人生相談〜聖書、イエス様を信じる立場から

世界のベストセラー聖書の価値観から、生きるを考えます!(モノの見方が変わると、とても楽になります)

その5 いつも正しいところに立とうする心理「自分を正しいと思いたい人」

「勝てば官軍」という言葉があります。

勝ってしまえば、思い通りにすべてを支配出来るという意味です。

「勝ち馬に乗る」という言葉もあります。

(人は自分の身が可愛いので)、勝った側について、優位に立とうという心理を表す諺です。

 

今回は、「正しいところにいつも立とうとする心理」を考えていきます。

人間はとても弱いです。

ある状況では、自分の身を守るために「何でもする」という弱さがあります。

 

自分の言動を、後から悔いることが無いために、

いくつかのポイントを考えていきます。

事前にシュミレーションをすると、失敗が少なくなると信じています。

 

①正しいことだけを言う心理

②正しいところにいつも立とうとする人の心理。自分の弱さを認められない。

③違いを、相手の間違いだと決めつける心理。

 

神様を信じるということは、自分を越えた存在を「受け入れる」ということです。

それは、自分が「間違えることがある」と「受け入れる」ことでもあります。

 

しかし、「自分を神様」のように考える人たちもいるのです。

そう言う人は、「自分が正しくあろう」とします。

(その志は、立派ではあります。)

しかし残念ながら、人間は完璧ではありません。

自分を神様のように考えると、ズレが起こります。(無理が起きるのです)

 

行動が一見正しくても、考えていることが邪(よこしま)ならば、

演技をしなければなりません。

 

①正しいことだけを言う心理

「自分が正しくあろう」と考える人は、無意識のうちに言葉を選んでいます。

自分の「都合の良い」ことだけを、「言葉にする」のです。

それは、

自分が「批判をされない」ためであり、自分が相手よりも「優位に立つ」ためです。

 

②正しいところにいつも立とうとする人の心理。

そして、いつも自分は正しいところに立とう、とします。

自分を「安全な場所」に置くのです。

(処世術としては必要な場合もあるでしょう。)

しかしタイミングを間違えると、信用を無くします。

 

「自分をいつも正しいところに置こう」とする人が失敗するのは、

イソップ寓話の、コウモリのようになる時です。

 

あなたに考え方の芯があって、行動しているならばまだ理解されますが、

その都度コロコロと、「自分を守るために意見を変える」ならば、

人は、その人を信用しません。

 

時には損をしても、自分が正しいと思うことを主張する人を、人は信用します。

状況ではなく、理念で動く人を信用するのです。

別な言い方をすれば、

敵がいても、あなたの味方になってくれる人を、人は信用するのです。

 

そのためには、理念が必要です。

状況でコロコロと変わらない、「芯」が必要なのです。

 

③違いを、相手の間違いだと決めつける心理。

人にはそれぞれやり方があります。

同じ仕事をするにも、多少の違いがあることは当然です。

しかし「いつも自分を正しいと思いたい人」は、その違いが認められません。

少しの違いを、個性ではなく、間違いだと決めつけるのです。

 

ではどうしたら良いのでしょうか。

 

「自分はいつも正しい、正しくなければいけない」という偶像(神話)を一旦捨て去るのです。

現実を直視するのです。

そうすれば、自分は正しい時もあれば、間違っている時もあると言う「当たり前の事実」にたどり着きます。

 

つまり、

自分の弱さを認め、受け入れる必要があります。

そして、

自分の弱さを認めた人が、人の弱さをも認められるようになるのです。

(相手の個性の幅を「受け入れる」ことができるようになるのです。)

 

「自分がルール」では、それは不可能です。

「自分を越えたルール」があり、

自分はできる時もできない時もあるのだ、と謙虚に認めることから始まるのです。

(それは、相手もできる時もあれば、できない時もあると「受け入れる」ことにつながります。)

 

イエス様を信じ、見えない創造主を信じる、と言うことは、

「自分を越えたルール」があることを受け入れることです。

そして、イエス様を信じると、

「私を造られた創造主は、私を愛しておられ、私の失敗を助けてくださる」、

そのことを体験できるのです。

 

創造主を知り、体験すると、

本当の自分を知ることができる(受け入れることができる)ようになります。

(そして、人も受け入れることができるようになります。)

 

それは、とても楽な生き方です。

「自分が正しく、神のようになれなければいけない」という考え(偶像)は、疲れます。

早く捨て去った方が良いのです。

 

自分の身を守るために(自己保身で)、間違った判断をしないために、

①自分が「いつも正しい」と思わない。

②自分を「いつも安全な場所」に置こうとしない。

③人の個性を「間違い」だと決めつけない。

 

そのためは、「自分の正しさ」を一旦捨て、

自分を越えた正しさ(創造主)を受け入れることが最善です。

(バランスが取れるようになります)

 

祝福をお祈りしています。

 

伝道者の書7章16節

「あなたは正しすぎてはならない。知恵がありすぎてはならない。なぜあなたは自分を滅ぼそうとするのか。」

 

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