人生相談〜聖書、イエス様を信じる立場から

世界のベストセラー聖書の価値観から、生きるを考えます!(モノの見方が変わると、とても楽になります)

【コラム】混乱の世の中を生きていくために。

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新型コロナの影響で、再び非常事態宣言がいくつかの都府県で発令されました。

医療崩壊が叫ばれる中、政府は十分な対応ができずにいます。

政府は、コロナを第2類から第5類への変更を検討しているようですが、様々な事情もあり、実現へとは至っていません。

コロナは、「正しく恐れ、対処すること」が大切です。

マスコミを単純に批判したくはないですが、視聴率を意識した報道が度々見られます。(批判だけの意見、増えている部分だけを放送する等々)

今は、「大手マスコミだから信頼できるという」時代ではないようです。

先日も近所の年配の方が、「テレビを見ていると気持ちが暗くなる」と言っていました。

大手マスコミ情報を一方的に受け取るのではなく、自分から情報を集取し、比較しながら、自分の頭で、健全な情報を得ていく必要があります。

インターネットをその気になって検索すれば、政府の公式サイトや専門家の記事やYouTube等での情報が、簡単に手に入ります。

判断は、「情報がすべて」です。それも、噂や伝聞ではなく「一次情報の収集」が重要です。

世界情勢の情報を見ても、大手マスコミの情報は悲しいほどの偏りがあることに気がつきます。

今回は、「混乱の世の中」であっても「前向きに生きる」ために、四つのことを考えていきます。

しばらくご一緒にお付き合い下さい。

 

①「健全な情報」を収集し、間違った情報(デマや情報操作)を見分けること。

②「人としての常識」を見失わないこと。

③「現実を受け入れる強さ」を持つこと。

④「励まし合う仲間」を持つこと。

 

①「健全な情報(価値観)」を収集し、間違った情報(デマや情報操作)を見分けること。

判断は、情報がすべてです。

正しい情報を得れば、正しい判断ができる可能性が高くなります。

その情報は、先ほども書いたように「一次情報」を集めることが大切です。

一次情報とは、最初の発信者の情報です。研究者、当事者、直接見た人等が当たります。

二次情報、三次情報になると、それを聞いた(知った人)の伝聞情報ですから、悪気はなくても、デマである可能性が高くなるのです。

 

②「人としての常識」を見失わないこと。

健全な情報の中で、人としての「健全な価値観」を持つための情報は、特に大切です。

 

過激な思想を持つ人々は、すべての伝統を破壊して、新しい価値観を作るべきだと考えています。

新しい世界建設のためには、「暴力も嘘も」正当化されるという極端な思想です。

その人たちは、「とても美しい言葉」を使うことが多いのです。

「平等な世界を作るために、現体制を破壊して、新世界を作ろう」と、人々に勧めるのです。

しかし考えてみて下さい。新しい体制もしばらくすれば、古い体制になります。

所詮、不完全な人間のすること、どこかで「ズルさ、や嘘」が混ざるはずです。

(私は、綺麗事だけを言う人を信用しません。人間はもっとドロドロしているからです)

 

私は、歴史を通じて残っている普遍的価値観を大切にしています。

私が一番大切にしている考え方は、旧約聖書にある「モーセの十戒」(出エジプト記、旧約聖書)です。

特に後半の人間関係の部分は、いつの時代にも変わらない「真理」だと信じています。

 

第五戒 両親を敬うこと。(これ人間関係の土台、幸せ(祝福)の入り口)

第六戒 人を殺してはいけない。

第七戒 姦淫(性的な不品行)はいけない。

第八戒 盗んではいけない。

第九戒 偽証をしては(嘘をついては)いけない。

第十戒 他人の財産を羨んで(権利がないのに)奪って(貪って)はならない。

 

これらは、人として生きる上で、普遍的な価値観「ものさし」だと思います。

いくら「きれいな言葉」でも、行き着く先が「ものさしの反するもの」であるならば、注意する(警戒する)必要があるのです。

 

ですから、「親子を分断する」ような考え方は、おかしいと考えるべきです。

暴動で、「人の財産を奪うこと」は犯罪です。

「嘘」をついて、権力を奪い取ることも犯罪です。

殺人も姦淫も盗みも、どんな理由をつけても、正当化はできません。

 

歴史と伝統を疎かにすることは、先人の知恵を無視することです。

自分は、彼らよりも優れているという「高慢」につながる危険な考えなのです。

(これらの罪を犯したならば、「刈り取り」があることを肝に銘じるべきです)

「人としての常識」を守るべきなのです。

 

③現実を受け入れる強さを持つこと。

デマを信じる心理は、自分の願う通りの情報を信じたいという人間心理からきています。

 

人間は、無意識に「自分の考え」を証明したいと願っています。

そのため、人は「デマに飛びつく」ことがあるのです。

ですから、「一次情報」、「正確な情報」が大切です。

そしてもっと大切なのは、「その現実」を「受け止める強さ」を持つことです。

 

自分の意に反する結果でも、「客観的情報」があるならば、誠実に受け取るのです。

「ごまかし」の誘惑を避けましょう。

その誘惑に乗ると後が、大変です。

すぐに方向転換した方が、ダメージが少ないのです。

一次的に保留(先送り)にすることは、知恵ですが、リスクを無視して「逃げ切ろう」とすることは、危険な考えです。

 

しかし希望通りでない時に、私たちは「失望」します。

「失望しない考え方」を持つことが必要です。

 

現状や環境を達観できる「知恵の言葉」が必要です。

また歴史から学ぶことも大切です。

私は、「聖書の言葉」から、「知恵」を頂いています。


箴言(旧約聖書、ソロモンの言葉)
3:5 心を尽くして【主】に拠り頼め。自分の悟りにたよるな。
3:6 あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。
3:7 自分を知恵のある者と思うな。【主】を恐れて、悪から離れよ。

 

これを読まれているあなたは、失望しそうな時に、支えになる言葉を持っておられるでしょうか。

現実は、思い通りにいくことは少ないものです。

しかしそれでも私たちは、生きていかねばなりません。

 

ですから、苦しみの時、失望の時に「乗り越える」ための「力になる言葉」を、いくつか持つことをお勧めします。

 

私たちは失望の中でも、

できるだけ正しい判断をして、今よりもさらに素晴らしい現実を期待しつつ、進まなければならないのです。

あきらめてはいけないのです。あきらめたならば、すべてがとまってしまいます。

そしてそのことは「悪の思うつぼ」なのです。

 

良い考え方(思想・哲学)を持つことは大切です。それによって「良い悪い」が判断できます。

しかし人間はそれだけでは支えられないのです。

 

 ④励まし合う仲間を持つこと。

先ほどから何度も書いているように、

残念ながら、現実の世の中は、いつも正しいことだけがある訳ではありません。

闇の勢力があり、むしろ不信や不幸があふれているのです。

ですから、悪い情報を集めれば集めるほど、気持ちが暗くなります。

 

しかし、私たちは前に向かって進まなければなりません。(その気持ちがわかなければ、落ちてしまいます)

そして、もしあなたに「励まし合う仲間」がいたならば、苦しみの中でも乗り越えていく力が与えられるのです。


Ⅰテサロニケ(新約聖書)
5:11 ですから、あなたがたは、今しているとおり、互いに励まし合い、互いに徳を高め合いなさい。

 

これは使徒パウロの言葉です。彼の実感だったと思います。

今の時代、苦しみと混乱の中では、

やはり同じ価値観を共有している者同士が、励まし合うことは大変力になると思います。

 

いつも正確な情報を収集しましょう。

人として大切なことを、見失わないようにしましょう。

辛くても、現実を受け入れましょう。

そして、励まし合いながら、希望に向かって一歩ずつ進みましょう。

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「苦しみ」の中で、「希望」を握って、「精一杯」歩んでいる「すべての方々」に、

神様の素晴らしい助けと導きがありますように、

祝福をお祈りしています。 

 

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いつも喜ぶことは、本当にできるのですか?

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聖書に「いつも喜んでいなさい。」とありますが、苦しい時に喜ぶことは難しいのではないでしょうか。喜べない時に喜ぶのは、偽善のように思えるのですが…。

 

 

ご質問をありがとうございます。

誠実なご意見だと思います。

喜べない時に、「喜ぶように」と勧めるのは、正直な心を「偽らなければならない」ように感じることは、当然な気持ちだと思います。

 

「いつも喜んで生きること」は、確かに素晴らしい生き方ですが、それが「演技」であるならば、とても虚しいことです。ある人はそれを見てガッカリするでしょう。

「本当に喜んで生きる」ために、二つのポイントを考えていきたいと思います。

しばらくご一緒にお付き合い下さい。

 

今回は、以下の二点です。

①「喜ぶ」から「笑うことができる」のか、「笑う」から「喜べる」のかを考える。

②「良い言葉」を「心に植えること」の力。

 

①「喜ぶ」から「笑うことができる」のか、「笑う」から「喜べる」のか。

以前ブログで書いた、先輩のお話です。

その方が老人ホームでお話をする時、いつも最初に皆で声を合わせて「ワッハッハ」と笑わせるそうです。

「さあ、みんなでワッハッハと笑いましょう。笑うと身体から良い物質が出て、健康になります。免疫力がアップして、風邪をひいてもすぐ治ります。免疫力アップはコロナ対策にもなります……」

そう言って、半ば無理矢理に「ワッハッハ」と笑わせるそうです。

すると渋い顔をしていたおじいちゃんおばあちゃんも、穏やかな顔になり、話をよく聞いてくれるようになるそうです。

 

私もこの話を思い出す時、人がいない場所で(変な人だと思われないように)、小さな声で「笑ってみる」ことがあります。

確かに、心がスッキリして、気分が変わります。

(一度、試しにやってみて下さい)

 

行動療法という治療法があります。

心と身体は影響しているので、行動を変えると、気持ちにも影響があるのです。

 

榎本恵牧師の ブログの中に、こんな話がありました。

ある先輩が、会社の研修で「お客様に笑顔を向けることは大切です」と話した時、

一人の女性社員が手を挙げ、

語気強く「作り笑いは、かえって失礼なのではないでしょうか」と言ったそうです。

会場は凍りつきました。

するとその先輩は、穏やかに、

「いつも笑顔でいると、心もついてくるものですよ。一度やってみてください」

と優しく答えたそうです。

 

実際、そんなものだと思います。

これも、試してみる価値はあると思うのです。

 

「喜ぶ」から「笑うことができる」のか、「笑う」から「喜べる」のかを考えてきましたが、

人は、「形から入って」も、「心に影響」を与えることができるものです。

 

もう少し深めていきます。

しかしながら、質問者さんが言われるように、

もし「形だけ」で、「ずっと」心が伴っていなければ、

「喜び、感謝」(の演技をし続けること)は、虚しいことです。

 

私は、「人の心」は、イソップ寓話の「北風と太陽」のようなものだと思っています。

北風で寒い時には、マントを離さなくても、太陽が出て暑くなると、自然とマントを脱ぐようになるのです。

つまり、強引でも「笑ったり、笑顔になること」によって、「心の周りの空気」を一瞬でも、温めることができたならば、

そのことによって、こわばった緊張が緩み「心自体」も穏やかになるのです。

 

最後に、最も大切なポイントをお語りします。

 

②「良い言葉」を「心に植えること」の力。

言葉には、力があります。(言霊と言われるほどです)

 

こんな話を聞いたことがあります。

小さな女の子が、「カタツムリ」を手に乗せて遊んでいたそうです。

するとその近くに、殻がない「よく似た生き物」がいました。(ナメクジです)

女の子は大声で、「お家がないカタツムリだ!」と言って、手に乗せて遊び始めました。

 

それを見ていたお母さんが、ナメクジを見つけるなり、

「きゃー、ナメクジ」と言って、手からナメクジを払い落としたのです。

女の子はそれ以降、ナメクジを見ると「きゃーナメクジ」と言って逃げるようになったのです。

 

これは、どういうことでしょうか。

どうして、こういうことが起きたのでしょうか。

 

お母さんの「恐怖心」が「きゃーナメクジ」という言葉によって、

女の子の心に移ってしまったのです。

 

別の話をします。(逆の話です)

お母さんが、「きれいな花ね」と言って、感動して、その花を女の子に渡します。

するとその女の子は「きれいな花ね」と言って、その感動を受け取るのです。

 

言葉には、力があります。

(心を開いている時に)

「ある言葉」が語られることを通じて、「ある感情や価値観(心の動かし方)」が、

ビデオや写真のように、別の人の心に「コピー」されるのです。

 

ですから、(いつも信じ、心を開いている)、「小さい時の体験」は強烈です。

柔らかな心に、たくさんの「言葉」によって「様々な価値観」が、移されていくのです。

 

「いつも喜んでいなさい」

これは、「言葉」です。

もし、この「良い言葉」を通じて、その「価値観」が、

あなたの「心の真ん中」に「移される」ならば、

あなたは「喜ぶことができる人」に変えられるのです。

 

とても単純なことです。

心の真ん中に「喜びなさい」という言葉を「収める」だけです。

すると「その価値観」を通じて、すべてを見ることができるようになるのです。

 

それが「感謝のメガネ」という考え方です。

「不満のメガネ」を脱ぎ捨てて、「感謝のメガネ」で見るようにすると、

いつも「感謝」で考えるようになるのです。

 

では、喜べない時に、どの様にしたら良いのでしょうか。

その答えは、「喜べない」時にこそ、「喜びなさいという言葉」を心に植えることが重要です。

 

私がクリスチャンになった20代に、こんなことがありました。

当時、中学の教員をしながら、小学校免許を通信教育で取ろうとしていました。

仕事をしながら、レポートを書き、定期的にスクールングを受けました。

一日、2、3時間の睡眠時間が続いた頃、心も身体もボロボロで、体力の限界を越えていました。

そんな時、あるキリスト教の集会に参加したのです。

それは、「感謝する」と「人生が変わる」という、マーリンキャロザース師(実はとても有名な方)のお話でした。

たくさんの絶望的な環境の人々が、「感謝する」というその単純な選択によって、

「不思議な奇跡」を体験したというお話でした。

私は、そのお話を聞きながら考えました。

「こんな限界にきている、自分の今を『感謝』できたら、『いつでも感謝できる』のではないだろうか」

そして、心の中で神様に「今の状況を感謝します」と何度も繰り返し祈ったのです。

その後、なんだか心の中が軽くなったのを感じました。

(私の心が「感謝のメガネ」に変わった瞬間でした)

 

次の日です。

職場で、上司から、「あれ、どうしたの今日は気分が良いみたいだね」と言われたのです。

よく話を聞いてみると、昨日まで死んだような暗い顔をしていたとのことでした。

(死んだような顔って、どんな顔なんだ、と心の中で突っ込んでしまいましたが)

確かに、前の夜、睡眠時間が短い割にぐっすり眠れましたし、

頭もスッキリとしていて、心の中から力が湧き上がるような気分でした。

 

どん底で「感謝する」と、こんなに気分が違うんだ、と驚いた体験でした。

聖書の言葉です。

1テサロニケ(新約聖書)

5:16いつも喜んでいなさい。17絶えず祈りなさい。18すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・ イエスにあって、神があなたがたに求めておられることである。

 

クリスチャンは、この言葉を「神様からの言葉」として、「どんな時」も自分の心に受け止めようとしています。

素直に「その言葉」を受け止め、その背後の「価値観」を心に収め続けるです。

 

「感謝のメガネ」で生きるには、「信じる心」と「受けとめる(収める)努力」が必要です。

「感謝」を「バカにしていると」その言葉の背後の「素晴らしい力」を受け取れません。

「信じる心」と「受けとめる(収める)力」が必要なのです。

(苦しい時にその決断ができれば、それに相当する効果と恵みがあります)

 

「感謝すること」だけでなく、

良い言葉、すなわち質問者さんが知っておられる金言などを、思い巡らすことも、同じ効果があると思います。

「良い言葉」を信じ、「心に収める」のです。

 

ぜひやってみて下さい。

「良い言葉」をたくさん見つけて下さい。

そして、単純に、黙々と「その言葉の力」を信じて、「心に収めて」みて下さい。

きっと、始めた直後から、あなたの人生が変わっていくと信じます。

 

「感謝すること」のヒントをつかむことができましたか?

祝福をお祈りしています。

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【コラム】悪を悪として認識すること。一年の始めに、心のメンテナンスを。その3

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世界情勢、特にアメリカ情勢が慌ただしくなっています。

混乱があっても最終的には、正義と平和的解決を願いますが、悪に対しては、しっかりとした視点を持たなければならないと思わされます。

 

今回は「悪を悪として認識すること」というテーマで考えていきます。

①悪には「パターン」があるということ。

②「親しい人」や「権威ある力」からの考え(価値観)であっても、悪ならば「悪として認識」しなければならないこと。

③動く時には、TPOがあること。

 

①悪には「パターン」があるということ。

「あの人言うことは綺麗だけれど、腹の中は分からない」

「言っていることは立派だけれど、やっていることは信用ならない」

そういうタイプの人が身近にいると、大変です。

 

「偽金」を見つけるには、「本物のお金」に触れ続けることが大切と言われますが、

「精巧な偽金」を発見するには、「偽金の特徴」をインプットして、識別すると言われています。

善と悪の戦いは、「情報戦」です。

どんなやり方で人を騙そうとするのかの「悪のパターン」を知ることができると、悪を見極め易いのです。

 

a悪は、「一部の情報だけ」を語ります。

悪は、一部だけを切り取って、一方的な情報を流します。そして自分はすべて知っているかのように振る舞います。そして相手を信用させ、自分の価値観を押し付けるのす。

(結果的に、バレなければ嘘を平気でつきます)

 

b悪の価値観は、「憎しみ」であり、「分断」です。

悪の主張を聞くと、最初は、素晴らしく理想的に聞こえます。しかし後に、攻撃的な言動、分断や不信が生まれます。

 

c悪が主権を握ると、「恐怖政治」が始まります。

一旦、悪の支配に入ると、従う者には蜜を、従わない者には徹底的な攻撃が始まります。

「従わない者への攻撃」を見ている者たちは、その恐怖から権威者に従順になります。

そして生き残るために「これでいいのだ」と思うようになるのです。

 

よくドラマで描かれる、ママ友クループの「イジメ」のようなものです。

その輪の中で生き残るために、強い者と一緒に弱者をいじめ、それを正当化するようになります。(刷り込まれていくのです)

 

香港の民主派53人が、アメリカの混乱に乗じ、1月6日に逮捕されました。

香港国家安全維持法(2020年6月成立)に違反し、政権転覆を計画したという容疑です。昨年8月に民主派が行った、予備選の参加(参加だけです)がその理由だとなっていますが、なぜ半年後の今になって大量逮捕を香港警察がしたのか。どう考えても民主派勢力の一掃をねらった、中国共産党政府(CCP)の計画が露骨に見えてきます。

 

ママ友の「イジメ」と同じ構図が、ここにあります。

最初は善人にように振舞っても、一旦、人心を握り実権を持つと、恐怖政治が始まるのです。(香港だけでなく、カンボジアのポルポト政権、北朝鮮もその実例です)

 

②「親しい人」や「権威ある力」からの価値観あっても、悪ならば「悪として認識」しなければならないこと。

 

国際政治学者の藤井厳喜氏が、ジョージ・オーウェル原作の「1984年」を解説しています。(「1984年」はもしイギリスが共産主義国家になったとしたらその行き着く先、というテーマでオーウェルが書いた架空の物語です)

 

その解説で、藤井氏は「二重思考」について説明しています。

「1+1=2」が正解なのに、

尊敬する人が、みんなのためにということで、「1+1=3」と主張し、マスコミも答えは「3」だと宣伝し続けると、

本当の答えは「2」だと知っていながら、

「1+1=3」と考えた方が、みんなが幸せになると刷り込まれて、

いつの間にか、答えの「3」が正解になるというものです。

 

現在の状況を考えると、危機意識を持たされます。

一部(あえて一部と書きます)のマスコミのコロナ報道、中国旅行者やインパウンドの報道、中国の人権迫害の報道、アメリカ報道・・・、大手のマスコミと、専門的に調べ発信している情報では、びっくりするほどの違いがあることを感じるのです。

(もちろん、陰謀論と一般に言われる類の情報には、裏を取る等の細心の注意は必要ですし、他の複数の情報を比較して、本当に正しいものを見極めることは必要です)

 

今の時代は、素晴らしい時代です。世界中の最新情報が、ネットを通じてリアルタイムで伝わる時代です。(それらを集め、できるだけ正確に発信しようとしておられる方々もおられます)しかしそれと明らかに違う情報が、一般に「1+1=3」のように伝えられている現実も「確かにある」のです。

 

今の時代は、自分の頭で考え、自分自身で情報を見つけていかないと、「1984年」の本のように、情報操作をされることがあり得ます。

(かつて、第二次世界大戦中の日本では、そのような情報操作が起こっていました。)

 

皆が権力への忖度をして、おかしいと思いながら、「3」が正しいという世界にならないことを願っています。(日本人は。同調意識が強いので、一旦そのような状況になると恐ろしいと思います)

 

③動く時には、TPOがあること。

聖書には「すべてのことには時がある」と書かれています。

 

伝道者の書(旧約聖書)
3:1 天の下では、何事にも定まった時期があり、すべての営みには時がある。
3:2 生まれるのに時があり、死ぬのに時がある。植えるのに時があり、植えた物を引き抜くのに時がある。・・・・

3:7 引き裂くのに時があり、縫い合わせるのに時がある。黙っているのに時があり、話をするのに時がある。
3:8 愛するのに時があり、憎むのに時がある。戦うのに時があり、和睦するのに時がある。

 

「戦う」のに時があり、「和睦する」のに時があるのです。

 

自分の衝動に任せて、状況を考えずに、無策で戦いに出るほど、愚かなことはありません。

戦うならば、「しっかりと作戦を練ってから」始めるべきです。

 

正義のため、平和のため(狂信的な集団の自己実現のためではありません)

人々の自由のためであっても、

「綿密な計画」が必要です。

(悪の策略に負けないための計画です)

 

事実を確実に情報収集し、分析し、仲間と協力し、時を待つのです。

 

非合法の戦いは、いけません。

「聖書は上からの権威を尊重するように」と書いています。(ロマ13章)

「現在の法律(憲法)」にのっとって、大義により粛々と物事を進めていくのです。

 

2021年は、激動の年になると思われますが、

「悪を悪と認識」し、「悪を退け」、「悪と戦う者」の上に、

必ず助けがあると信じています。

 

この地が「平和」で満ちますように、心からお祈りをしています。

 

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【コラム】一年の始めに、心のメンテナンスを。その2「感謝のメガネ」

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今回は、「感謝すること」を取り上げたいと思います。

 

皆さんの身近な人が、「あなたの為」に、流し場の食器を洗ってくれたとします。

しかし、ゴミが残っていました。

その時「あなたの心」は、どう「感じる」でしょうか。

(「あなたの心」は、自然にどう動くでしょうか)

考えてみてください。

 

「洗ってくれてありがとう」と思うか。

それとも「ゴミも捨てておいたら良いのに」と思うか、です。

 

きっちりしている人は、洗い方にも「流儀」があります。

その「流儀」から外れた仕事を見た時、どう「感じる」かです。

 

「感じる」ことは、理屈ではありません。

「感じる」時には、自然にそうなります。

 

正直、私自身、自分のやり方でない方法をされた時、「イラッ」とすることがあります。

先日もこんなことがありました。

夕食に生麺でラーメンを作りました。

麺は市販のものを買いましたが、スープは天理スタミナラーメンのような、豚肉と白菜ベースのニンニクの効いたスープを自作しました。

ガスのレンジには、左に麺を煮る用の大鍋、右にスープの入った鍋を置き、どちらも弱火で温めて置きました。

味は好評でした。

用事があったので、子どもに「お代わりは、生麺がテーブルにあるので、鍋で茹でて食べてね」と言って席を離れ、10数分後に戻ってくると、生麺が全部鍋に入っていました。それも、苦労して作った「スープの鍋」にです。正直、イラっとしました。

 

理屈は、分かります。美味しかったので、たくさんお代わりをしたい、ということだったのでしょう。よく冷凍うどんや冷凍蕎麦を食べさせていたので、生麺というものがどういうものか、分からなかったようです。(後でそう主張していました) 悪気はなかったのは分かります。

 

しかし正直、イラっとした感情は、否定できませんでした。

(おいおい。生麺は沸騰したお湯で茹でるのは、常識だろう)(スープの味がまずくなるじゃないか)

言葉を選んで、「左のお湯の鍋で茹でて欲しかった。   これは生麺だから」と冷静に言いました。

そして苛立ちを抑えて、麺をお湯の鍋に移しました。(まだほとんど生だったことが幸いでした)

結果、美味しい美味しいと言って、全部食べてくれました。

 

自分と相手の「考え」は、違います。

しかし、それぞれが「その考え」によって「自分の感情を持っています。(感情は否定できません)

 

「自分の感情を持つ」ことは、自然なことですが、「相手を攻撃する言葉を出す」のは注意が必要です。(相手の気持ちや状況が分からずに、負の反応をすると、意図せず人を傷つけ、人間関係を損なうことがありますから)

 

私は、「感謝のメガネ」で、周りを見ると、自分の感情は持ちつつも、ワンクッションを持つことができるような気がします。相手の考えや感情を見る「ゆとり(余裕)」ができるのです。

 

喜んで食べてくれて感謝。

一緒に食べることができて感謝。

 

その様な「感謝の心」で接すると、

私が一番大切にしていることは、「家族とのつながり(楽しい交わり)」であって、

自分の考え(料理)を押し付けることではないことが、分かってきます。

 

そして意識して「感謝のメガネ」で見る時に、そのことが結果として実現するのです。

(最初は、練習が必要ですが、慣れると無意識となります)

 

冒頭の質問に戻ります。

 

あなたは、身近な人が、食器を洗ってくれた時、しかし「あなたの意に反して」ゴミが残っていた場合、どんな気持ちになりますか?

 

「感謝のメガネ」で周りを見ると、「感謝できること」が見えてきます。そして「相手の事情や気持ち」を受け取る余裕ができるのです。

しかし「不満のメガネ」「自己義のメガネ」で周りを見ると、人の欠点やアラが見えて、「人を攻撃したく」なります。

 

自分の心がけ、(つけるメガネ次第で)、最初の感情は止められませんが、その後の感情や、語る言葉や行動も、コントロールすることができるのです。

 

人は「一人」では生きていません。「周りの人との協力」で生きています。

「感謝のメガネ」を使って周りを見ることが、人間関係の「潤滑油」になると信じています。

 

一年の始め、「感謝のメガネ」を使って生きていくことを、心がけてみませんか。

きっとあなたの人間関係の良いスキルになると信じます。

 

聖書の言葉です。

1テサロニケ(新約聖書)

5:16いつも喜んでいなさい。17絶えず祈りなさい。18すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・ イエスにあって、神があなたがたに求めておられることである。

 

「感謝のメガネ」で、周りを見ることは、スローガンや掛け声ではありません。

(スローガンでは、実際には使えません)

いつもそのように見て、考えて、生きることです。

生活化するには、少しの練習が必要ですが、その方法については、次回以降にまとめたいと考えています。

 

一年の始めの、祝福をお祈りしています。

 

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【コラム】歴史をつくる人(大義の大切さ)

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今回は、「大義の大切さ」に焦点を当てて考えていきます。

そして「大義を果たす」者が、歴史をつくること。

しかし邪悪な存在は、人々を失望させ、諦めさせ、「悪のなすがままに」させようとすること。

そのため「諦めてはいけない」ということを強調したいと考えています。

 

今回のポイントは、3つです。

①人は「大義」が無ければ動かないこと。

②その大義が「本当に正しいか」を「絶えず吟味する必要」があること。

③健在な大義を「実現する」為には、逆境に対して「諦めてはいけない」こと。

 

①人は「大義」が無ければ動かないこと。

人は「大義」が無ければ人が動きません。その最たる例が、選挙運動です。

候補者は、自分の「大義(公約)」を主張します。有権者は、その言葉を信用して、票を投じるのです。

しかし、本当の評価は、次の選挙の時に明らかになります。

その「大義(公約)」をどこまで実現したかで、有権者は同じ人に投票するか、別の人に投票するかを自由に選択できます。

ですから、候補者の実績情報は、「正しく伝えられる」ことが基本ですし、投じられた票は、公正にカウントされることが最低条件です。しかし、もし候補者の情報操作があったり、投票が改ざんされた場合、有権者は大きな怒りを感じます。それは、民主主義の根幹を否定することだからです。

 

しかし歴史上、自由が踏みにじられることが起きています。

香港の民主活動家が、逮捕されている事実に、自由を尊重する多くの人々は悲しんでいます。

「どうしてこんなことが」と思える状況が、現実に起きているのです。

 

②その大義が「本当に正しいか」を「絶えず吟味する必要」があること。

しかし人は、よく嘘をつきます。

人は目的の為には、「情報を操作する」ことがあるのです。

自分の押し切りたいことを通す為に、「情報の一部だけ」を語るのです。

そして「自分の主義主張」を「あたかも正しいもの」のように正当化するのです。

 

その嘘をチェックするためには、「正しい情報」と「時間の経過」が必要です。

(残念ながら、すぐ見分けられないことが多いのです)

しかしどれだけ隠そうとしても、時間と共に、(必ず)「正しい情報」が明らかになります。

 

そして、事実を突きつけられた時、その時の反応で、その人が「真実を求める人」か「自分の利益の為に情報を操作する者」かが、明らかになるのです。

「都合の悪い真実でも受け止める」のか、

「都合の悪い真実を無視し、消し去ろうとする」のかで、その人の「人間性」や「考え方」が分かります。

前者ならば、「真実を求める人」で、後者ならば、「情報を操作をする者」です。

その時は分からなくても、時間の経過と共に、

その人が「信用できる」か、「信用できないか」、が明らかになるのです。

 

③健在な大義を「実現する」為には、「諦めてはいけない」こと。

現在起きている、アメリカ大統領選挙の問題の根は、ここにあります。

「正義や憲法」を大切にする立場と、

「自分たちの義、利権」を大事にする立場との戦いです。

どうしてこんな明らか証拠を無視できるのだろう、と思えるのですが、

自分たちの利権の為に、「真実」を意図的に無視しているのです。

 

一番恐ろしいことは、正義(大義)を求める人たちが、

「こんなことをしていても何も変わらない」と諦めることです。

ですから、沈滞ムードに流されてはいけません。

理性的に平和的に、「正しいこと」をし続け、真実を語り続け、「大義」を主張し続けることです。

 

悪の勢力は、執念深いのです。

皆さんの周りに、自分の主張を通す為に、自己主張を繰り返し「電話やメールをし続ける人」はいませんか。

「何でこんなに執着するエネルギーがあるんだろう」と首をひねることも多いのですが、そういう人は一定数います。

「自分の義」に執着する人は、自分を正当化する為に、あらゆることをするのです。

しかしそれは、「大義」ではありません。

 

「大義」とは、ヒモにつながる鉄球の、要(カナメ)のようなものです。 

高いところにある「大義」があれば、バランスが取れるのです。

皆が一つにもなれます。

カナメが、人々をつなげるのです。

 

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しかしカナメが、自分自身という人もいます。(このような人が、情報操作をし易いです)

そういう人は、自分でヒモを引っ張り、人をコントロールしようとします。

そして自分の不都合な情報は消去します。そうしないと、バランスが取れないからです。

時には自作自演をして、自分(たち)の素晴らしさを演出します。

 

しかし、時間が経ち、真実が明らかになると、そういう人の矛盾が明らかになていくのです。

 

だから「大義で行動している人」は諦めてはいけません。

策略で陥れられても、批判されようとも、「大義」を持ち続けるのです。

 

何度も書きますが、悪の勢力は、強烈な執着心を持っています。

ですから、「大義を実現する」には、それ以上の「情熱」が必要なのです。

諦めてはいけません。

悪の勢力も「大義」を語ります。大義という言葉で、自分たちの欲望を語っています。

きれいな言葉に騙されてはいけません。

 

健全な情報が必要です。善と悪を整理する、知恵の言葉が必要です。

私は、そのような意味でも、毎日聖書の言葉(価値観)に触れています。

そしてできるだけ正確な情報をつかむことを心がけています。

 

リーダーにこのような「大儀を持つ人」が起こされることも大切ですが、

同じく「大義」でリーダーを支え、「草の根で動く人々」がいて、歴史が作られるのです。

 歴史はリーダーだけではつくれません。「大義」を持った「たくさんの支援者」がいて歴史が動くのです。

 

どんな人も、次の時代をつくる「当事者」です。

家族の歴史、地域の歴史、会社の歴史,、時には世界史に残るような仕事をする人もいます。

それらの「歴史」を、良いものにするか、悪いものにするかは、「私たち自身」にかかっているのです。

 

・・・現在、必死に「大義の実現」のために頑張っておられる方々のために、

祝福をお祈り致します。

共に頑張りましょう!

諦めないで、今できることを黙々と続けていきましょう!

支えられますように!

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【コラム】あなたは、この為に生まれた。

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年の初めです。

仕事始めで仲間と再会し、「明けましておめでとうございます」と言い合った方も、多くおられると思います。

数日の休み明けにもかかわらず、再会はどこか懐かしい感じがします。。。

通常業務に入る前の、新鮮な感覚です。

そして、忙しさの中で「通常の顔」、日常が戻っていくのです。

 

今日は、「あなたは、この為に生まれた」(使命感について)考えたいと思います。

 

アメリカの最年少の下院議員で、マディソン・コーソンという方がいます。ノースカロライナ州選出の現在25歳の方です。

先日、彼の同年代の若者に向けてのスピーチを、YouTubeで見ました。(Harano Times Official Channel、日本語字幕付きです)

彼は事故で車椅子での生活の人物ですが、語る言葉は情熱的でした。

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彼は、今の日和見主義の、年配共和党政治家を憂い、「自分は国のため、正義のために戦う」と語り、20代の若者たちに「一緒に戦おう」と訴えたのです。

 

彼は、聖書のエステルの話に触れました。

そして(エステルと同じように)「自分が生まれたこと、気質、自分の経験は、この戦いの為かもしれない」と語ったのです。

 

ご存知の方もおられると思いますが、旧約聖書のエステル記に登場する、ユダヤ人エステルは、両親が早く亡くなり、叔父モルデガイに育てられました。

彼女はとても優しく美しい娘で、その後、王妃に選ばれました。

しかしハマンという反ユダヤの指導者が、ユダヤ人殺略を計画した時、それを知った叔父から言われるのです。

「あなたが、王妃として王宮に入ったのはこの時の為かもしれない。だからあなたは使命を果たしなさい」

エステルは、命をかけて使命を果たし、最善を努めました。

その結果、ハマンは失脚し(処罰され)、ユダヤ人は守られたのです。

 

マディソン氏はクリスチャンです。国を愛し、憲法を尊重し、正義を大切にする人物です。

そして彼は今、使命感を持って、目の前に立つ「巨悪」と戦おうとしているのです。

 

私たちも、立場が違っても同じです。

一人一人に使命が与えられています。(私はそう信じています)

それが、「目立つ大きなもの」でも、「目立たない小さなもの」でも、

神様は同じ様に「見ておられる」のです。

 

イエス様は、弟子たちに「小さなことに忠実な者は、大きなことにも忠実である」と言われました。

クリスチャンであるマディソン氏は、この言葉を知っているはずです。

彼は今、「目立つところ」に立っていますが、きっと今までの「見えないところ」でも、コツコツと様々な努力と研鑽を積んできたと思うのです。だから、今があるのだと思います。

 

クリスマスに書かせて頂いた「羊飼いの物語」を思い出します。

忘れ去られたような辺境の地、最下層の貧しい人たち。

しかし、天の父なる神様は、そんな「辺境の人々」を忘れませんでした。

「純粋に信じる者」を、忘れずに「見ておられる」のです。

 

「神様に認めてもらう」

普段は、考えないかもしれませんが、

人間の最も奥底に、「神様に見てもらい」「自分の生きている意味を知りたい」「それを果たしたい」

という願望があることを認めます。

 

マズローという学者が、欲求の五段階説という研究をしました。

そして晩年、その上に、六段階目があることを、発見しました。

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 自己超越とは、自己実現欲求を越えたものです。

個人の利益を越えて、同朋や社会のために貢献したいという欲求なのです。

 

クリスチャンの立場、「神様から人間が造られた」という観点で考えてみると、

人間には「自分の生きている意味、役割を果たす」(すなわち「使命を果たす」)という高次の喜び、満足があるのです。

 

親の務めだったり、夫や妻の務めだったり、特別な誰かを助けることだったり、あなたが持っている能力を使っての仕事をしたり・・・

どんな人にも、「その人にしかできない役割」があるのです。(自己実現を越えたものです)(小さなことだと「あなたが」思ったとしても・・・です)

 

その使命(能力)は、見えない存在から「与えられたもの」なのです。

ですから、「使命を果たす」には、そのことを知り、受け止めなければなりません。

そしてその「使命を果たす」には、「準備が必要」です。

 

2021年を「準備の年」としましょう。

そのためにも、しっかりと目を開いて、「あなた自身」に与えられているメッセージを受け取りましょう。

そのためには、聖書に出てくる「羊飼い」のような「純粋な心」と、「真理を愛する情熱」が必要です。(善悪を見極める目、も必要です)

 

 あなたが「その使命」を受け取ることができたならば、小さなことでも、コツコツと準備をするのです。

「誰も評価してくれない」と、寂しくなることがあったとしても・・・、

「こんなことをしていて何になるだろうか」「こんな小さなこと、何の価値があるのだろうか」と虚しさを感じることがあったとしても・・・、

 

「人が見ていないところ」を「見ておられる」存在がいて、その存在はあなたを見て、認めて下さっていることが理解できると、「力がわいてくる」ものです。

 

2021年、それぞれの離れた場所ですが、「一緒に備える気持」で進んでいきましょう。

 

そして「すべきこと」をし続けていきましょう。(戦うべき時には戦うことができますように)

 

あなたに勇気と力が与えられますように・・・、

祝福をお祈りしています。

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 (過去に書いた、使命を果たすことについてのブログを張っておきます)

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【コラム】一年の始めに、心のメンテナンスを。

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明けましておめでとうございます

昨年よりブログを始めましたが、多くの方が読んで下さり、応援して下さりありがとうございました。仕事の関係で不定期にアップしていましたが、アップしない日にも、定期的に読んで下さる方もおられ、大変励まされていました。

今年も、今の時代に沿ったメッセージをお送りしていきたいと願っています。

本年も宜しくお願いします。

 

リンカーンの名言に

「木を切る前に、斧を整えよ」という言葉があります。

「木」を上手に切り倒したいならば、まず「斧の手入れ」をすべきである、という意味の言葉です。

新しい2021年を始めるに当たって、そのことを考えたいと思います。

 

2021年は、ますます激動の年になることが予想されます。

1月6日にアメリカ大統領が、(予定では)正式に決まります。それによって、今後の世界情勢に大きな影響が起きることでしょう。中国情勢等、世界を見て日本も真剣に対応しなければならない時代となっています。

コロナの影響は、まだまだ続いています。首都圏では再度の非常事態宣言が発令されようとしています。正確な情報も流れますが、あおるような情報も流れてくるでしょう。

私たちは、2019年(一昨年)までのような、今まで通りの生活は(残念ながら)できません。

しかし、それでも「穏やかな生活」をしていかなければならないのです。

また「知恵深く」なければ、溢れるような混乱の中で、パニックになってしまいます。

 

ますます、「今の時代」を生きるために「斧を研ぐ」(考え方の準備をする)必要を感じるのです。

 

今回は、二つのことを考えます。

①正しい情報を積極的に集めること。

②落ち込んだ時の対処法。

 

①正しい情報を積極的に集めること

今の時代は、受け身ではなく、自分から積極的に情報を集めていく必要があります。

テレビやニュースも「正しい情報」かどうかを「考えて」、受け止めるかどうかを決めなければいけません。

コロナ情報ならば、政府の正式な情報をチェックし、ワイドショーの情報にあまり一喜一憂しないことです。

きちんとした学者の意見をバランス良く読み、「正しく恐れる(対処する)」ことが大切です。

手洗いうがい、換気や除菌という、できる対処はしつつ、毎日を平穏に生きるための知恵が必要です。

 

大事なことは、多くの方が言っているように「自分の頭で考えること」です。

コロナのことだけでなく、外からやってくるすべての情報を、「考えてから受け入れる」ことが大切です。

歴史から学ぶ必要があります。かつて日本では、「大本営発表」と言って、海外の日本軍の戦いを連戦連勝と嘘をついて、マスコミを通じ、国を挙げて嘘を流した時代がありました。

それによって「イメージ」を作り上げ、世論を戦争推進へと持っていったのです。

同じことが起こらないとは限りません。(人間の愚かさは変わっていないからです)

現在でも、一部の情報は全くニュースにならなかったり、意図的に一部のニュースだけを強調するマスコミがあることを、皆さん気がついていると思うのです。

 

現在は、幸いなことにYouTube等の「個人が発信できる場」があります。

調べる気になれば、どれだけでも裏情報が取れるのです。(良い時代です)

テレビが敢えて放映しない映像が、ネットでは見ることができたりするのです。

 

今の時代、「自分の頭」で考え、情報を集めていくと、

だんだんと「自分の中での基準」ができ、「その基準」が浮かび上がります。

「その基準」を「大切にすること」です。

もしかすると、情報を持っていない人からは、あなたは「変わり者」と思われるかもしれません。

ですから、すぐに人に話す必要はありません。あなたの「頭の中」で情報を「集め続ける」 のです。

集めながら、納得できる「自分の考え」を作り続けることが大切なのです。

(絶えず「新しい真実」を受け取り続ける「柔軟性」は忘れてはいけません)

そして、大事な時に、「自分の考え」で決断することです。

それが、「流されない生き方」です。

 

これは「激動の時代」を生き抜くためには、必要な考え方です。

(後悔しない生き方だと信じています)

 

 

同じことが、心にも言えます。

②落ち込んだ時の対処法。

心も、情報によって左右されます。

どんな情報を受け取るかによって、感情(気分)も変わるのです。

「できていないこと」に目が向けば、「あれもできていない、これも……」

……結果は持ち込むしかありません。

「できていること」に目が向けば、「あれもできた、これもできた……」

その先は感謝が湧き上がるはずです。

 (後でも触れますが、私はこの2つのどちらを選ぶかで、揺れ動く時があります)

 

「どんな基準」で、心に情報を入れるか。

この点も「自分の頭で考えて」積極的に情報を集める(選ぶ)ことが大切なのです。

「流されるまま」の感情は危険です。

「あなたの感情」は、あなたが「責任を持つ」必要があります。

 

「どんな基準」で「情報」を心に取り入れるのかを考える時、

「その基準」を作るための、格言(金言)を読むことは、とても役に立ちます。

格言とは、生きる指針となる、先人たちの言葉です。

 

ドイツの名宰相、ビスマルクの言葉です。

「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」(①で考えたこととも繋がります)

歴史を経て残っている言葉には、力があります。

その力ある言葉を、心の中に「取り入れ」、考え方の「参考にする」のです。

 

私は、聖書の言葉をお勧めします。

聖書は、ヨーロッパ思想の源流であり、過去の歴史を通じて受け継がれてきた確かな書物です。

物事を判断する基準として、(知恵の言葉として)優れています。

 

例えば、聖書にはこんな言葉があります。

「すべてのことが益(プラス)となる」

「神は、乗り越えられない試練は与えられない」

「試練と同時に脱出の道が与えられる」

「求めたら、与えられる」

 

このような格言となる言葉が、聖書には溢れています。

興味があれば、「苦しい時、聖書」「助けが必要な時、聖書」等で検索してみてください。

きっとふさわしい言葉を見つけることができるはずです。

 

私も、多くのクリスチャン同様に、毎日聖書の言葉に触れ続けています。(自分の心を守るためです)

こんなことが数日前にありました。

 

年末年始は家族と楽しく過ごしました。

3日にすべきことがあったため、2日にその準備をしようと考えていました。

ところが、1日夜から頭痛があり、2日は朝も頭が痛く気分が優れませんでした。

2日の目覚めの夢も「自分を責める」もので、目覚めた時から心がブルーになっていました。

こういう時は、よくありません。

「できていないこと」を布団の中で数え始めるのです。

「あれもできていない、これもできていない……自分は一体何をしているのだろうか」その考えが頭の中をぐるぐる回っていました。

自分では「この感情は良くない」と分かっていながらも、抜け出せませんでした。

 

布団の中で「どうしてこんな感情になるのですか。神様」と無意識に祈っていました。

すると、その前日に読んだ「聖書の言葉」が心に浮かんだのです。

それは「罪を治めなければならない」という言葉でした。

創世記にある、カインとアベルの物語です。カインがアベルに嫉妬をして、アベルを殺そうとしている時、その激しい感情の中で、神様はカインに「罪を治めなければならない」と語られたのです。

その言葉を聞いた瞬間、私の心に劇的な変化が起きたのです。

今まで「出来ないこと」に目が向いていたのですが、急に「出来ていること、与えられていること」に目が向いたのです。

そして、自分の数日前のブログを読み直してみました。

「自分の力量越えた内容」が、そこに書かれていました。「こんな文章を書かせて頂いた。こんなたくさんの方々が読んで、クリックして下さっている。本当にありがたい」

心の中にふつふつと、前向きな感謝が湧き上がってきたのです。

「頭は痛いけれど、健康が与えられている。歩けるし仕事もできるし寝たきりでもない。本当に感謝だ」そんな風に考えていると急に、黒雲が晴れるように、心が明るくなったのです。

しばらくすると、頭痛も収まり、午後には3日用の仕事の準備を「前向きな心」で終えることができました。

 

「聖書の言葉」が「私の心」に触れて下さったことによる、素晴らしい恵み(奇跡)でした。

 

落ち込んだ時には、自分の「心の部屋」では、「解決の言葉」が見つからないことがあります。

(隠れている場合もあります)

そんな時、「外から」、「力ある言葉」を見つけ出すのです。(語られるという感覚の時もあるのです)

その「力ある言葉」を、自分の心の中に「迎え入れる」のです。

すると「その言葉の力」によって、「自分の心」が整理され、治めることができるのです。

 

ですから、一番良い方法は、食事をするように定期的に、「良い言葉」を集め続ける(読み続ける)ことなのです。

(いつ気分が落ちても良いように、安全のためです。)

そうすれば、落ち込むことがあっても、すぐに回復できるのです。

 

実は、心の問題も「情報戦」なのです。

悪魔は心の中に「悪い言葉」を投げ入れてくるような時が、あるかもしれません。

私たちは、反射的に受け取ってしまうかもしれません。

しかし、「真理の言葉」にいつも触れていれば、落ち込んだ中でも、その「真理の言葉」によって、悪に気がつき、穴からはい出すことができるのです。

「真理の言葉」によって「悪を治めること」ができるように、助けられるのです。

 

「良い情報」を積極的に集めましょう。そして「良い情報」を心に受け止め続けましょう。

そうすれば、コロナ禍であっても、政治的な混乱下にあっても、

心穏やかに生活することができるのです。

そして「平穏な精神状態」の時に、「あなたの能力」を「最大限に発揮する」ことができるはずです。

 

ニュースを見る時にも、落ち込んだ時にも、

解決のカギは「情報戦」であることを心に留めましょう。

「真理の情報」(良い情報、正しい情報)を積極的に集めれば、「偽りの情報」は退けられるのです。

(逆に言えば、「真理の情報」を積極的に集めなければ、「偽りの情報」が勝手に入ってくるのです。)

これは必要な「生きる知恵」です。

 

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新しい年、お一人一人が、置かれた場所で「知恵深く」生きることができますように。

「否定的な情報」が溢れる中にあっても、

積極的に「希望を見つけ出して」生きることができますように。

 

もう一度先ほどの聖書の言葉を記します。

 

「すべてのことが益(プラス)となる」

「神は、乗り越えられない試練は与えられない」

「試練と同時に脱出の道が与えられる」

「求めたら、与えられる」

 

皆さんの、祝福をお祈り致します。

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