人生相談〜聖書、イエス様を信じる立場から

世界のベストセラー聖書の価値観から、生きるを考えます!(モノの見方が変わると、とても楽になります)

「天は見ている、人も見ている」という感覚

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今回は、自分は見られているという感覚を持つと、自分を律することができる。ひいては人に信用されることを書いていきます。

 

ある人Aさんから聞いた話です。

以前ブログに書きましたが、嘘が癖になっている人の話です。

Aさんは、その人Bさんと話していて驚いたことがありました。

「人に見られている」時は、仕事をするのですが、

「人から見られていない」時には、平気でサボるのです。

 

実際Bさんの、サボっている姿を、多くの人が見ていました。

Aさんは言いました。

「人は見ていないようでも見ていますから、Bさんは、人から見られてられていますよ」

しかしBさんは、キョトンとした顔をしたそうです。

Bさんは「自分のごまかしを隠せている」と思い込んでいたようです。

「人が見ている時だけ、やっている振り」をしていれば、

「自分のごまかしは隠しとおせる」と思っていたようです。

 

クリスチャンであるAさんは、思わず言ったそうです。

「神様は、見ていますよ。そういう気持ちで仕事をしていかないと、トンデモないことになりますよ」

その言葉にも、キョトンとした反応だったそうです。

 

人は見られていないと「思い込んでいる」と案外ひどいことを平気でします。

諺に「旅の恥はかき捨て」とあるように、

知らない土地で、人の目が気にならないと、

タガが外れたように、わがままな行動を平気で取ったりします。

 

「人の目だけ」を気にしている人は、

人の目が無くなると、自制心が暴走します。

 

しかし、「神様が見ている、天が見ている」という感覚を持っている人は、

人が見ていてもいなくても、自分が正しいと思うこと、コツコツとするのです。

 

人が見ていないところで、コツコツとしている人は、

信用されます。

そして大きなことも任されるようになるのです。

 

“小事(しょうじ)に忠(ちゅう)なる者は 大事(だいじ)にも忠なり。

小事に不忠(ふちゅう)なる者は 大事にも不忠なり。  (文語訳)”

(=「小さい事に忠実な人は、大きい事にも忠実であり、
      小さい事に不忠実な人は、大きい事にも不忠実です。」(新改訳))

 (新約聖書・ルカの福音書 16章10節)

 

「天は見ている、人も見ている」という感覚は、

非常に大切な感覚です。

この感覚を持つ人は、大きな失敗をしません。(失敗しても回復します)

いつも自分の信じたことをコツコツとしながら、

信頼されるのです。

そんな人生は、素敵な人生です。

 

ただし「神様は、人間の罪を赦してくださる」ことを受け取っていることが大切です。

「赦し」を知らないで、すべて見られていると思うと、いたたまれなくなります。

 

神様との「健全な関係」を持つ方法を、知っていることが大切なのです。

祝福をお祈りしています。

 

「人は罪を犯す。それを赦すのが神である」(西洋の諺)

 

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