新型コロナの影響で、再び非常事態宣言がいくつかの都府県で発令されました。
医療崩壊が叫ばれる中、政府は十分な対応ができずにいます。
政府は、コロナを第2類から第5類への変更を検討しているようですが、様々な事情もあり、実現へとは至っていません。
コロナは、「正しく恐れ、対処すること」が大切です。
マスコミを単純に批判したくはないですが、視聴率を意識した報道が度々見られます。(批判だけの意見、増えている部分だけを放送する等々)
今は、「大手マスコミだから信頼できるという」時代ではないようです。
先日も近所の年配の方が、「テレビを見ていると気持ちが暗くなる」と言っていました。
大手マスコミ情報を一方的に受け取るのではなく、自分から情報を集取し、比較しながら、自分の頭で、健全な情報を得ていく必要があります。
インターネットをその気になって検索すれば、政府の公式サイトや専門家の記事やYouTube等での情報が、簡単に手に入ります。
判断は、「情報がすべて」です。それも、噂や伝聞ではなく「一次情報の収集」が重要です。
世界情勢の情報を見ても、大手マスコミの情報は悲しいほどの偏りがあることに気がつきます。
今回は、「混乱の世の中」であっても「前向きに生きる」ために、四つのことを考えていきます。
しばらくご一緒にお付き合い下さい。
①「健全な情報」を収集し、間違った情報(デマや情報操作)を見分けること。
②「人としての常識」を見失わないこと。
③「現実を受け入れる強さ」を持つこと。
④「励まし合う仲間」を持つこと。
①「健全な情報(価値観)」を収集し、間違った情報(デマや情報操作)を見分けること。
判断は、情報がすべてです。
正しい情報を得れば、正しい判断ができる可能性が高くなります。
その情報は、先ほども書いたように「一次情報」を集めることが大切です。
一次情報とは、最初の発信者の情報です。研究者、当事者、直接見た人等が当たります。
二次情報、三次情報になると、それを聞いた(知った人)の伝聞情報ですから、悪気はなくても、デマである可能性が高くなるのです。
②「人としての常識」を見失わないこと。
健全な情報の中で、人としての「健全な価値観」を持つための情報は、特に大切です。
過激な思想を持つ人々は、すべての伝統を破壊して、新しい価値観を作るべきだと考えています。
新しい世界建設のためには、「暴力も嘘も」正当化されるという極端な思想です。
その人たちは、「とても美しい言葉」を使うことが多いのです。
「平等な世界を作るために、現体制を破壊して、新世界を作ろう」と、人々に勧めるのです。
しかし考えてみて下さい。新しい体制もしばらくすれば、古い体制になります。
所詮、不完全な人間のすること、どこかで「ズルさ、や嘘」が混ざるはずです。
(私は、綺麗事だけを言う人を信用しません。人間はもっとドロドロしているからです)
私は、歴史を通じて残っている普遍的価値観を大切にしています。
私が一番大切にしている考え方は、旧約聖書にある「モーセの十戒」(出エジプト記、旧約聖書)です。
特に後半の人間関係の部分は、いつの時代にも変わらない「真理」だと信じています。
第五戒 両親を敬うこと。(これ人間関係の土台、幸せ(祝福)の入り口)
第六戒 人を殺してはいけない。
第七戒 姦淫(性的な不品行)はいけない。
第八戒 盗んではいけない。
第九戒 偽証をしては(嘘をついては)いけない。
第十戒 他人の財産を羨んで(権利がないのに)奪って(貪って)はならない。
これらは、人として生きる上で、普遍的な価値観「ものさし」だと思います。
いくら「きれいな言葉」でも、行き着く先が「ものさしの反するもの」であるならば、注意する(警戒する)必要があるのです。
ですから、「親子を分断する」ような考え方は、おかしいと考えるべきです。
暴動で、「人の財産を奪うこと」は犯罪です。
「嘘」をついて、権力を奪い取ることも犯罪です。
殺人も姦淫も盗みも、どんな理由をつけても、正当化はできません。
歴史と伝統を疎かにすることは、先人の知恵を無視することです。
自分は、彼らよりも優れているという「高慢」につながる危険な考えなのです。
(これらの罪を犯したならば、「刈り取り」があることを肝に銘じるべきです)
「人としての常識」を守るべきなのです。
③現実を受け入れる強さを持つこと。
デマを信じる心理は、自分の願う通りの情報を信じたいという人間心理からきています。
人間は、無意識に「自分の考え」を証明したいと願っています。
そのため、人は「デマに飛びつく」ことがあるのです。
ですから、「一次情報」、「正確な情報」が大切です。
そしてもっと大切なのは、「その現実」を「受け止める強さ」を持つことです。
自分の意に反する結果でも、「客観的情報」があるならば、誠実に受け取るのです。
「ごまかし」の誘惑を避けましょう。
その誘惑に乗ると後が、大変です。
すぐに方向転換した方が、ダメージが少ないのです。
一次的に保留(先送り)にすることは、知恵ですが、リスクを無視して「逃げ切ろう」とすることは、危険な考えです。
しかし希望通りでない時に、私たちは「失望」します。
「失望しない考え方」を持つことが必要です。
現状や環境を達観できる「知恵の言葉」が必要です。
また歴史から学ぶことも大切です。
私は、「聖書の言葉」から、「知恵」を頂いています。
箴言(旧約聖書、ソロモンの言葉)
3:5 心を尽くして【主】に拠り頼め。自分の悟りにたよるな。
3:6 あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。
3:7 自分を知恵のある者と思うな。【主】を恐れて、悪から離れよ。
これを読まれているあなたは、失望しそうな時に、支えになる言葉を持っておられるでしょうか。
現実は、思い通りにいくことは少ないものです。
しかしそれでも私たちは、生きていかねばなりません。
ですから、苦しみの時、失望の時に「乗り越える」ための「力になる言葉」を、いくつか持つことをお勧めします。
私たちは失望の中でも、
できるだけ正しい判断をして、今よりもさらに素晴らしい現実を期待しつつ、進まなければならないのです。
あきらめてはいけないのです。あきらめたならば、すべてがとまってしまいます。
そしてそのことは「悪の思うつぼ」なのです。
良い考え方(思想・哲学)を持つことは大切です。それによって「良い悪い」が判断できます。
しかし人間はそれだけでは支えられないのです。
④励まし合う仲間を持つこと。
先ほどから何度も書いているように、
残念ながら、現実の世の中は、いつも正しいことだけがある訳ではありません。
闇の勢力があり、むしろ不信や不幸があふれているのです。
ですから、悪い情報を集めれば集めるほど、気持ちが暗くなります。
しかし、私たちは前に向かって進まなければなりません。(その気持ちがわかなければ、落ちてしまいます)
そして、もしあなたに「励まし合う仲間」がいたならば、苦しみの中でも乗り越えていく力が与えられるのです。
Ⅰテサロニケ(新約聖書)
5:11 ですから、あなたがたは、今しているとおり、互いに励まし合い、互いに徳を高め合いなさい。
これは使徒パウロの言葉です。彼の実感だったと思います。
今の時代、苦しみと混乱の中では、
やはり同じ価値観を共有している者同士が、励まし合うことは大変力になると思います。
いつも正確な情報を収集しましょう。
人として大切なことを、見失わないようにしましょう。
辛くても、現実を受け入れましょう。
そして、励まし合いながら、希望に向かって一歩ずつ進みましょう。
「苦しみ」の中で、「希望」を握って、「精一杯」歩んでいる「すべての方々」に、
神様の素晴らしい助けと導きがありますように、
祝福をお祈りしています。
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
もし気に入って頂けたら、たくさんの方に読んで頂くために、クリックの御協力をして頂けると幸いです。(一日一回カウントされます)
読者登録をして下されば、新しい記事を自動的に知らせてもらえます。(無料ですが、はてなブログの登録が必要です。)
もう一つ別のブログランキングです。(こちらもクリックして頂くと助かります。一日一回カウントされます)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓