が、気が楽です)
もし親しい友だちがいるならば、(家族でも良いですが)、あなたの「希望」を話してみることをお勧めします。人に話すと意外とやる気が起こるものです。その人に応援してもらうことができたならば、力がわいてきます。
私は、24歳でキリスト教会に行きました。大学を卒業して一年後で、ある事情で京都で一人暮らしをしていました。当時、人生に相当悩んでいました。
「人生に意味がなければ、生きている価値がない」と今考えるほど自分を追い込んでいました。
京都の知人が通うキリスト教会に行き始めたのですが、
何かをしていなくては、悩みに埋もれてしまいそうで、休みの日にはひたすら歩いていました。(南禅寺、大文字山辺りはお気に入りの場所でした)
北大路バスターミナルから、大原三千院までバスで行き、帰りは歩いて帰るようなこともしていました。ある冬の日には、途中で日が暮れてしまい。真っ暗な国道367号線の山道をひたすら南下しました。大型車がやってくると風圧で巻き込まれそうになりました。「このまま死んだらどうなるだろうか」と思って空を見上がると、大きな丸い満月が山の間から見え、「綺麗な絵になる景色だ」と一人感動しました。何故だか涙が出ました。
当時、本当に生きる気力がありませんでした。
いつも虚しく、ただすべきことをこなしているだけの毎日。
「人生の目的」がほしい。
「私が何のために生きているのか」を知りたい。
毎日そんなことばかりを考えていました。
定期的にキリスト教会の集会や勉強会に参加していましたが、最初は「聖書の言葉」が心に響きませんでした。正直良くわかりませんでした。(頭では理解できても心で信じられませんでした)
暖かいクリスチャンの方々に接する中で、純粋に信じている人の「輝き」を見ました。
「また来てくださいね」という温かい言葉に励まされて、教会に通い続けました。
そしてあるきっかけを通じて、イエス様を心に迎え入れる祈りをし、その後、洗礼を受けたのです。
あれほど、悩みの中にいた自分が、クリスチャンになった後、中学校の教師となり、そして現在は牧師をしていることを考えると、人生は不思議です。
私の体験ですが・・・人生真っ暗でも大丈夫です。生きていれば、そして求め続ければ、どこかであなたの人生に「力を与えるもの、存在に」出会うことができます。
(私のようにイエス様に出会うということだけではないと思います。創造主は、あなたに必要な人やものを送って下さる筈です)
諦めないことです。しるしを見つけることです。一緒に悩みながら、考えてはみませんか。
私が悩んでいた時、愛知県で牧師をしている恩師の一人は「徹底的に悩んだ方がいい。悩みなさい。中途半端に悩むのは良くない」と言われました。
(なんて冷たい言葉を・・・)とその時思いましたが、真理だと思います。
徹底的に悩んだら、真剣に道を模索するようになります。そして求めたら「道(何か)に出会う」のです。
諦めないでください。
飛躍するようで恐縮ですが、「自分で生きている」のではなく「生かされている」のです。もしそうだとすれば「生きる意味と目的」は必ず存在します。
「あなたの人生」に「意味」があるのです。(信じて下さい)
そして「目的」も存在します。
それを知ることができたなら、最も確かな「生きる気力」がわき上がるのです。
どこかで「あなた」とお話をすることができれば幸いです。
ここまで読んで下さった「あなた」の祝福をお祈りしています。
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