人生相談〜聖書、イエス様を信じる立場から

世界のベストセラー聖書の価値観から、生きるを考えます!(モノの見方が変わると、とても楽になります)

(解決策2)後輩に「いつも嘘をつく」人がいます。****お答え5

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今回5回目は、解決策その2です。「その人のことをいつも考える」を取り上げたいと思います。

 

後輩Bさんが「いつも嘘をつく」という課題を、質問者さんと一緒に考えてきました。

第1回目は「嘘をつくメリット」、第2、3回目は「嘘を正当化する心理」を分析しました。

第4回目は、解決策を取り上げました。

特に「正直さ」を取り上げ、質問者さんの役割は、愛情をもって「指摘すること」「心をサポートすること」であることに触れました。

 

今回は、質問者さんの「対応の仕方」「知恵」について考えていきます。

「人の心」に関わる時、日常会話以上に「知恵(智恵)」が必要です。

 

こんな体験はありませんか?

あの人は、「Pさんには心を開くのに」「Zさんだとまったくダメ」。

人には相性があります。

 

「人の心」は、例えれるならば、「鍵が掛かった扉」のようなものです。

ある方法では「入れて」も、他の方法では「入れない」のです。

まるで金庫の「ダイヤル式の鍵」のようです。

「右2→右5→左8」で開く鍵ならば、最初に「右2」がこないとダメなのです。

 

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「相性が合う人」同士は、お互いに「自分の部屋」のように扉を開けて、自由に出入りできます。

しかし、相性が合わないと、全く歯が立たないのです。

 

訓練されたカウンセラーは、自分とはタイプの違う人にも、関わることができます。

それは、「その人の特徴」を観察するからです。

つまり「鍵の開け方」をジッと観察するのです。

そして時間をかけて、解析し、「その人の心の扉」を開けようと努めるのです。

 

今まで、一緒にBさんの「嘘をつく思考法」を分析してきたのは、

Bさんの「心の鍵の開け方を見つける」ためでした。

それは、「こういう言い方」をしたら「きっと受け入れてくれる」という、

「対策」を見つけ出すための「準備」だったのです。

 

しかし当然ながら「準備」には、「時間」がかかります。

植物や動物を研究する学者のように、ある程度時間をかけなければ、「法則性」は見えてきません。

自分の先入観なしで、冷静にたくさんの事例を「観察」し「記憶」していくのです。

すると、「ある法則」が見えてきます。

「この人」は「ある状況では、必ず逃げる」とか、「こういう言い方をする」とか、

その人の「パターン」が見えてくるのです。

すると次の行動パターンが、ある程度「予測」できるようになるのです。

ここまでが、「準備」です。

 

しかし、それをするためには、時間とエネルギーが必要なのです。

具体的に言えば「Bさんのこと」を「長い時間考えていること」です。

 

クリスチャンで、神様との「個人的な祈りの関係」ができている人は、

「その人のため」に祈ることができます。

 

「イエス様、どうしたら良いんでしょうかね」

「何がヒントですか」

「腹が立ちます」

「知恵を下さい。愛情を下さい、イエス様。私だけでは足りません」

 

そんな会話(祈り)をする中で、心が整理され、そればかりではなく

「不思議な知恵」が与えられるのです。

 

「祈り」を知らない方であっても、

その人のことを「ジッと」考えていると、よく似たことが起こるのです。

 

「エネルギーをかけた分」だけ、「理解」ができます。

すると「良い働き」ができるのです。

その時間も労力も、一見表には出てきません。(見えません)

しかしそれは「働き」が見えた時に、「表に出る」のです。

 

しばらく人からの理解が得られなくても、

「見えないところを見ておられる」神様が、

「正しく評価」して下さっていますし、

実際、知恵が与えられれば、良い仕事ができ、「人の評価」にもつながります。

 

そして素晴らしいことは、そのような見えない「心の財産」は、

次の仕事にも活用できるのです。そして一生涯使えるのです。

 

時間をかけて、Bさんのことを考えて下さい。

そして、事実を事実として受け止めることができることを「イメージ」して、

そこに「向かう道」を考え続けるのです。

 

誰もが自分の身が可愛いですから、

必ず「反発」を受けます。

しかし諦めないで下さい。

 

私たちの戦略の一つのゴールは、

Bさんが「自分の嘘をつくやり方」を、

「使えないもの」として、「諦めて貰う」ことです。

 

Bさんが、「諦める」まで、質問者さんは「諦めてはいけません」

 

次回は、Bさんと「共通のゴールを作る」こと(対決姿勢ではなく、チームとして進むこと)

最終的には、「本人に意欲次第であることを割り切って考えること」、

(最後はBさんの姿勢次第なので)、

を取り上げて、終わりたいと思います。

祝福をお祈りしています。

 

神様が知恵を与えて下さる、「約束の言葉」。

エレミヤ書33:3(旧約聖書)
わたしを呼べ。そうすれば、わたしは、あなたに答え、あなたの知らない、理解を越えた大いなる事を、あなたに告げよう。

 

詩篇 50:15 (旧約聖書)
悩みの日にわたしを呼べ、わたしはあなたを助け、あなたはわたしをあがめるであろう。

 

「イエス様」の有名な言葉。

マタイ7:7-8(新約聖書)

求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。

 

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(解決策1)後輩に「いつも嘘をつく」人がいます。****お答えその4

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今回、4回目からは、解決策をご一緒に考えていきたいと思います。

「いつも嘘をつく」後輩Bさんについて、質問者さんへのお答えをしてきました。

第1回目は「嘘をつくメリット」、第2、3回目は「嘘を正当化する心理」を考えてきました。

 

「嘘をつく」には、本人なりの「メリット」があります。

また「嘘を定期的につく」には、本人なりの「考え方」があるのです。

それらを「ある程度」理解しなければ、質問者さんは、良い関わりができないということで、

一緒に考えてきました。

 

今回、解決策を考える時の「基本方針」は、

一言で言えば、

「正直さ」です。

それは、「事実」を「事実」として受け止める「正直さ」

という意味です。

「Bさんの正直さ」ということではあるのですが、

関わる「質問者さんの正直さ」も重要なのです。(影響を与えますから)

 

そして「解決のゴール」は、

「小手先でゴマかす」よりも、「事実の積み上げ」の方が、

真実であり、「最終的に信用される」。

つまり「正直」が「一番メリットがある」ことを、

Bさんに理解して貰うことです。

 

Bさんは「息をするように嘘をつく」と書かれてありましたから、

「嘘が癖」になっています。

きっと質問者さんとのやりとりで、「それは嘘でしょう。こう言った方が良い」と

指摘をしなければならないことが出てくるでしょう。(愛情で、正直に誠実さによってです)

 

最終的には、質問者さんの人間性で、押し切ることもあり得ます。(説得です)

どちらにせよ、Bさんは、自分自身の意志で「価値観を修正する」必要があるのです。

 

人間は、損得で動くことが多いのです。

事実を受け止めることが、「得」であり、

逃げたり、嘘を言ってゴマかすことは、「大きな損」だと知性で受け止めるならば、

自分から「修正しよう」とします。

 

ここで用いられるのが、

「苦しみ」なのです。

 

詩篇119:71

の二つの訳を載せておきます。

o 口語訳聖書
苦しみにあったことは、わたしに良い事です。
これによってわたしはあなたの「おきて」を学ぶことができました。

o 新改訳聖書
苦しみに会ったことは、私にとってしあわせでした。 私はそれであなたの「おきて」を学びました。

 

人は「痛い思い」をすると、「道を修正」します。

逆に言えば、「痛い思い」をしなければ、「自分のやり方」を変えないのです。

このことは、「事実」です。

 

ですから、「嘘が癖」になっているBさんが、「自分のやり方」を変えるためには、

「痛い思い」をしなければなりません。

 

質問者さんの役割は、

すでに目の前にある「痛い思い」から、「逃げないように」とアドバイスをすることであり、

辛い気持ちでいるBさんを、「精神的にサポート」することです。

 

人が「自分を変えること」は、辛い作業です。

ですから、誰かの「指摘」と「援助」が必要なのです

それが身近にいる「質問者さんの役割」だと思います。

 

これらが、「基本的な路線」です。

次回、もう少し具体的に、一緒に考えていきたいと願っています

 

祝福をお祈りします。

 

(神様が、助けて下さるという、約束の聖書の言葉です。)

イザヤ41:9(旧約聖書)

わたしはあなたを選んで,捨てなかった。恐れるな。わたしはあなたとともにいる。
たじろぐな。わたしがあなたの神だから。
わたしはあなたを強め,あなたを助け,わたしの義の右の手で,あなたを守る。

ヘブル13:5(新約聖書)

『わたしは決してあなたを離れず,また,あなたを捨てない。』

 

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後輩に「いつも嘘をつく」人がいます。****お答えその3

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今回が3回目です。「いつも嘘をつく」後輩Bさんに対するご質問 を、お答えをしてきました。第1回は「嘘をつくメリット」、第2回は「嘘を正当化する心理」を考えてきました。

 

第3回目は、あと2点「嘘を正当化する心理」について考察したいと思います。

第1回でも触れましたが、Bさんの考え方を「感情」で受け止められなくても、「理性」だけでも把握していないと、感情的に反発して(つまり、「嫌い」になって)しまいます。

「嫌い」になってしまうと、「良い関わり」はできません。

ですから、幾つかの分析を参考にして頂いて、Bさんを理解する手助けになればと願っています。

 

今回は、①「過剰な自己愛」 ②「正義のためなら、嘘をついても良い」という歪んだ考え方、

の二点です。

 

①「過剰な自己愛」

「自分」を好きなことは、とても健康的なことです。

しかし「自分だけ」好きな人は、心に歪みがあります。(バランスが悪いのです)

こういう方は、幼少期に甘やかされて育てられたため、「自分は正しい」と思い込んでしまった可能性があります。

 

ご存知の方も多いと思いますが、幼児期は、「万能感」を持っています。

(赤ちゃんは、泣けば普通なんでもして貰えますから)

しかし成長と共に、思い通りにならないことが多くなり、段々と周りのルールに合わせて生きていくようになるのです。

 

ところが、この発達段階が上手く成長できなかった人がいます。

色々な要因がありますが、その一つは「甘やかされて育った」場合です。

養育者から「一方的に受け入れられて」育った場合、

「わがままが通る」と思い込んでしまう可能性があります。

 

Bさんは、「わがままな人」ですか。

「面の顔」と「裏の顔」が違う場合がありますから、ご注意下さい。

「面の顔」とは、その人の「振る舞い」です。「これをしたら怒られるかもしれない」という判断力(知識)です。

しかし追い詰められた時、その人の「裏の顔(素の部分)」が出てきます。

 

ご質問の文面から、Bさんは頭の良い方なのでしょう。

頭の良い方は、「振る舞う」ことができます。

振る舞うことができる人は、小手先で解決させてしまうので、深く内省することが少ないのです。

 

そういう人は、「知識は発達」しても「心は発達していない」場合があるのです。

ですから、一見良い人に見えます。

しかしパニックになると、(又は親しくなると)別人のようになる可能性があるのです。

 

こういう人に「もう一つの歪み」が加わると、嘘をつくことが「習慣」になります。

それは「正義のためなら、嘘をついても良い」という考えです。

この点を、分析の最後として考えていきます。

 

(人によっては、心の闇について語る時、読んでいて「しんどく」なる方もおられると思いますが、もう少しお付き合い下さい)

 

②「正義のためなら、嘘をついても良い」

このように考える人は、

いつも「自分を正しい」と思い込もうとします。

そしていつも「自分を正義」に置いて、誰かを「間違い、悪」とするのです。

そうしなければならないのです。(いけにえです)

「相手が悪い」から、「自分は正しい」となるのです。

 

Bさんは、人を批判しやすい人ですか。

「自分は正しい」とムキになりやすい人ですか。

もしそういう傾向があれば、Bさんは「正義のためなら、嘘をついても良い」

と思い込んでいる可能性が高いです。

 

それが「平気で嘘をつく」根っこの考え方です。

 

次回は、これらのことを踏まえて、

解決策を、一緒に考えていきたいと思います。

祝福をお祈りしています。

 

箴言12:15-17

15 愚かな人の道は、「自分の目」に正しく見える、しかし知恵ある者は勧めをいれる。
16 愚かな人は、すぐに怒りをあらわす、しかし賢い人は、はずかしめをも気にとめない。
17 真実を語る人は正しい証言をなし、偽りの証人は偽りを言う。

 

箴言21:2-4

2人の道は「自分の目」には正しく見える、しかし主は人の心をはかられる。
3 正義と公平を行うことは、犠牲にもまさって主に喜ばれる。
4 高ぶる目とおごる心とは、悪しき人のともしびであって、罪である。

 

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後輩に「いつも嘘をつく」人がいます。****お答えその2

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今回が2回目です。後輩に「いつも嘘をつく」人がいます。どうしたら良いでしょうか。のご質問のお答えです。

 

営業職の後輩の方(Bさん)が、いつも嘘をついて、失敗を切り抜けようとしているとのことでした。

先回は、Bさんの「嘘をつくメリット」について分析し、考えてみました。

そして、質問者さんが、Bさんを「感情で受け止められなく」ても、「知性で理解し」なければ、「嫌い」になってしまい、「良い関わりができない」ことを指摘させて頂きました。

jesuslovesmeus.hatenablog.com

 

第2回目は、もう少し分析を進めていきますが、

分析の前に「基本的な関わる姿勢」を確認したいと思います。

 

一つ質問です。

質問者さんは、Bさんに責任を持っておられる立場でしょうか?

 

実は「嘘をつく人」と関わるためには、「かなりの覚悟」が要求されます。

そして「愛情」が必要になります。

その人を理解し、受け入れ、見守る・・・カウンセラーのような視点が必要になります。

(その土台がないと、「Bさんへの助言」の効果があまり望めないからです。)

 

 

もし、愛情からでも、組織上の責任からでも、Bさんと関わる場合、

「人生修行だ」と思って関わって下さい。

そして「辛くなったら」距離を開けることです。

(私が何とかしなければ、いけないという「気負い」は却ってマイナスに働きます)

 

きっと質問者さんは、今まで体験したこともないような、心の成長を遂げることができることでしょう。

ちなみに、質問者さんには「愚痴ることができる友人」はいますか。

そう言う人がいると、とても支えになります。

 

さて、よろしいでしょうか。

分析を再開します。

 

嘘を「自覚している場合」と自覚していない場合」を考えてみます。

当然、「自覚している場合」 の方が対処がしやすいです。

(「自覚していない場合」は、「かなり闇が深い」です)

 

「自覚している場合」を考えると、

Bさんは、嘘をついて、自分で「何とかなる」と思い込んでおられる訳です。

 

多分Bさんご本人は、とても頭の回転が速いのでしょう。

記憶力も良いのかもしれません。

今までの人間関係で、口先だけでごまかして「何とかなって」きた「成功体験」があるのでしょうから。

 

 

営業の場合、たくさんの人と関わります。

ですからもし嘘をつく場合、誰に嘘をついたのかを「しっかりと覚えて」おかなくてはなりません。

これは現実的に「不可能」です。

嘘をつくと、どこかに矛盾が出てきます。

特に数字の嘘は、「はっきりと分かって」しまいます。

 

現にBさんは、質問者さんの会社で、質問者さん自身に「嘘がばれている」のです。

この事実を、Bさんは「受け入れなければ」いけません。(自分を変えなければいけないのです)

 

質問者さんがBさんに指摘をすると、

「息をするように嘘をつく」と書かれていました。

もしかするとBさんは「自覚をせずに嘘をついている」可能性も考えられます。

そうであれば、「かなり重症」です。

Bさんが、もし「無意識に嘘をついている」ならば、嘘をついている事実や影響を、質問者さんに「意識化させ」なければなりません。

(洞窟の中で、隠れているような状況であっても、光の下に出てくるように仕向けなければならないのです)

 

無意識に「ごまかして」、籠城しているようなものです。

兵糧攻めにして、白旗を上げさせて、登降させなければならないのです。

 

「嘘を日常的につく人」の中には、

いろいろな理屈で「嘘を正当化」する人がいます。

例えば、嘘には「白い嘘」と「黒い嘘」があって、

「白い嘘」は「相手のため」だからついても良いのだ、と主張するのです。

 

しかし現に、Bさんの嘘は、職場で「問題となっている」のです。

となれば、「白い嘘」と「黒い嘘」を判断しているのは「誰か」ということを指摘する必要があります。

現実的に問題が起こっているということは、

Bさんは「白い嘘」だと言い張っても、実際には「黒く、悪い嘘」なのです。

Bさんが「嘘を正当化」しているだけであって、そのごまかしを「他の誰も認めない」ことを、Bさん自身が「受け入れ」なければなりません。

これはBさんにとって「とても辛い作業」になります。

しかしここを受け入れなければ、(現実を見なければ)前に進めないのです。

 

(ちなみに私は「白い嘘は良い」という考えは、間違っていると思っています。嘘をつくよりも、言わなければ良いだけであって、または事実の一部だけを明確に言えば良いのであって、敢えて「小細工の嘘」をつく必要性を感じません。むしろ嘘が明らかになった時のショックと不信感の方がダメージが大きいと思うのです。私はそう考えています。)

 

とにかく、Bさんに「現実の自分の愚かさ」を受け止めて頂く必要があります。

どれだけ「反発し」、「逃げようとあがいて」も、

「現実逃避」をしている間は、「問題の解決」を見ることはできませんので。

 

次回もう一点、嘘をつく人が陥りやすい「正当化の理屈」を取り上げます。

その上で、対処法に入っていきたいと思います。

 

聖書の言葉です。
箴言(旧約聖書)10:14 知恵のある者は知識をたくわえ、愚か者の口は滅びに近い。


箴言12:15 愚か者は自分の道を正しいと思う。しかし知恵のある者は忠告を聞き入れる。


箴言 15:5 愚か者は自分の父の訓戒を侮る。叱責を大事にする者は利口になる。

 

 

祝福をお祈りしています。

 

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後輩に「いつも嘘をつく」人がいます。どのように対応したら良いでしょうか。

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営業職の者です。後輩に「いつも嘘をつく人」がいます。

本人は、切り抜けているつもりでしょうが、他から聞こえてくる情報を聞いていると、嘘だと分かってしまいます。立場上、本人に確認をしますが、実に上手に言い訳をします。頭の回転が早いのか、息をするように真顔で「嘘を言う」のです。どう対応したら良いのか困っています。アドバイスを宜しくお願いします。

 

後輩に「嘘をつく人」がいるということですね。

質問者さんの良い対応をしたいと願いつつ、お困りの様子が伝わってきます。

この種の参考本として、「平気で嘘をつく人たち」という古典的名著もありますので、そちらも参考にして頂ければと思います。

 

まずいつものように、その方のことを一緒に考えていきたいと思います。(Bさんと呼ばせて頂きます)

どうして「嘘をつくか」です。

その原因を探ってみたいと思います。

 

Bさんが嘘だと「自覚している場合」と「自覚していない場合」を想定しますが、

どちらにせよ、「嘘をつくこと」で「Bさんが得をする」と考えていることが、

嘘をつく最大の理由でしょう。

(「Bさんが」という点が大切です。客観的事実ではないことがポイントです)

 

「その場しのぎ」であっても、「Bさんは」得をすると考えているのです。

(後に扱う「対策」では、「嘘は損である」と悟って頂く方針を一緒に考えたいと思います)

 

分析を続けます。

どうして「得をする」と考えるのでしょう。

Bさんの心の中で、「損得バランス」を取っているのです。

選択をしているとも言えます。

「今得すること」と「あとで得すること」どちらがいいかを考えた時に、

「今得すること」を選ぶのです。

(あとでバレた時の大きな不利益のことを考えていません。考えられないのです)

 

この点が、一番のポイントです。

いつも「今得すること」を求めて、「先の大きな損を考えない」のです。

そういう意味では、Bさんは「論理的な思考」の苦手な人、

「衝動的に生きている」「感情のままに生きている」人ということになります。

「自分に正直」とも言えましょう。

(Bさんは、「そういう自分が好き」と思っている可能性もあります)

 

質問者さんは、この考え方に共感できますか?

 

質問者さんの文面から、質問者さんは「先のことを予想するタイプ」だと推測します。

先のことを予想するタイプの人は、この考え方に「共感できない」と思います。

 

しかし、、、

もしBさんに本気で「良い関わりをしよう」と願う場合、

Bさんの考え方を「知的にだけ」でも理解しなければなりません。

そうでないと、Bさんに「感情的に反発」してしまうからです。

感情的に反発すると、「嫌いになって」しまいます。

嫌いになったら、良い関わりは、難しくなります。

 

そう言った意味で、私の分析を参考にして頂ければ、幸いです。

次回、もう少し分析をし、具体的な解決策を考えていきます。

 

質問者さんのお助けになればと思っています。

祝福をお祈りしています。

 

箴言8:5(旧約聖書)

浅はかな者は熟慮することを覚え
愚か者は反省することを覚えよ。

 

箴言12:1

訓戒を愛する人は知識を愛する。叱責を憎む者はまぬけ者だ。

 

箴言26:11

犬が帰って来てその吐いた物を食べるように、愚かな者はその愚かさをくり返す。

 

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(結論)新しく入った方が「会社の批判ばかり」***お答えその3

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今回が三回目です。新しく入った方が「会社の批判ばかり」で困っています、のご質問のお答えです。

しばらくお付き合いください。

 

質問者さんの職場に、Aさんという、定年退職後の方がやって来られました。

その方は、同じ職種の経験者ですが、中小企業である新しい職場で働き始めると、その問題点を指摘し続け、質問者さんたちを困惑させました。

 

初回では、「格下の職場に入った」Aさんご自身の「セルフイメージの低下」の問題について、分析しました。

jesuslovesmeus.hatenablog.com

 

第二回目では、「解決策」として、「理性面」の対応について考察してみました。質問者ご自身の「勇気」と「覚悟」についても触れさせていただきました。

jesuslovesmeus.hatenablog.com

 

今回の第三回目は、Aさんの「感情面」に注目して、「解決策」を考察していきます。

ここでは、Aさんが「現実を直視できる方」か、

「現実を直視できない(誰かに責任転嫁する)方」か、

を分けて考えます。

 

前者ですと、大人の会話(理性的なやりとり)ができますが、

後者ですと残念ながら、十分な解決は難しいと思います。

 

人間は「感情」の存在です。

「理性」と「感情」を選ぶ時には、多くの場合、私たちは最終的に「感情」を取ります。

「分かっちゃいるけど、止められない」とは、

理屈で分かっていても、感情で本当に納得していなければ、

多くの人は「感情」に流れてしまうことを、言い当てた言葉です。

 

「感情」は自由です。そして当人が、「自然に感じてしまう」ものです。

そして「感情」は、基本的には、他人は「コントロールできません」

 

ですから、「感情」は、当人が「自分で悟る」しか方法がないのです。

わがままな感情を、自分自身で「道理を悟り」、

コントロールする必要があるのです。

 

Aさんの感情は、すべては分かりませんが、

「分かるタイミング」があります。

それは「いくつかの問題が解決した時」です。

 

Aさんが指摘した「職場の課題」が、

「いくつか解決」したとします。

その時に、Aさんが「どう言う態度」を取るかに注目して下さい。

 

Aさんの言葉や態度が、「柔らかくなった」ならば、

Aさんは「善意から問題提起をした」ということが実証されます。

(少しタイミング的に早いようには感じますが、しかしAさんは「信頼できる方」と考えて良いでしょう)

 

しかし、もしAさんが、それでも「更なる問題を指摘し続けた」ならば、

(感情的かどうかが、チェックポイントです)

Aさんは、「問題を人のせいにして、自分を変える気がない人だ」ということになってしまいます。

(批判だけをして、自分を内省できない、「要注意人物」と判断されてしまいます)

そうなると残念ながら、今後厳しめに対応していくしかなくなります。

いくら年配だとしても、スタッフの中核には入れられないでしょう。

 

聖書の中に、このような言葉があります。

 

旧約聖書、伝道者の書

天が下のすべて事には季節があり、すべてのわざには時がある。
生まるるに時があり、死ぬるに時があり、
植えるに時があり、植えたものを抜くに時があり、
殺すに時があり、いやすに時があり、
こわすに時があり、建てるに時があり、
泣くに時があり、笑うに時があり、
悲しむに時があり、踊るに時があり、
石を投げるに時があり、石を集めるに時があり、
抱くに時があり、抱くことをやめるに時があり、
捜すに時があり、失うに時があり、
保つに時があり、捨てるに時があり、
裂くに時があり、縫うに時があり、
黙るに時があり、語るに時があり、
愛するに時があり、憎むに時があり、
戦うに時があり、和らぐに時がある。
働く者はその労することにより、なんの益を得るか。
わたしは神が人の子らに与えて、ほねおらせられる仕事を見た。神のなされることは皆その時にかなって美しい。神はまた人の心に永遠を思う思いを授けられた。それでもなお、人は神のなされるわざを始めから終わりまで見きわめることはできない。

 

時があるのです。

問題が明らかになる時があり、(裂く時)

解決するのも時があるのです。(縫う時)

 

ですから、結論としてまとめますが、

今だけではなく、

過去と現在、そして未来をジッと観察して、

問題の現実を「直視すること」です。(問題の分析です)

質問者さんご自身は、問題を「理性的に対応していくこと」です。

そして、Aさんに対しては、理屈だけでなく「その奥の感情」に注目していくことです。

 

その方の感情に合わせて、(時、タイミングを見て)対応していくならば、

解決の可能性が高まります。

(出来るだけ「理性的に情報を集めて」の対処が得策です。)

(焦らないことです。一番良いタイミングで、関わることです。)

 

現段階では、「Aさんの感情」がはっきりとは分からない状況です。

もし、進捗がありましたら、お伝え下さい。

 

私も、「新しい情報」を得たならば、

その状況に合わせて、

もう少し「具体的な対処法」を、(そのタイミングで)

ご一緒に考えてみたいと思います。

 

解決を願いつつ、

祝福をお祈りしています。

 

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新しく入った方が「会社の批判ばかり」***お答えその2

f:id:jesuslovesmeus:20201028231206j:plain

新しく入った方が「会社の批判ばかり」で困っています、のご質問のお答え、その2です。

 

前回は、質問者さんの会社に、定年後に働き始めた方(Aさん)へのご対応について考えてみました。

その方が批判をされる「根本の動機」は、

目の前の問題と言うよりも、

「格下に思う会社に入った」自分のセルフイメージの問題である、と

分析してみました。

jesuslovesmeus.hatenablog.com


今回はその「解決策」について一緒に考えたいと思います。

 

質問者さんは、気配りのできる方だとお見受けします。

年配の方で、経験豊かなAさんへの対応ですから、

お気遣いは必要です。

しかし、先回確認した「仕事は役割」であり、

「自分の存在価値」とは分けて考える必要があると言う観点でみる時に、

質問者さんは、管理職という「役割の対応」が期待されています。

 

言いにくくても「仕事として」発言しなければならない時には、

配慮しつつも、冷静に実行しなければなりません。

(すでにその覚悟は持っておられるとお見受けします)

 

管理職は、時に「嫌われる覚悟」が必要です。

(敢えて嫌われなくても良いのですが、、、)

しかし、仕事を遂行するためには、「役職としての覚悟」は必要です。

(時に英断も必要です。)

「その覚悟」を持つならば、

言うべき言葉を言うことができ、「任務」を果たすことができると信じています。

 

今回の解決策は、「理性面」と「感情面」に分けて考えていきます。

ややこしい問題に対処する時、感情に焦点を当てすぎると、解決策が見えなくなります。

まずは、冷静に理性的に考えていきましょう。

 

最初に「理性面」です。

解決する上で、当人(Aさん)の問題と、質問者さん(上司)の課題が考えられます。

 

質問者さん(及び会社)の課題を確認してみます。

質問者さんは「中小企業で、色々な課題がある」と書いておられました。

つまり職場に「課題を感じておられた」ということです。(それで宜しいですよね)

ですから、これを機会に「課題を解決し、職場をより良くしよう」と

割り切られたら良いと思います。

そう考えると、Aさんの指摘は、「有り難い指摘」となるはずです。

「そう言う気持ち」でAさんに接すると、「より良い関わり」ができていくはずです。

 

大事なことは、質問者さんが、Aさんと「対決姿勢」ではなく、

「同じ解決の方向」を見ることです。

その上で、質問者さんご自身が

「変わるべきことは、変わる」と覚悟を持って対応されることです。

 

これが、「基本姿勢」になります。

 

有名な祈りで、「ニーバーの祈り」があります。

 

神よ、
変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、
変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ。
(大木英夫 訳)

 

変えることができるものに対しては、

それを実行する勇気と覚悟を持ちたいものです。

 

その上で、Aさんの指摘や不満を「リポート」し、

(ありがとうと言う気持ちで)

対処していくならば、解決に向かうはずです。

 

Aさんの「指摘」の中で、

質問者さんご自身が、

「理にかなっていると考えるもの」、

「変えることができるもの」はありますでしょうか。

 

「不満」を解決するためには、

「不満の原因」となるものを、一つずつ解決していくしかありません。

 

まず「理性的」に対処しましょう。

出来ることはしていくのです。

相手に「批判の材料」を出来るだけ与えないようにしましょう。

(批判材料があることは、お互いの不幸ですから)

 

すぐに変えられなくても、

「対処している姿勢」を見せるだけでも、

Aさんの感情は、多少は収まるはずです。

 

今回は、解決策として、特に「理性面」を考えてみました。

そして解決のために、質問者ご自身の「勇気」と「覚悟」が必要であることにも触れさせて頂きました。

 

次回は、Aさんの「感情面」にフォーカスして、

解決策を考えていきたいと思います。

 

祝福をお祈りしています。

 

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