人生相談〜聖書、イエス様を信じる立場から

世界のベストセラー聖書の価値観から、生きるを考えます!(モノの見方が変わると、とても楽になります)

【解決策3】職場に「思い込みの強い」同僚がいます。***お答えその10

f:id:jesuslovesmeus:20210315152050j:plain
今回は、Cさんの「不健康な感情主義」にフォーカスをして、「思い込み」の解決策を考えていきます。

***********************************

「質問者さんの文章」(再掲)

職場に「思い込みの強い」同僚(女性)がいます。

感情の上がり下がりが激しく、時々「思い込み」で感情的になることがあります。

「自分はいつも正しい」と思い込んでおられるようで、

周りが「それはこう言う事情で」と説明しても、「自分なりの正論」を言い続けて聞こうとしません。

特に「自分の利益」に関わることには、執着が激しく、主張を譲りません。

そして他を陰で徹底的に批判するので、職場ではかなり問題になっています

どう対応したら宜しいでしょうか。

***********************************

分析②「感情的になる人」の心理。(お答えその2、のまとめ)

「感情主義」人間の精神の中で、感覚・感情・情緒の働きを(知性・理性や意志よりも)重視する考え方。

不健康な「感情主義」は、正しいことでも「気が乗らなければ」しない。

聞きたくないし、したくもない。

「人の忠告」も、無視し、聞かなくて良いと思い込んでしまう。

***********************************

(ここからが、今回の内容です。)

 

人間は、「感情」の生きものです。

理性的のようで、実は感情で行動していることが多くあります。

何年も前のことを覚えていて、「気に入らないから」「嫌いだから」、

または逆に「好きだから」という感情によって、判断することが実は多くあるのです。

 

感情はビデオカメラの映像ようでもあります。

再生されると、必ず「ある結論」に向かいます。

「止めることができない」ことが多いのです。

 

ビデオが再生されている時、ビデオの外の世界は、中に入ることができません。(無視できてしまいます)

「感情的になっている人」の心理は、そのような状態だと言えるでしょう。

 

それでは、解決策を考えていきます。

今回も、A「目的論」とB「課題の分離」で考えます。

またC「励まし」にも触れていきます。

 

何度も書きますが、問題の解決は、原因を追求しても解決には至りません。

「◯◯◯」だから難しい、となるのが自然です。ですから目的を考えていきます。

 

A「目的論」

今回注目するのは、理性です。

人間は理性を持っています。

例えば駅に行く場合、T字道があって、右に駅があるならば、

気分は左に行きたくても、右に曲がります。

右に行きべきだ、と「理性」で判断するからです。

 

理性は、どちらが「得をする」か、「利益を得られる」のかを判断します。

「感情の流れ」を止めて、

「理性的に判断」するのです。

ビデオの例で考えるならば、「映像を止めて」現実世界に戻ることができるのです。

(痛みが用いられることが多いのです)

 

つまり質問者さんの「目的(目標)」として、

Cさんに「自分の感情」を横に置いて「理性的に判断」できるように促すのです。

 

これができるチャンスは、

Cさんが「失敗した時」です。

思い込みが強ければ、今まで何度か業務上でトラブルが起きたことがあるはずです。

 

以前、顧客からクレームが来た例で考えましたが、今回も同じシチュエーションで考えてみます。


発注ミスをした場合、

Cさんの上司は、その原因を確認させるはずです。

「思い込みが強い」Cさんは、きっと「自分なりの方法」で確認していることでしょう。

もしかすると、きっちりと確認していないこともあり得ます。

 

こういう時が正念場です。

Cさんに適当に処理させてはいけません。(ここで根を断つ覚悟を持って貰うのです)

「原因」をはっきりさせます。

その上で、解決のための「目的」を明確にするのです。

(あくまで「目的」を重視していきます)

 

これは顧客のクレームが、酷ければ酷いほど、有益なのです。

(その分その批判から逃れたいと必死になりますので)

 

B「課題の分離」を考えます。

Cさんに「自分の責任」を明確にして貰います。

言い訳を言っていたとしたら、

「自分の課題」と「顧客の課題」を明確にするのです。

そして「自分の課題」には責任を持って貰うのです。

そこには「言い訳」はあり得ません。

顧客のクレームを最大限に活用して、Cさん自身に「自分を変えて」貰うのです。

 

C「励まし」を考えます。

上記のような状況に置かれたなら、とても不安になるはずです。

質問者さんは、Cさんを精神的にサポートしてあげて下さい。

仲間として、Cさんの立場に立って、発言をしていきます。

 

顧客から厳しく叱責されたとしたら、

「そこまで、言わなくてもいいわよね。」

「まあしょうがないわよね。ここできっちり対応して挽回するしかないわよ」

「私たちにも落ち度があるんだから、そこは反省して変えていけば、次回は文句言われなくなるから、頑張りましょうね。」

 

そんな風に、Cさんに「寄り添い」ながら発言し、一緒に問題を解決する姿勢を見せるのです。

きっとCさんは「心強い」と思います。


そしてそれらの経験(訓練)を通じて、

Cさんは、「自分の感情」だけではなく、「理性」によって考え、

「自分の行動を変えていく」ことを少しずつ身につけていける、と信じます。(長い目で見る必要はありますが、、、)

 

次回、③「利益を得ようとする人の心理」を考えつつ、解決策を模索します。

解決のヒントになれば、幸いです。

祝福をお祈りしています。

 

詩篇(旧約聖書)

119:71苦しみにあったことは(卑しめられたのは)

わたしのために良いことでした。わたしはあなたの掟を学ぶようになりました。

 

ヨハネによる福音書(新約聖書)

15:12-14

わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい。これがわたしの掟である。
友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない。
わたしの命じることを行うならば、あなたがたはわたしの友である。

 

箴言(旧約聖書)

27:17鉄は鉄によってとがれ、人はその友によってとがれる。

 

にほんブログ村 その他生活ブログへ

にほんブログ村

↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

もし気に入って頂けたら、たくさんの方に読んで頂くために、クリックの御協力をして頂けると幸いです。(一日一回カウントされます)

人生相談〜聖書、イエス様を信じる立場から - にほんブログ村

読者登録をして下されば、新しい記事を自動的に知らせてもらえます。(無料ですが、はてなブログの登録が必要です。)

 

もう一つ別のブログランキングです。(こちらもクリックして頂くと助かります。一日一回カウントされます)

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 


人気ブログランキング

 

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

↑↑↑↑↑↑

こちらをクリックすると記事一覧を見られます。