いつも御拝読をありがとうございます。
連休で、数日更新できませんでしたが、今日はコラムを書かせて頂きます。
しばらく御一緒にお付き合い頂ければ幸いです。
今回のテーマは、大切なものを守るため悪と戦う、です。
戦争に出かける場合、人は愛する家族を守るため、平和を守るために、戦います。
(私は戦争推進者ではありませんが)
それは人間のギリギリの選択となります。
命をかけて戦うためには、大義名分がなければできません。
その大義が、「愛するものを守るため」になるのです。
あなたにとって、「命をかけても守りたい」と思える「大切なもの」
とは何でしょうか。
愛する家族でしょうか。親しい仲間でしょうか。自分の抱えている責任でしょうか。
自分自身でしょうか。
今回は、そんなことも視野に入れながら、一緒に考えたいと思います。
そして「愛するものを守るため」に、「悪」と戦わなければならなくなった時の、
「心づもり」と「勝利する方法」について、聖書から学びたいと思うのです。
(人との争いではなく、平和を作る視点です)
先日、Aさんの職場に「不審者」がやってきたという話を、聞かせて頂きました。
Aさんが朝に職場に行ったところ、突然「不審者」と出会いました。彼は担当部署に連絡をし、担当部署が対応後に警察に連絡をし、結果すべてが速やかに解決しました。
Aさんは「毅然とした態度で対応できたので良かったです。」と言っておられました。
聖書には、このような言葉があります。
ヤコブ(新約聖書)
4:7 ですから、神に従いなさい。そして、悪魔に立ち向かいなさい。そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げ去ります。
とても短い言葉ですが、ここに「悪に立ち向かう」姿勢と方法が凝縮されています。
私たちの周りには、「様々な悪」が存在しています。
法律的なこと、社会的なこと、道徳的なこと、一人一人の心の中にさえも
「悪」が存在しています。
そして悪の力は「強い力」です。
いい加減にしたり、あいまいにしたりすると、すぐに「取り込まれて」しまいます。
どうしたら、悪に取り込まれることなく、毅然とした態度で、悪に打ち勝つことができるか。
今回も3つのポイントで考えたいと思います。
①「正義と真理の権威」を認めること。
②その権威の下に立つこと
③その上で、悪に毅然とした態度で接すること。
①「正義と真理の権威」を認めること。
先ほどのAさんは、社員の一人として不審者に対応されました。
しかし自分だけで判断せず、ご自分の所属する会社の担当部署に報告(連絡)をし、指示を仰ぎました。
そして、担当部署は状況を把握すると、すぐに警察に電話をし、速やかに問題が解決したのです。
仮にAさん一人で、自分の力だけで対応した場合、このようなスムーズな解決にはならなかったかもしれません。もしかすると余計なトラブルに巻き込まれたかもしれないのです。
「権威」には、個人の力を越えた力があります。
会社や部署の責任者、公の団体の長、国の法律、法令、、、(「警察」は法律に反する者を取り締まる権威を与えられた団体です。)
それらの「権威」を認める時、毅然とした態度で、違反(悪)に対抗することができるのです。
(法令も権威もなければ、無法地帯です)
現在、11月3日におこなわれたアメリカ大統領選挙後の手続きが進められています。
両陣営は、いろいろな情報を発信しています。そしてマスコミはかなり偏った情報を流していると言われています。
しかし最終的な判断基準は、アメリカ合衆国憲法及び法令に則り、判断されます。
ですから、「法令の下」では、法令に反する「個人的な主張や意見」は、何の力も無いのです。
そして、その「正しいと認められた権威」に反対し、自分たちの「私的利益」を増し加えようと考える方が、「悪」となるのです。
悪は、権威に反逆します。そして自己中心です。
正しさや善や義を求めるならば、「健在な権威」がどこにあるのかを考える必要があります。
そして個々人は、「より公(おおやけ)の権威」に「潔く従う」ことが大切です。
個人、会社、地域、国、地球・・・最も公(おおやけ)の権威は、この世界を造られた「創造主(神様)の権威」に行きつきます。
②権威の下に立つこと。
これを別な言い方をするなら、「権威に所属し続けること」です。
Aさんは、不審者と対応した時、個人では関わりませんでした。(ここが重要です)
会社に報告し、会社の一員として対応しました。
そして担当部署は、会社の代表として、警察に対応を依頼したのです。
それぞれの権威を大切にし、「チームの一員に属して」、協力し対応できたことが、スムーズな解決に至った理由の一つでしょう。
団体スポーツ(例えばバレーボール)は、実力も大事ですが、
実力が同等の場合、チームワークが良い方が勝利します。
(そのため、声を掛け合い、励まし合うのです)
「チームに所属し続け」「その一致を保つこと」
が勝利のためには、大切なのです。
③悪に毅然とした態度で接すること。
バレーボールの試合をする場合、例えばAチームとBチームに分かれて戦う時、どちらかのチームに入らなければいけません。
AチームとBチームは、試合中は、ライバルであり敵です。
その上で、通常はルールに沿って戦うのです。
「悪」に立ち向かう場合、その真逆の「正義と秩序」チームに「確実に所属する」必要があります。
あいまいではいけません。
一旦、「正義と秩序」チームに属すると、相手チーム「悪」の特徴がはっきりと見えてきます。
バレーボールで言えば、敵陣ではなく、味方のコートに入り、相手に対峙すると、「敵の動きが良く分かる」のです。
しかし「正義と秩序」チームに入り、そこに居続けるために、
そのチームの方針を受け入れなければなりません。
法令を守らなければならないのです。
(人間は不完全ですが、少なくとも)法令を守りたい、という立場に立たなければならないのです。
そうでなければ、敵陣の「悪」に取り込まれてしまいます。
立場があいまいでは、「悪」に立ち向かうことはできません。
(ワイロを貰うと、悪に取り込まれます。そのようにあいまいな態度は危険です)
冒頭の「不審者」の場合、
もし、管理責任者からの「許可」を取っていれば、裁かれることはないのです。(その段階で不審者ではなくなります)
しかしその場合、管理責任者の「指示に従う」必要があるのです。
「悪の勢力」はオオカミのようです。(比喩です)
やくざのようということもできます。(これも比喩です)
強引なセールスマンのようだと言ってもいいと思います。
断らせないように、何重もの策を打ち、じわじわと逃げられないように締め付けてきます。そして最後は、「悪に屈服」させようとするのです。
「あいまいな態度」を取っているとどんどん侵入されます。
ですから、毅然とした態度で、「味方の(神側の)コートに立ち」「敵に立ち向かう」 ことが大切です。
ヤコブ(新約聖書)
4:7 ですから、神に従いなさい。そして、悪魔に立ち向かいなさい。そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げ去ります。
もし「悪」に、責められ、追いつめられたならば、
はっきりとした態度を示し「相手にせず」に、「悪」に「毅然と立ち向かう」のです。
(そうすると、戦う前に敵が逃亡することも多いのです)
要は、あなたの気迫です。「絶対に守り抜く」「最後まで戦う」という立ち向かう姿勢が、
敵陣を崩壊させることが多いのです。(当然神様の助けがあることが前提ですが、、、)
しかし一点、気をつけなければならないことがあります。
それは「本当に真理の側に立っている」か、絶えず自分に「問いかける」ことです。
人間は、「自己中心的」です。自分の義が、自分だけの義「自己義」になっている可能性があります。
ですから、自分の心を絶えずチェックをして、更新する必要があるのです。
この更新の基準は、「真理と愛が分かる書物(聖書の言葉)」が最も安全確実です。
二つの道が見えたなら、より「真理と正義」、「平和と愛」に満ちた方を選べば、
「神様側」に立つことができます。(詳しくは聖書を直接読まれることをお勧めします)
そうすれば、「神様の守り」の中で、「悪に立ち向かう」ことができるのです。
もう一度お聞きします。
あなたにとって、「命をかけても守りたい」と思える「大切なもの」
とは何でしょうか。
愛する家族でしょうか。親しい仲間でしょうか。自分の抱えている責任でしょうか。
自分自身でしょうか。
この世に生きる中で「悪に立ち向かうこと」は、時に「勇気」が要ることがあります。
人は楽なほうに流れる傾向がありますから、
「悪」に立ち向かうと、「浮いた存在」になるかもしれないのです。
そして今の時代は、「悪」がまずます満ちてきています。
コロナ禍の不安と混乱の中で、「悪」が「表に出てきて」います。
確認の質問です。
あなたは「悪に立ち向かう」勇気と覚悟を持っていますか。
この質問は、自分の大切な人たちを守るために、
今後のますます混乱する世界を生き残るために、
(悪に負けないために)
「必要な問いかけ」になるはずです。
もし、あなたの大切なものを守るために、
悪に立ち向かわなければならなくなった場合、
(「悪」と戦わなければならなくなった場合)
①「真理や正義の権威」を認め(見つけ出し)
②その権威に従い(所属することで守って頂き)
③その上で、毅然とした態度で「悪」に立ち向かう。
このことを、覚えておかれることをお勧めします。
いじめに会った時、悪い人から脅迫された時、策略にはめられそうになった時、
人生には、まさかと思うことが起こり得るのです。
その時に、この「聖書の言葉」を思い出して頂きたいのです。
「愛と正義の神様」は、きっとあなたを守って下さると信じています。
祝福をお祈りしています。
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