「心がいつも不安です。神様を信じると‥安定するのでしょうか」のご質問の2回目です。
「愚痴を聞き、受け止めて下さる存在」ということで、今回は考えていきます。
しばらくお付き合い下さい。
「本音」を誰かに聞いてもらう、ことは非常にありがたいことです。
模範解答ではない、心の中の混乱した気持ちを、そのまま聞き、分かって貰える存在。
私たちは、そんな存在に出会うと、余裕ができます。
この親しい方に分かって貰っているのだから、「 別にあの人に、分かって貰わなくても良い」と割り切ることができるのです。
誰にも本音を語れず、分かって貰える体験がない人は、寂しい人です。
その人は、「誰も私を分かってくれない」と諦めるしかありません。
しかし、諦めきれないのも、人の心です。
ですから、分かって貰えない状況が、一線を越えると、我慢ができなくなって「逆上」したり、
反対に少しでも分かってくれそうな人に出会うと、「言わなくても良い、受け止められないこと」を話し続けて、「引かれてしまう」 のです。
そういう人は、一度「専門的な学びを積んだ人」(カウンセラー)に、じっくり話を聞いてもらうか、
「内観」と言って、静かなところで、自分の心を「じっくりと見つめる」時間を持つことをお勧めします。
お友だちがたくさんいる人でも、専門的なカウンセラーに話を聞いて貰うと、
「気がつかない発見」をすることは、多いのです。
(プロの聞き方は、やはり違います。)
自分の本当の気持ちは、何なのか。
何を喜び、何に希望を持っているのか。
何を悲しみ、何に我慢しているのか。
どんな痛みがあるのか。許せないことは何なのか。
忙し過ぎたり、雑念が多すぎると、
自分の「本音」が見えなくなります。
また役割があると、責任感で物事を進めることがあります。
そうすると、自分の本音を無視して、義務で行動してしまいます。
すると「何にイライラしている」のか、分からなくなるのです。
ですから、「自分の本音に」じっくり「耳を傾けてくれる存在」は、
とてもありがたいのです。
「カウンセラーに聞いて貰って」も、実は「限界」があります。
相手は人間ですから、あなたのことを「全ては分かり」ません。
(分かったふり、分かる努力はして下さいます。)
また「内観」にも限界があります。
「自分の頭の中」だけの作業ですから、「自分の思考」を越えることはできません。
「外の世界」を悟れば良いですが、悟れないと「同じところをグルグル思考が回る」のです。
(解決が見えてこないのです。)
「創造主への祈り」(イエス様への祈り)は、これらの問題を解決します。
「祈り」は、一方的な会話ではありません。
その証拠に、どこかで「返事」が返ってきます。
しかし、「解決する」と言われても、
「分からない」と感じる方が多いと、思うのです。
(それを伝えたいというのが、このブログの目的でもあります。)
人間は、本音を知ることが大切です。
それを誰かに話して、受け止めて貰うならば、その人は安定します。
その存在は、あなたの「全てを分かってくれる存在」でなければなりません。
(思い込みではいけないのです。)
イエス様は、そのような存在です。
イエス様のことを、旧約聖書イザヤ書9章では、英語でワンダフル・カウンセラーと表現しています。(日本語だと、不思議な助言者、と訳出しています。)
ヘブル人への手紙には、
4:15「私たちの大祭司は、私たちの弱さに同情できない方ではありません。罪は犯されませんでしたが、すべての点で、私たちと同じように、試みに会われたのです。」
と、「私の弱さを理解し、受け止め、同情して下さる方」である、と表現されています。
あなたは、そのような「全てを受け止めて下さる方」と出会いたいですか。
私は、聖書を信じる立場から、
「そういう存在」はいる、という前提でお話ししています。
創造主(イエス様)はあなたを愛し、全てを知っておられます。
あなたが、心を開いて、迎え入れるならば、
創造主の深い満たしと慰めの中に、
入ることができるのです。
あなたはイエス様に「愚痴を全て」語ることができるのです。
思い込みではなく、全て「受けてめて貰っている」と実感する時、
あなたの心に「深い平安」が与えられるはずです。
祝福をお祈りしています。
ピリピ4:6-7「何も思い煩わないで、あらゆるばあいに、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。 そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。」
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