「自分を正しいと思いたい人」
皆さんの周りにもおられると思います。皆さんご自身がそう言う傾向があるかもしれません。
実は、私もそういう人でした。
①批判を聞きたくない。
②批判されると、感情的に反発してしまう。
③感情によって、「真実」が見えなくなる。
その問題点と、その課題を乗り越える方法を考えていきます。
①批判を聞きたくない。
「自分を良い人と思いたい」
「自分は正しい人だと思いたい」
そういう気持ちが強すぎると、「演技」をし始めます。
24時間正しく生きることは、人間には不可能です。
行動はごまかせても、心の中は「いつも正しく生きる」ことはできません。できないのです。
しかし、それでも「良い人、正しい人」でいようとすると無理が起こります。
「理想と現実」が遊離するのです。
すると「現実の酷い心」は無視して、「良い人」を演ずるのです。
(時々、「演技を本当の自分」と思い込もうとする人がいます。昔の私がそうでした。)
(どう乗り越えたかは、後で語ります。)
本題に戻ります。
「自分を正しい」と思い追い込みたいので、
「批判を聞きたくない」のです。
批判を受け入れると、演技している「化けの皮」が剥がされます。
いやそれ以前に、「自分自身が問題点を受け入れていない」ので、
「批判を直視」できないのです。
②批判されると、感情的に反発してしまう。
ですから、「感情的に反発」します。
理性的な人でも、自分のことを批判されると、イラっときます。
それが「当たっているほど」イラつくのです。
(イラつく自分を「認めようとしない」かもしれません)
③感情によって、「真実」が見えなくなる。
感情は理性とは違います。
嫌いなモノは、嫌いなのです。
一旦「嫌い、嫌だ」という感情に囚われてしまうと、
(まさに、囚われるという表現が適切です。)
抜けられません。
その「フィルター(メガネ)」で見るようになります。
いくら理性的に正しくても、
「したくない」「みたくない」のです。
そういう感情のスイッチを入れ続けていると、
その悪感情によって、
「真実が見えなくなる」のです。
(見たいものだけを見るようになります。仮に自分の身に不幸を招いても、、、です。)
だから、
「自分を良い人だと思いたい人」
「正しい人だと思いたい人」
は、厄介です。
そう思えば思うほど、「健全な批判も聞きたくない心理」が働きます。
結果、独り善がりな、一見正しいように見えて、
「評価されたいだけのエゴイスト」になってしまうのです。
リーダーが、良い人と思われたいと、
その組織は不幸です。
「人の話は聞いている」ようで、結局は「自己保身だけで何もできない人」となってしまうのです。
人のことが気になって、決断できません。
自分が正しいというのは、「幻想」です。
そこから離れないと、冷静な判断ができないのです。
「自己保身から離れる」には、「それ以上の崇高な目標」が必要です。
「単なる良い人」を卒業するにも、自分が投入できる「高次の価値観」が必要です。
私は、創造主を信じ、その価値観を知ることによって、
(創造主の光で「自分の本当の姿」を知り、受け入れることができたことによって)
自己保身から、卒業することができました。
箴言21章2節
「人は自分の道はみな正しいと思う。しかし主は人の心の値うちをはかられる。」
次回、もう少し論を進めていきます。
祝福をお祈りしています。
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