今回は、「すべてのことが益となる」という聖書の考え方に触れます。
「あの時、あれをしていれば、、、」
「あんなことがなければ、あんな選択はしなかったのに、、、」
私たちは、時々過去を振り返り、悶々とします。
変えられない過去のことを考えても、仕方がないのに、
一旦「悩みのモード」に入ってしまうと、抜けられなくなるのです。
「過去を否定する人は、現在も否定することになる」
この言葉は真実です。
過去の選択を後悔し、その感情を引きずると、今の自分を肯定できなくなります。
結果、精神的にも不安定になってしまいます。
あの時はあれで良かった。最善だったと割り切ることは必要です。
しかし割り切れない感情は、どうしたら良いでしょうか。
今回は、その部分に触れていきます。
①「すべてのことが益となる」という思想。
これは聖書の価値観です。
ローマ人への手紙8:28
「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを私たちは知っています。」
ここには割り切りや、悪いことを忘れる、という、
「人間側ができること以上」のものが書かれています。
「全能の創造主」の力と働きが起きると、「マイナスさえもプラス」になる圧倒的な力です。
あなたは、創造主(天地を造られた神様)を信じておられますか。
(私の文章を読まれる方は、信じる方が多いように感じていますが、、、)
論理的に「全能者である、創造主」がおられるならば、一人一人の人生に介入することは可能です。
つまり「あなたの人生」に介入できということになります。
その方が働かれると「すべてのこと」が、良い方向に向かうのです。
失敗も益になります。
苦しみも、プラスになります。
しかしここには前提があります。
それは「神のご計画によって召された人々のために」という直前の言葉です。
つまり「神に選ばれた」ということが大切です。
「神に選ばれた」ということは、選ぶのは「神ご自身」です。
正直、人間がとやかくいうことではないのです。
しかし神に選ばれた人の「特徴」を知ることができます。
それは、「選んだ方の声を聞く」という特徴です。
すべてのことを益にする、神様に助けてもらいたいならば、
神様の言葉に「耳を傾ける」必要があります。
それは「神様の近くにいる」ということです。
「神様の近く」にあなたがいれば、憐れみ深い神様に助けて頂き易くなります。
(そういう体験が導かれる人が、正に「選ばれた人」と言えるでしょう)
②訓練という視点。
ローマ人への手紙8:29には、次の言葉が書かれています
「なぜなら、神は、あらかじめ知っておられる人々を、御子のかたちと同じ姿にあらかじめ定められたからです。それは、御子が多くの兄弟たちの中で長子となられるためです。」
「神様のイメージしたあなたの姿」に成長する「訓練」という視点です。
人生には失敗もあります。
周り道をすることもあるでしょう。
しかしあなたが、自分を越えた神様を意識し、
この地上で人生が終わるのではなく、死後の天国があることを意識するならば、
苦しみの意味が変わってきます。
苦しみは、訓練であり、あなたの魂が成長する為に、用いられるのです。
ヘブル12:10-11「 なぜなら、肉の父親は、短い期間、自分が良いと思うままに私たちを懲らしめるのですが、霊の父(神様)は、私たちの益のため、私たちをご自分の聖さにあずからせようとして、懲らしめるのです。
すべての懲らしめは、そのときは喜ばしいものではなく、かえって悲しく思われるものですが、後になると、これによって訓練された人々に平安な義の実を結ばせます。」
失敗は、創造主が働かれると、良いものに変わります。
そして補足として、
周り道や痛みを通じて、「心が聖化される訓練」があるということです。
聖書は、「あなた」に神様が働かれる時、
「すべてのことが益」に変えられると約束します。
「あなたに関わって」くださる「神様」に期待しましょう。
祝福をお祈りしています。
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