イエス様について行くと、必ずぶつかるものがあります。
それは「罪」(肉の性質)です。
イエス様が願う多くの言動を、肉の性質(人間の中の我儘な性質)は、反発するのです。
イエス様は「愛しなさい。受け入れなさい。」と言われましたが、
肉の性質は、「そんなことはできない」と言うのです。
イエス様は「わたしが赦したように、あなたも許しなさい」と言われましたが、
肉の性質は「とんでもない。」と主張するのです。
まことに肉の性質は厄介です。
悪魔は、その「負の性質」を利用して、様々な攻撃を仕掛けてきます。
使徒パウロは、
ローマ人への手紙で
「7:19私は、自分でしたいと思う善を行なわないで、かえって、したくない悪を行なっています。」
と言っています。
そして、
「7:20もし私が自分でしたくないことをしているのであれば、それを行なっているのは、もはや私ではなくて、私のうちに住む罪です。 7:21そういうわけで、私は、善をしたいと願っているのですが、その私に悪が宿っているという原理を見いだすのです。」
と、自分の中に「罪の性質」を認めたのです。
イエス様について行こう(お従いしよう)と思わなければ、
肉の性質は「当たり前の感情」です。
傷つけられたら、傷つけ返そうというのが、自然な反応です。
結果、負の連鎖が続き、人間の争いがエスカレートすることが多いのです。
しかし、イエス様について行こう、と願い実行する人は、
必ず「肉の問題との戦い」を経験します。
「自分の心の中」での「負の感情」との戦いです。
(時に熾烈な戦いとなることがあるのです。)
ここで、「最も厄介」な問題に触れます。
それは、人間の争いを「煽る存在」がいることです。
それが「悪魔」です。(目には見えませんが、確かに存在します。この視点は大切です。)
悪魔は、「人間の肉の性質」が大好きです。
「許せない心」「裁く心」「見下す心」が、大好きなのです。
争い、傷つけ合い、炎上することを、「何よりの喜び」にしているのです。
そして背後から「もっとやれ」「壊れてしまえ」とけしかけて、
神が愛する人間を、「破滅」に向かわせようとしているのです。
こんな「悪魔の策略」に、「乗って」はいけないのです。
エペソ6:11
「悪魔の策略に対して立ち向かうことができるために、神のすべての武具を身に着けなさい。」
ある牧師からこんな話を聞きました。
「神様に勝ったなら、悪魔にやられてしまう。
神様に負けたなら、悪魔に勝つことができる。」
それはこういう意味です。
「自我を押し通して、イエス様(神様の願い)を無視したなら、
悪魔に足元をすくわれ、打ち負かされる。
しかし、自我を押し殺してイエス様に従うことができたなら、
イエス様の力と権威により(信仰を用いて)、悪魔を打ち破ることができる。」
まさにその通りだと思います。
イエス様について行くと、
必ず「肉の性質」にぶつかります。
しかしそれでも、イエス様について行く人は、
(イエス様の助けによって)「肉の性質」を乗り越えることができるのです。
また「自分の中」の肉の性質だけではなく、
「他の人の肉の性質」にぶつかることがあります。
「相手の肉の問題」を指摘せずに泳がしている間は良いのですが、
立場上、「相手の肉の問題」を、はっきりと「指摘しなければならなくなった時」に、
強烈な反発を受けるのです。
正義や秩序保持を実行しなければならない時には、それは避けられません。
(上司が職務上で、部下の問題を指摘しなければならない時のようなものです。)
この時に、イエス様について行く人は、
イエス様から「知恵と力」を頂いて、
上手に乗り越えて行けるのです。
(この感覚は、次回のブログで触れる予定です。)
罪は恐ろしさものです。
そして「罪に支配されている人」は、恐ろしい攻撃を仕掛けることがあります。
しかし、「イエス様」は、十字架上で「悪魔」に勝利されました。
憎み合う罪の連鎖をすべて背負われて、
罪の代価を、命をかけて、十字架上で支払われました。
ですから、このイエス様を、
目の前にして、ついて行く人は、
恐ろしい攻撃を、上手に乗り越えて、
「進むべき道」を歩みきることができるのです。
繰り返しますが、
罪は恐ろしいです。
しかしイエス様について行く人は、その問題を乗り越えることができるのです。
ヨハネ 16:33(イエス様の言葉)
「あなたがたは、世にあっては患難があります。しかし、勇敢でありなさい。わたしはすでに世に勝ったのです。」
祝福をお祈りしています。
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