人生相談〜聖書、イエス様を信じる立場から

世界のベストセラー聖書の価値観から、生きるを考えます!(モノの見方が変わると、とても楽になります)

神は「乗り越えられる試練」しか与えない

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

コロナ禍で、再放送された番組の一つに、「JIN-仁-」がある。

詳細や感想は他に譲るが、

その中の有名な台詞に、「神は『乗り越えられる試練』しか与えない」というものがある。

絶望的な状況下で、主人公が、何度も握った言葉だ。

疫病や不条理な苦しみの中で、希望と生きる力が与えられた言葉だった。

 

 

世界のベストセラーである聖書の中に、同じ意味の言葉がある。(多分、こちらがオリジナル)

仁のストーリーをリスペクトしつつ、取り上げてみたい。

 

「試練と同時に脱出の道がある」

 

これを書いた聖書の人物は、使徒パウロだ。彼はもともとユダヤ教徒のエリートだったが、イエス様に出会ったことを通じて熱心なクリスチャンになった。その働きが強烈だったために、一部の保守的ユダヤ教徒や反対する者たちから、ひどい迫害を受けた。

石打ち、投獄、幽閉だけでなく、精神的にも何度も追い詰められた。

しかし彼は、経験によって、「神は乗り越えられない試練を与えられない」「試練と同時に脱出の道が与えられる」と確信したのである。

 

【新改訳聖書】
Ⅰコリ 10:13 あなたがたの会った試練はみな人の知らないものではありません。神は真実な方ですから、あなたがたを、耐えられないほどの試練に会わせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えてくださいます。

 

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せっかくこのブログを読んで下さっているのだから、

同じパウロが語った言葉をもう一つ。

「すべてのことが、相働いて益となる(マイナスもプラスになる)」も紹介したい。

 

「災い転じて福となる」に近い言葉だ。

これもパウロの経験からの言葉である。だから迫力がある。

 

原文の大意は、こうだ。

「神様を愛し、神様に選ばれているなら、その大きな力で、マイナスだってプラスに変えて頂ける」

【口語訳】
ロマ 8:28 神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に働いて、万事を益となるようにして下さることを、わたしたちは知っている。

 

これも力強い言葉だ。

苦しみの中では、私たちは普通、原因を否定的に考えてしまうことは多い。「あれも良くなかった」「あれさえ無ければこんなことにはならないのに・・・」

自分や他人の失敗を掘り起こして、ぐちぐちと呟いてしまう。

(反省は大事だが、過剰な内省は心を壊すことがある)

 

しかし神は、そんな失敗の原因も「凄まじい力」で、ひっくり返すことができるお方なのだ。

これを、使徒パウロは、人生の事実として受け止めた。

そして未来も、そのようになると信じたのである。

苦しみの中にあって、「神はマイナスさえプラスに変えられる」と考えること(信じること)ができる人は、そこから最善を進むことができるのである。

 

「神様の与えて下さる言葉」は、人生が変わる言葉となるのだ。

 

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人(自分)をどうしたら愛せますか。

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このご質問は、生きる上での究極のテーマです。

 

愛する、愛される。

美しい言葉です。古今東西の小説もドラマも愛がテーマになっています。

 

しかし、大切なだけに、誤解も受けます。

期待が大きい分、失望も積み重なります。

 

愛が欲しい、と思いながら、こんな愛ならいらない、と叫んでしまうことも多いのです。

 

愛を知ること、

自分の限界を知ること、

創造主を知る意味、

 

について、今日は書いてみたいと思います。

 

私たちは、「自分のものさし」をそれぞれ持っています。その基準で判断し、善悪、好き嫌い、受け入れるか無視するかを決めるのです。

 

三浦綾子さんのエッセイの中で、私たち人間は、非常に自己中心だという一文があります。集合写真は自分を最初に見るし、大事な花瓶を自分が割った時は仕方がないと思っても他人が割ると許せない、そんな感情を持っているというのです。私たちは「自分の考えが基準」ですし、ひどく「自分に甘いものさし」を持っているのです。

 

ここで、自分に甘いもの同士が集まる時、トラブルが起きるのです。

しかし、愛は「自分のものさし」を越えたところにあるのです。

 

お付き合いが深まり、信頼関係ができると、遠慮がなくなり、甘えが出てきます。

「どうして当然のことができないの、してくれないの」という気持ちがムクムクと湧き上がり、話すタイミングが悪いと喧嘩になったりするのです。

実は、喧嘩になることは健全でもあります。一番良くないのは片方が我慢することです。

その人は、「我慢すれば上手くいく」という「その場しのぎ」の「歪んだものさし」を握っているのですが、それはどこかで「機能不全」となります。

 

意外と「自分は愛情深い、良い人」と思っている人が、実は「非常に冷淡」だったり、「独善的」だったりするのです。自分のものさしの中では、愛情深くても、その外になると途端に冷たくなる人がいます。そしてそのことを本人が気がついていないことが多いのです。

 

ここで「創造主を信じること」の大切さを指摘しておかなければなりません。

「愛」は「自分のものさし」を越えたところにあるものです。

「創造主を信じる」とは、「自分のものさし」を越えた価値観を受け入れることができるかどうか、でもあるのです。

 

「自分が世界を作った」のではなく、創造主によって「自分は造られた存在」だと認めることができた時から、自分を越えたもの「真の愛を学ぶ旅路」が始まるのです。

 

外からの愛を受け入れ、人を愛すには、「自分のものさし」を越えなけれなりません。自分の正しさを手放す必要があるのです。ここには勇気が必要です。そしてそれでも大丈夫だという「信じる心(信仰心)」が必要です。

 

その「自分のものさし」を越えたものを受け取る心、信仰心がある人は、自分では許せなくても、「イエス様が赦されるならば許そう」という気持ちになり、自分を愛し許し、人を愛し許そうというレッスンを受けることができます。(イエス様のことをまだよく知らない方は、あなたを愛し許してくれた恩人を思い出して下さい。マザーテレサのような愛の偉人の言葉を思い起こしても良いと思います)

 

「自分を愛し許すこと」は可能です。そしてそれができた人だけが、真に「人を愛し許す一歩」を歩むことができるのです。

 

簡単に言えば、あなたを本当に愛してくれる方に出会うことです。そしてその愛を味わうことです。

そのために、「自分のものさし」に気がつき、それを乗り越え、自分を越えたものを受け入れる心が、大切なのです。

 

 

参考になりましたでしょうか。

ご質問があれば、お気軽にご連絡下さい。

 

「愛が深まる助け」があることを、お祈りしています。

 

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キリスト教で、自死(自殺)はどう考えているのですか。

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まずお話ししたいことは、自殺を考えてしまうことは、それだけ精一杯生きようとしておられるということだと思います。もしいい加減に生きているならば、適当に人を利用して生きていこうとしますので、自殺は考えません。自殺を考えるあなたは、根が真面目で、精一杯生きていこうと願いながらも、思い通りにいかない現実に困惑しているということだと思うのです。こういう時に大事な選択をしてはいけません。以前もお書きしたように、ぜひすぐに信頼できる人にお話しすることを、強くお勧めします。いのちの電話で、プロにお話しすることもお勧めです。

 

人は、期待した通りに物事が進まないと、エネルギー不足になって動けなくなります。それが続くと「自分が何で痛み苦しんでいるか」さえも、分からなくなります。方向を見失い、生きることよりも、死ぬ方が「楽に思えてくる」のです。

しかし、はっきりとお話ししなければなりません。ここで死を選ぶと、死んだ後の後悔の方が、今の苦しみより大きくなります。分かって頂きたいのは、決して自殺を選んだ方を批判するつもりはありません。それを選ぶほどの苦しみがあったに違いがないからです。しかし、死んだ後も霊が消えないので、死後ずっと後悔が続くのです。(赦しについては別の場所でお語りします)

 

自死は、自分を殺すことです。殺人は聖書で認めていません。(戦争や正当防衛については、別の場所でお書きします)

いのちは「与えられたもの」です。与えられた以上、そこには計画があり、目的があります。(創造主は、あなたに期待しています)

それをすべてキャンセルしてしまうと、死んだ後、その計画を知った時には、必ず後悔するのです。

今、自殺を考えるあなたは、現実に直面するエネルギーがないかもしれません。すべてをリセットして楽になりたい、と思われているかもしれません。

 

しかし、大きなリセットを考える前に、幾つかの小さなリセットを考えてみてはいかがでしょうか。

 

聖書の中に、エリヤという人物がいます。非常に優秀な人物ですが、大きな仕事をした後、あることをきっかけに、死にたいと考えます。その時、創造主は「食べて飲んで休みなさい」と言われたのです。

 

もし、あなたが、エネルギーが枯渇していたら、美味しいものを食べたらどうでしょう。「味なんか分からないよ」と言われるかもしれません。もし時間があれば、少し寝てみたらいかがでしょうか。「寝ても悪夢ばかりで、寝ておれない」と言われるかもしれません。

重荷を誰かに話してみたらどうでしょうか。一人でも「あなたの心の奥の苦しみ」を知ってくれる人がいたら、かなり楽になるはずです。

少し、心の奥にエネルギーが溜まってきたら、解決策を進める気力が湧いてくるものです。

 

一番良いことは、先送りしても良いですから、どこかで今の目の前の問題を直視して、解決することです。今は「そんなことはできない」と思われるかもしれません。でも大丈夫です。何とかなります。「生きていれば」必ず解決はしていきます。

 

今は、休みましょう。休めない状況でも、半日でも良いから、休みましょう。リセットする方法を考えましょう。自死の前に、他の方法でリセットできる道があるはずです。

それを一緒に模索し、見つけていきましょう。

 

最後にキリスト教の立場で3つだけ、まとめさせて頂きます。

(少しかみくだいて書きます)

 

①命は自分のものではなく「与えられたもの」だと言うこと。

 

②人生はつらいことが多いが、「訓練」であり、「意味がある」ということ。

 

③死んだ後は、終わりではなく、「霊は永遠に生きる」ということ。

(死んでも苦しみが終わりません。むしろ死後の方が長いのです)

 

もし、あなたが自死を考えておられる方であるなら、

「苦しみの中にも、必ず道があります。」

それを覚悟して乗り越えることを通じて、あなたは

「他の人が持っていない強さ」を

身につけることができると信じています。

 

お祈りしています。

 

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竹内結子さん 芦名星さん 三浦春馬さん

言葉がなくなるほどショックだった。2020年9月27日朝のネットニュースで竹内結子さんの訃報が飛び込んできた。自死だそうだ。

「どうして」と言葉がなかった。前日まで家族と団らんの時を持っていたと言うことだが、身近な人たちにも原因は分からないということだ。

牧師という仕事をしていると、人の生死に関わることが多い。病院に訪問して、人の命、生命力の強さを感じることも多いが、あっけない程に逝ってしまう方もいる。どうしてこんなことが、と思うことがある。

私は、竹内結子さん主演の「ミスシャーロック」が好きだった。繊細で偏屈な主人公を好演し、ドラマの世界に引き込まれた。竹内さんは繊細でとてもお優しい方だった伝え聞く。竹内さんだからできた演技だったと思う。共演の貫地谷しほりさんも繊細な魅力的な演技をしていた。女優をされ、活躍されている方々は、普通の人以上に細やかな気質の方々が多いのではないだろうか。私は、貫地谷さんも好きなので、心配している。同じ番組で、心が触れ合う時間を共有した方々の、ショックが並大抵ではないのではないか。

竹内結子さんがどのような心の軌跡を通ったのかは、ご本人以外誰にも分からないだろう。今それを詮索することは無意味だ。まして犯人探しのように、元ご主人中村獅童さんをパッシングすることは、無意味を通り越して悲しみにしかならない。

竹内結子さんのご冥福をお祈りすると同時に、ご親族の慰めと支えをお祈りしていきたい。

https://blog.with2.net/link/?id=2052183

どうして生きないといけないのですか

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この質問をされるということは、今、あなたは生きる方向を見失っているということだと思います。

生きる気力を無くしているのかもしれません。辛いですよね。

ただ一つ言えることは、あなたは今、「本来のあなたの姿」ではないということです。

「パニックの時に大事な判断をしてはいけない」と言われます。ですから、今の状況で大切な判断をすることは厳禁です。あなたが信頼する人に会うことを強くお勧めします。きっと何かが起こるはずです。

「そんな人はいない」という方は、いのちの電話に連絡することをお勧めします。専門の学びをしたカウンセラーが対応してくださいます。風邪を引いたら薬を飲むように、心が弱った時にプロに頼むのは、恥ずかしいことではありません。

逢魔が時という言葉があります。日が沈んだ直後の時間は、悪魔が働く時間だと言うのです。

人は心が弱っている時、悪魔のささやきを聞いてしまうことがあるのです。

今日の気分と明日の朝の気分は違っているかもしれないのです。

あなたは、今、穴に落ちた状態ならば、助けが必要です。助けを求めて下さい。

あなたが穴から出ることができたなら、今見ている景色とは違うものが見えるはずです。

その時には、「ここに向かう」と言う、光が見えるはずなのです。

 

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