先回「感謝すること」に触れました。
実は、難しい問題の中で、感謝することは、実はとても「心を不安」にさせます。
やってみたなら、分かると思います。
なぜなら、「ふさわしくない」からです。
「普通の感情」とは違う選択を、「聖書の命令」だから(理にかなっているから)
と言うことだけで、選び続けることは、それなりの決意が必要になります。
今回、「いつも喜び、感謝する」ために、どうしたら良いに触れていきたいと思います。
単なる理屈では、負の感情に負けてしまいますので、
「人間側の決意」と共に、「外からの助け」についても触れたいと考えています。
しばらくお付き合い下さい。
個人的な体験で恐縮ですが、
名古屋で「あるキリスト教の集会」に出たことがありました。
(クリスチャンになってまだ数年の頃です。)
それは「マーリン・キャロザース」という、アメリカの牧師のメッセージ集会でした。
(すでに天国に行かれていますが、「賛美の力」で有名な方でした。)
「逆境の中で感謝をする」と「神様の不思議な奇跡」を体験できるという内容を、いろいろな実体験を含めて語っておられました。
当時、ある資格を取るために、通常の仕事をしながら毎晩、通信のレポートを書いており、一日数時間の睡眠で、人生の中でも最も忙しい時でした。(かなり追いつめられていました。)
メッセージを聞きながら思いました。
「こんなに追いつめられている時に、感謝と賛美をしたならば、きっと何かが起きるに違いない」
そして試しに「この酷い状況を、感謝します」と祈ってみました。
一度だけでは、変化が起こる気がしなかったので、そのあと心の中で何十回も「今の状況を感謝します」と祈り続けたのです。
電車に乗って帰る道すがらも、「感謝します」と祈り続けました。
家に帰り、レポートを仕上げ、いつものように遅い時間に眠りました。
次の日職場に行くと、先輩から声をかけられました。
「〇〇さん(私の名前)、何か良いことあったの?今日は明るい顔をしているね。昨日までは真っ暗だったもんね。」
数時間の睡眠のため、まだ思考が十分動いていませんでしたが、
確かに、その日の朝は目覚めが良く、何となく心が軽い状態でした。
「何か理由があったっけ?」と思い起こしてみると、
前夜の「感謝します、の祈り」を思い出したのです。
「感謝する力」を最初に実感した瞬間でした。
行動療法のように
形だけで「感謝します」と告白しても、確かに「良い影響」があります。
「楽しい」から「笑う」だけでなく、「笑っている」と「楽しくなる」ことと同じです。
しかし、クリスチャンになって30年近くなりますが、
口先だけで「感謝します」と言っても、実際には続きません。
だんだん言えなくなるのです。
感謝することに、「デメリット」は一つもありません。
むしろ「メリット」しかないのです。
しかしそうであっても、感謝するためには「理由」が必要なのです。
「感謝を花」で例えるなら、
「花」を咲かすには、
「葉や枝」ではなく、
もっと根本的な「根のような」確かな理由が必要です。
「苦しいこと」や「問題の圧力」以上の「確実な理由」です。
次回、詩篇103篇から、「感謝できる理由」について考えていきます。
また「感謝すること」は「主の願い、命令」であることにも触れていきます。
祝福をお祈りしています。
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