人生相談〜聖書、イエス様を信じる立場から

世界のベストセラー聖書の価値観から、生きるを考えます!(モノの見方が変わると、とても楽になります)

「自分が正しい」と思い込んでいる友人がいます。(その3、上手な距離のあけ方)

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今回は、対応策を考えていきます。お答えは、これで最後となります。

質問者さんのお友だちのような方と関わる場合、

「積極的に関わる」のか、

「距離をあける」のかで、まったく対応が変わってきます。

 

会社のチームだったり、家族ならば、

積極的に関わることが求められます。

しかし、質問者さんの文章を読むと、「上手に距離を置きたい」と思われているように感じます。

(もし、ご友人のことが好きで、彼女のために積極的に関わりたいと思われるなら、私の以前の職場関係の記事を参考にして下さい。)

 

今回は、バウンダリー(境界線、領域)という概念を用いて、

「上手な距離のあけ方」について考えます。

関係を切ることなく、「距離を置くため」の基本的な考え方をまとめてみます。

しばらくお付き合い下さい。

 

質問者さんにお聞きしますが、

「他人の目は、気になりますか?」

「人から、認めて貰わないと、居心地が悪いですか?」

「人に依存しやすいですか?」

 

境界線(バウンダリー)を明確にし、自分の領域を守ろうとすると、

どれだけ配慮をしても「人からの反発」を受けることがあります。

もし、それを恐れていると「相手に合わせるだけで、何も言えない」ということになってしまいます。

 

そのような関係で良い、と思われるならば、

参考程度に読んでおいて下さい。

しかし、今までの関係を「少しでも変えたい」と思われるならば、

今からお伝えする中のいくつかを「活用」してみて下さい。

(今から書くことは、100パーセント完璧にはできません。状況に合わせて利用して下さい。)

 

境界線(バウンダリー)という概念は、

「自分の庭の、花を手入れする」ようなものです。

本来は手入れは、自分がするものです。

そして隣の人も庭を持っています。(説明のための例えです。)

近くに行けば、見えますから、住人の許可を取れば、入って隣人の花を見ることができます。

「手入れのお手伝い」もできるのです。

 

しかしバウンダリーの概念ができていない人は、

人の庭に「勝手に入る」のです。

知らない内に入って、自分の権利のように、勝手に人の庭をいじってしまいます。

それを当たり前と考えています。

 

逆に、本来自分で手入れをしないといけない「自分の庭」を、

「人に手入れさせようと」します。

そのために、無意識に相手を操作しようとするのです。

 

自分の領域(庭)に、勝手に侵入されても、

「文句を言わない」と、相手は勝手に「許可を受けた、と誤解」をします。

 

それが日常になると、

「当たり前のように」侵入して来ます。

ですから「入らないで欲しい」としっかりと意思表示をしなければなりません。

 

大体のバウンダリーの概念をイメージできましたか?

大事なポイントは、無理をしない、です。

嫌なものは、嫌と意思表示をするのです。

 

もしお友だちが、質問者さんのことを大切にしているなら、

質問者さんが「嫌だ」と言うことは避けてくれるはずです。

 

その言い方は知恵が必要です。

我慢していることを、そのまま感情に任せてぶつけると、

相手は「攻撃された」と思ってしまいます。

 

ですから、「私ことば」を使うのです。

「自分は、こう思う」「私は、〇〇されるとこう感じる」という言い方を意図的にします。

人は、心を開いて自分の感情を語る人を「基本的に受け止めて」くれます。

(そのため、攻撃していないことを、十分に伝える必要があります。)

 

思い出して下さい。

ご友人から頼まれたことで、「やっても良い」と思ったこと、「嫌だ」と思ったことを。

もしその中で、友人が「自分で手入れをすべきこと」を質問者さんに依頼や強制をしてきたことがあったなら、

今後は「やんわりとお断り」するのです。

 

質問者さんができることで、「してあげても良い」と思うことなら、しても良いですが、

バウンダリーは考慮する必要があります。

依存されて嬉しいと言う「共依存の関係」もあります。

お互いに依存しあうという「甘えの関係」です。

「長い目でお二人の関係」を考えると、共依存は避けた方が良いでしょう。

 

「適度な距離を置く」ために、

①お互いの庭を、それぞれ自分で育てるという「バウンダリーの概念」を意識します。

②自分の感情で、「したくない」と思うことは、

「私ことば」で、お断りします。

 

③「助けて欲しい」と頼まれたことで、「してあげたい」と思うことは、

余力を持って対応します。

(ギリギリや強制を感じたら、お断りをするのです。)

 

この知恵は、どんな友人関係にも適応できますが、

特に、「自分が正しいと思い込んでいる人」

「手伝うのは当然という態度で接してくる人」

「相手をコントロールするように、主張してくる人」には、

有益です。

 

参考にして下さい。

祝福をお祈りしています。

 

ローマ人への手紙(新約聖書)12:18
「 あなたがたは、自分に関する限り、すべての人と平和を保ちなさい。」

 

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