先回の質問のお答えの続き、です。
先回は、「幸せを感じる心」について聖書から考え、それを「受け取る方法」について考察しました。
今回は、自分の人生を生きる!即ち、②「自分の願いを持ち、それを求め続けること。」
について考えていきます。
箴言13:12(口語訳)
望みを得ることが長びくときは、心を悩ます、「願い」がかなうときは、命の木を得たようだ。
(命の木とは、神の祝福の象徴)
以前から語っていますが、
「和をもって尊しとなす」「空気を読む」
これらの言葉は、日本人の考え方、文化を現しています。
これらは、素晴らしい配慮に満ちた考え方であり、日本人の優れた特性です。
しかし、コインの表裏にように、
空気を読み、自分に期待されたことに応えようとする余り、
日本人は、他の国の方々以上に、同調圧力に弱い傾向があるのです。
つまり、自分がある願い、考えを持っていても、相手の様子を見て、
(親だったり、友人だったり、同僚だったり)
自分の意見を引っ込めてしまい、過剰適応してしまうのです。
そしてそれが習慣化してしまうと、
人に合わせることで、自分の存在価値、居場所を見つけようとしてしまいます。
するとある人たちは「自分が何を願っているのか分からない」
「自分が何をしたいのか分からない」状態になってしまうのです。
(かつての私も、、、かなり、そのような傾向がありました。)
こういう立場に「追いやられる」と、
生きることは、「義務感」になってしまいます。
人のニーズばかりを考えて、
生きる喜びが感じられず、「幸せを感じられない心」になってしまうのです。
では、どうしたら良いのでしようか。
その穴から抜け出す方法はあるのでしょうか。
今回のポイントは、この点です。
②自分の願いを持ち、それを求め続けること。
「願いがかなうことは、命の木」(神の祝福、幸せの源泉)
あなたは、「自分の希望」を持っていますか?
「自分の願い」を知っていますか?
(人からの期待ではありません)
幸せは、「それ」を発見するところから始まります。
「自分の希望」をリストアップするとしたら、どんなことがかけますか。
絶対不可能な希望、かなり難しい希望、努力したらできるかもしれない希望、、、
諦めかけた希望、、、すでに諦めてしまった希望、、、
とにかく書き出してみましょう。
そしてそれを、じっくり見つめ、考えてみるのです。
そして、許される範囲で実行するのです。
私の場合、数年前に公私ともに厳しい環境になり、
自分はこれから、「どのように生きていったら良いか」を真剣に考えた時期がありました。
もともと文学部国文学科卒業で、昔は詩や短い小説を書いたりしていましたので、
将来は文章で「神様との関係の素晴らしさ」を広く伝えたい、という希望を持っていました。
しかし卒業後は、仕事に追われて、小説も詩も全く書くことがありませんでした。
その時期、いろんな可能性を考えて、自分の夢の実現を考えてみました。
白い紙に「思いつくまま」の希望を書き出しました。(ウイッシュリストです。)
経済的なこと、、、自分のしたいこと、、、自分のしなければならないこと、自分の使命、、、
そして「今後の人生のいくつかのプランを考えました。
その一つに「神様との愛の関係をテーマにした小説」を書いてみたいと、いうものがありました。
そして一念発起をしたのです。
どうせなら懸賞に応募しようと考えて、準備を始めました。(懸賞金獲得という、大それた夢も持ちました。)
最近の小説を読み漁り、ドラマを見たりシナリオを読んだり、文章作成のスキルアップを考えて、自分の興味のある分野を深掘りし始めました。
(それまで仕事に追われて、20年近く仕事関係の本以外は殆ど読まなかったのです)
その夏に、原稿用紙300枚の小説を書き上げました。
次の年、その小説を修正したものを、ある出版社に応募をしました。
入選はしませんでしたが、編集部から連絡があり、自主製作という形なら、印刷費の一部を負担するという形で出版をすることができると言われました。
(しかし結局、、、今の経済状況ではできないので、断念をしましたが、、、、)
そして、、、「どんな形で発信できるだろうか」と考えている中で、昨年コロナ禍が始まったのです。
そして9月に相次いで俳優さん、女優さん方の自殺、、、の記事を読みました。
とにかく「生きることの励みとなる何か」を発信しよう、と考えてこのブログを9月に開始しました。
今、2021年10月、、、一年が過ぎ、プログ発信が生活の一部になっています。
細々と書いているこのブログを読んで下さっている皆様、定期的に応援して下さる皆様には、
心より感謝をしています。
しかし今振り返るなら、数年前からの厳しい状況を通らなければ、
(その時ウイッシュリストを書かなければ)、
このような形で、発信しようということは考えなかったと思うのです。
また「小説の練習」がなければ、今のブログのスタイルにはなっていなかったと思うのです。
ピリピ2:13-14
神は、みこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、(実現へと)事を行わせてくださるのです。
すべてのことを、つぶやかず、疑わずに行いなさい。
創造主は、私たちに「能力」を与え、「志、ビジョン、願い」を与えて下さいます。
ですから、大事なことは、神様の語っておられる中で「自分の願い」を持つことです。
そして「それ」をつかんだら、「呟かずに、疑わずに」行うことです。
人の目を気にしてでもなく、人の期待に応えるためでもなく、
自分自身が心の底から願う「願い」を見つけることは非常に大切です。
(現在の環境の中で、許されるものという限定はつくでしょうが・・・)
その願いが、実現する時に、幸せを感じるものなのです。
箴言13:12(口語訳)
「願い」がかなうときは、命の木を得たようだ。
現在の私は仕事をしながら、忙しくはしていますが、
オフの時には、感動的なドラマを見たり、自分の好きな景色を見たり、食事を食べに行ったり、
家族と関わったり、知人たちたちと関わったりで、結構楽しく暮らしています。
「幸せだな」と思います。(多分以前よりも充実しています。)
現在私が気を付けていることは、「自分の心の動き」(願い)に正直になることです。
「自分の願い」を大事にして、生活することです。
(忙しい中でも、自分らしく充実して生きるには、このことが不可欠だと思います。)
今回は、「幸せを感じるために」
②「自分の願いを持ち、それを求め続けること。」
をまとめてみました。
今回は、私の話が多くなってしまいましたが、
参考にして頂ければ幸いです。
次回は、③「愛すること、自分の居場所を持つこと」を取り上げます。
祝福をお祈りしています。
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