「隠れているもので、あらわにならぬものはなく、秘密にされているもので、知られず、また現れないものはありません。」(新約聖書、ルカ8:17)
これは、有名な聖書の言葉です。
身近な例を考えても、「言っていることは立派」でも「行動しない人」は、
「その人の言葉」ではなく「その人の行動」で判断すべき、と一般でも言われます。
「その人の考え」は隠そうと思っても、
長く付き合っていると「明らかになってしまう」のです。
会社や身近な人間関係だけでなく、「世の中の動き」を見ても、同じことが言えます。
現代は、すでに「嘘やごまかし」が通用しない時代です。
(しかし一部に、まだ「ごまかせる」と考えている個人や団体、国家があることも事実です)
SNSが発達し、ある程度自由に、言論の自由が保障されているのが民主主義の現代です。
ですから、個人がブログやYouTubeによって、自分の意見を発信することができます。
以前は本や専門誌を読まなければ、集めらなかった過去や現在の情報が、
ネットを通じて、自由に手元で瞬時に集められます。
おかしいと思えば、簡単に調べられる時代なのです。
(ただし、現代は過渡期であるとも言えます。大手のマスコミだけが情報源という方々と、ネットを駆使して情報を集める人々との間では、国が違うほどの情報格差があります。恐ろしい程に。)
例えば、世界的に注目されている「中国ウイグル問題」を考えてみます。
中国共産党は、少数民族のウイグル自治区の人権問題を「テロ対策の教育である」と主張しています。
しかし現実に、100万人超の一般市民が、投獄、拷問、強制労働等を、現在でも受けているのです。
その現状は、中国共産党政府がどれだけ隠そうとしても、今のマスメディアの時代には隠すことはできません。
大きな権力(政府やマスコミ等)が、仮に「偏向報道」をし続けたとしても、
どこかで「その真実」は明らかになるのです。
アメリカのトランプ政権の前国務長官ポンぺオ氏が、
退任前日の1月19日に、ウイグル問題を「ジェノサイト(民族大量虐殺)」と認定しました。
この立場は、現バイデン政権での国務長官にも、引きつがれています。
アメリカ議会も同意見ですし、EU議会も強い非難を上げています。
日本政府は、(利権の関係のためか)生煮え状態ですが、
自民党外交部会では、「曖昧なままだとG7の中で孤立しかねない」「毅然とした態度をとるべきだ」という強い意見が上がるようになりました。
人々は、事実を見て判断します。
ですから、事実を知ったならば、ごまかそうと思っても、ごまかしきれません。
一部、利権のために「目をつぶる人」はいますが、
情報がオープンになっている現代では、
初めはごませても、「目をつぶる人」は段々と少数派になっていきます。
この勢いは、誰も止められません。
正しい情報さえ、その人に届くならば、
「人を騙すことはできない」のです。
ですから、どうしても、正しい情報を集めなければなりません。
冒頭の人間関係に戻ります。
人と関わる時も、正しい情報を集める必要があります。
「その人の発言」と共に「その人の行動」をしっかりと覚えておくのです。
そうすれば、嘘やごまかしに対処することができます。
これから世の中が悪くなっていくと、人々の余裕がなくなるので、
ますます「正しく生きよう」とする人と
「ごまかしても徳をしよう」とする人が、
羊とヤギを分けるように、はっきりとしてくるでしょう。
自分自身の生き方を高めていくことは、大切です。
しかし今の時代「人や情報を見る目」を養うことが、とても大切になってくるです。
祝福をお祈りしています。
ルカによる福音書(新約聖書)イエス様の言葉
8:17 隠れているもので、あらわにならぬものはなく、秘密にされているもので、知られず、また現れないものはありません。
8:18 だから、聞き方に注意しなさい。というのは、持っている人は、さらに与えられ、持たない人は、持っていると思っているものまでも取り上げられるからです。
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