人生相談〜聖書、イエス様を信じる立場から

世界のベストセラー聖書の価値観から、生きるを考えます!(モノの見方が変わると、とても楽になります)

【コラム、パイオニア精神へのエール、その3】川を上れ、海を渡れ

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今回は、3回目です。

「川の水」は、上流から流れ、海に注がれます。

そして海に出ると、自由に「別の大陸」に近づくことができるのです。

 

先回は、「川を上る」ことを考えました。

「過去の歴史を紐解き、自分が立っている位置を知る」と

「これから自分が向かうべきところに気がつき、使命感を持って進むことができる」、

と学びました。

 

今回は、「海を渡れ」を深めてみたいと思います。

陸から離れ、海に漕ぎ出すことは、勇気がいることです。

しかし「別の大陸」のことを調べ、そこに行く「メリットや意義」を考えると、

勇気を持つことができます。

 

行くべきところの「リサーチ」は大事ですが、

そこに行くことができるという「信念(信仰)」はもっと大事です。

 

昔聞いた「靴のセールスマン」の話を披露します。

かなり前の話です。

イギリスで、二人の「靴のセールスマン」が、アフリカのある国に派遣されました。

その国の調査するためでした。

その国では、当時まだ靴を履く習慣がなく、みんな裸足で歩いていました。

しばらくの調査の後、二人は本国に帰りました。

 

報告の日、最初に年配のセールスマンが、悲しい顔で報告をしました。

「社長、残念ながらあの国では靴は売れません。彼らは靴を履く文化がありませんから、靴を持って行っても、だれも見向きもしないはずです。」

そう言って、肩を落としたのです。

 

しかし次に報告をした若いセールスマンは、違っていました。

目を輝かせ、嬉しくて仕方がない顔で、こう言ったのです。

「社長。喜んでください。あの国では誰も靴を履いていません・・・。

・・・これから飛ぶように売れますよ。売れ放題です。

すぐにプレジェクトチームを組んで、あの国で売れる靴を開発しましょう。そして宣伝をしましょう。波が来たら生産が追い付かないでしょうから、原材等を確保しなければならなくなります。すぐに取り掛かりましょう。」

社長はどちらの人物に、その国の販売責任を持たせると思いますか?

 

「リサーチ」は大事ですが、

それを受け止める「心(考え方・信仰)」はもっと大事なのです。

 

旧約聖書に、ヨシュアという人物がいました。

有名な「十戒」を神様から与えられた、モーセの後継者になった人物です。

彼が若いころ、「約束の地、カナン」を偵察に行ったことがありました。

モーセから「神様が与えると約束された土地が、どんなに素晴らしい場所か調査に行くように、と神様から命じられたのだ」と言われ、

12人のリーダーたちが偵察に出かけたのです。

ところがそのうちの10人は否定的な報告をしました。

「そこにはとても強い原住民がいるので、入ることができません」

ところがヨシュアと友人のカレブは違っていました。

「私たちが見てきた土地は素晴らしい土地だ。神様の約束の土地ならば必ず入ることができる。信じて勇気をもって、そこに向かおうではないか!」

 

私たちは時々、「行けない理由を探して」リサーチをする時があるのです。

人から(時に神様から)あることを求められた時に、

「できる理由」を考えるのではなく、「できない理由」を考えながら、返答の言葉を探すことがあるのです。

 

どう思いますか?

 

「新しい地」に行く、

即ち、「陸地」を離れて、別の大陸に向かうために「海を渡る」ことは、

勇気が要ることです。

行けるかどうかわからない、

いや仮に行ける可能性がかなり高くても、

(現状を変えなければならない抵抗感のために)、

「行くのを拒んでしまう」ことが往々にしてあるのです。

 

私はこんな時、いつもこう考えます。

「一回しかない人生。後悔が無いように」

「もし神様が行ける道を準備してくれているならば、行かなければもったいないし、申し訳ない」

「今日できるベストをしていこう。今日死んだとしても満足ができる人生を歩もう」

 

実は、2011年3月11日の東日本大震災の前の年、私の先輩が亡くなりました。

まだ若くて、これからをいう時でした。

そしてしばらくして、3.11の震災が起こったのです。

一か月後、数日間、現地にボランティアに行きました。

 

町がすべて津波で流れた、海岸の防波堤の前に立った時、

(その防波堤の内側は、津波によって数メートル削られており、波の力の大きさに怖いと思いました。)

私はこう感じました。

「ここに、もしあの津波の時に立っていたら、私は確実に死ぬ。どれだけ必死に走ったとしても、向こうの丘までは間に合わないだろう。」

 

先輩も若く死んでしまった。

私も津波で死ぬかもしれない。

いつ死んでも、実はおかしくない。

 

それならば、今日を精一杯生きよう。

後悔が無いように生きよう。

天国に行った時、イエス様に「精一杯歩むことができました。ありがとうございました」と言えるように生きていこう。

 

そんな風に、考えるようになったのです。

(・・・私の思い出話を書きました。)

 

「海を渡れ」

もしあなたに「海を渡るように」と、

神様から「チャンスと使命」が与えられているとするならば、

「チャレンジ」をしてみたいと思いませんか?

 

当然、不可能な道ならば、避けるべきですし、

行く必要のない道、行ってはいけない道ならば、止めるべきです。

 

しかし「リサーチ」の結果、

勇気をもって信じて進めが、「行くことができる道」ならば、

(行くメリットが十分ある道ならば)、

「海を渡る」ことは、とても素晴らしいことだと思うのです。

 

「勇気と信仰」・・・

最終的には、これが最も大切だと思います。

 

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

皆様の上に、素晴らしい祝福がありますように、お祈りします。

 

ヨシュアの友人、カレブの言葉です。
民数記(旧約聖書)13:30-31
そのとき、カレブがモーセの前で、民を静めて言った。「私たちはぜひとも、上って行って、そこを占領しよう。必ずそれができるから。」
しかし、彼といっしょに上って行った者たちは言った。「私たちはあの民のところに攻め上れない。あの民は私たちより強いから。」

 

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