昨日に引き続き、コラムです。
今回、もう少し掘り下げたいと思います。
今回のコラムの目的は、「心の美しさ」を考えていきます。
仕事上で、書類に名前を書くことが多くあります。
名前を書く度に、考えることがあります。
もし私が、「今の私」でなかったら、どんな風に考え、どんな風に生活しているだろうか?
皆さんは、そんなことを考えたことがありますか。
性別も容姿も才能も、どの家にうまれるかも、自分が「選び放題」だったとしたら、、、
皆さんはどんな選択をしますか?
反対に、今より「悪い境遇」で生まれたとしたら、、、
どう考えるでしょうか?
結局いろいろと考えると、
「与えられた現状」を受け入れて、
毎日のすべきことを、「コツコツとする」ことしかできないのではないか、と考えるのです。
聖書でイエス様が、「タラントの例え」をされています。
主人が旅に行く前に、それぞれの僕(しもべ)に、5タラント、2タラント、1タラントを預けました。
5タラントの僕は、その期間に商売で5タラント儲けました。
2タラントの僕は、2タラント儲けたのです。
主人は帰って来た時、二人を同じように褒めました
(元金分をしっかり儲けたからです。5タラントの僕を特別に評価していませんでした。)
しかし1タラントの僕は、サボっていました。商売をせずに何もしませんでした。
そして彼は言い訳をしました。自分が何もしなかったことを正当化したのです。
主人は1タラントの僕を、叱責し、その元金を、5タラントの僕に渡したのです。
イエス様は、この例えの結びで、こう言われました。
「おおよそ、持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう。」(マタイによる福音書25:29)
(これは、ウキペディアでもマタイ効果(マタイ原理)、として取り上げられている法則です。)
1タラントの僕は、悔しがったと思います。
もしかすると主人を恨んだかもしれません。
しかし、1タラントは現在のお金で、約6000万円ですから、決して少ないお金ではないのです。
主人は期待して、1タラントを僕に託したのです。
人生は、「与えられたもの」です。
「借り物」とも言えるのではないか、と思うのです。
であれば、
「何をするか(見える結果)」だけ、でなく、
「どう考えて、実行するか(見えない価値観)」もより重要だと思うのです。
(失敗したって、その経験も財産だと、天の父なる神様は考えるはずです。商売は得もすれば損もする時もあるからです。)
イエス様が、「タラントの例え」で、人生を商売で例えたところに、
「人生の本質」があるように感じます。
与えられたスペックを「どういう気持ち」で活用するのか、、、、
別な言い方をすれば、能力が高く生まれた人は、
それだけ「期待」と「責任」があると思うのです。
「期待」とは、あなたに「命を与えた存在」からの期待です。
責任とは、「あなた自身の責任」です。
頼んで生まれた訳でない、という言い方をする人がいます。
しかしよくよく考えてみると、
「非常に無責任な考え」なのではないでしょうか?
楽しいことは「率先して味わい」
嫌なことは、「無視」をして、「誰かのせい」にする。
人間の醜さが現れているように感じるのです。
今回のコラムは、自分の心を掘り下げる作業を伴いますから、
嫌な気分になる人もいるだろうと思います。
しかし「自分の心」を鏡に写して、「本当の自分の姿」を見る時に、
きっと「益になる対策」を立てることができると信じます。
このコラムの目的は、「表面的な美しさ、価値」を求めるのではなく、
「心の美しさ、価値」を追求するものです。
これは、地上生活を終え、天国に行った後も「永遠に輝く価値」だと考えるからです。
「天の願いを意識すること」の効用について、
下記の3つをポイントとして、深掘りしていきます。
①「目に見えるもの、結果」をゴールにするのか、「目に見えないもの、心の財産」をゴールにするか。
②理性で分かっても、感情で反発することについての対策。
③天の願いを意識することは、人の願いを意識することから始まることについて。
これら目標は、どれも「完璧にこなすこと」が難しい内容ですから、
「努力目標」でもあります。
(完璧主義になると、逆に見えなくなります。)
しかし、イエス様が、「人生を商売」と例えられたように、
「自分の所持金」を認め、失敗しても目標に向かって進む時に、
(多少の損はあっても)良い商売、良い人生が送れるのだと思うのです。
祝福をお祈りしています。
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